「日本バイクオブザイヤー2019」が決定! 大賞はスーパーカブ C125

掲載日: 2019年12月27日(金) 更新日: 2019年12月27日(金)
カテゴリー: レポート  タグ: , , , ,  
この記事は2019年12月27日当時の情報に基づいて制作されています。

2019年12月19日(木)、一般社団法人日本二輪車文化協会は「第2回 日本バイクオブザイヤー2019」の授賞式をホテルグランドアーク半蔵門にて行った。

日本バイクオブザイヤーは同協会が次の世代に受け継がれるようなバイク文化が身近にある社会をつくることを目指し企画されたもので、その年の人気・機能・デザインなどに優れたバイクをWEBの一般投票と審査委員による投票で決定する。

ここでは2019年の各賞を受賞した車両と授賞式の様子をレポートする。

第2回・日本バイクオブザイヤー2019

開演に先立ち、重要無形文化財総合指定保持者の能楽師、能楽囃子方大倉流 ・大倉正之助さんによる大鼓演奏が行われた。普段からバイクに乗るという大倉さんはこの日も自宅からバイクで会場まで移動。和装も用意していたものの「せっかくバイクの授賞式なので……」と自身のレザージャケットで大鼓を打つ姿が印象的だった。

一般社団法人日本二輪車文化協会・吉田純一会長(上)による開演の挨拶と来賓、選考委員会の紹介が行われ、自由民主党・逢沢一郎議員などから祝辞が述べられた。

では、ここからは「日本バイクオブザイヤー2019」の各賞を受賞したバイクを紹介していこう。

日本バイクオブザイヤー2019大賞 & 原付部門最優秀金賞
HONDA Super Cub C125

日本バイクオブザイヤー2019と原付部門の最優秀金賞をW受賞したHONDA Super Cub C125(ホンダ・スーパーカブC125)。今回、圧倒的な支持を集めての大賞受賞となった。

賞状と盾を受け取ったホンダモーターサイクルジャパン・赤坂正人さん。「投票数が多いということで、たくさんの支持を頂いたことに感謝しております。スーパーカブシリーズが持っているパーソナルコミューターの良いところを、これからもホンダは提案していきたいと思っています。ありがとうございました。」と語った。

原付部門金賞
KAWASAKI Z125 PRO

原付部門金賞
YMAHA TRICTY125

軽二輪部門最優秀金賞
KAWASAKI Ninja250
YAMAHA SEROW

軽二輪部門は同ポイント獲得により最優秀金賞が2車種となった。

小型二輪クラス賞を受賞したKAWASAKI Ninja250(カワサキ・ニンジャ250)。質感の高いボディワークやスポーティなライディングポジション、ライダーが扱いやすい装備が人気だ。

川崎重工業・古橋賢一さんは受賞にあたり「驚いております。ありがとうございます。Ninja250はNinjaシリーズの中では一番排気量の小さい末っ子モデルになります。免許を取りたての方にも、東南アジアでも人気がある車両です。今後ともこのバイクをよろしくお願い致します。」と話した。

小型二輪クラス賞を受賞したYAMAHA SEROW(ヤマハ・セロー)。2020年1月にはファイナルエディションが発売となり、それが最終型となる予定。

登壇したヤマハ発動機販売・早田和正さん。「ありがとうございます。セロー来年で発売から35周年となります。35周年ではありますがセローはファイナルエディションとなります。社内だけでなく多くのお客様に愛され、心に刻まれることになりと思います。まだ販売が終わったわけではありませんので、セローをより多くのお客様に届けていきたいと思います。」と語った。

軽二輪部門金賞
YAMAHA YZF-R25

小型二輪部門最優秀金賞
SUZUKI KATANA

小型二輪クラス賞を受賞したSUZUKI KATANA(スズキ・カタナ)。今年5月に発売となり大きな話題を集めた。

登壇したスズキ・伊藤祐治さん。「KATANAの歴史を少し紹介させてください。1980年ケルンショーで発表し、1982年に初代KATANAが発売になりました。2000年に生産をやめてはいたのですが、19年ぶりに新型が発売となりました。全国に熱いファンの方がいらっしゃって、スズキの社内でも驚くほどでした。今後もこのKATANAブランドを大切に育てていくように活動していきたいと思いますので、応援をお願いしたいと思います。ありがとうございました。」とコメントした。

小型二輪部門金賞
YAMAHA NIKEN

小型二輪部門金賞
KAWASAKI Z900RS

外国車部門賞最優秀金賞
BMW S1000RR

外国車部門賞最優秀金賞を受賞したBMW  S1000RR。初代S1000RRが発売となって10年。新型では軽量化を実現し、新設計の並列4気筒エンジンを搭載した。

BMW・中根智彦さん。「初代S1000RRが出てから10年、フルモデルチェンジとなり、満を持してBMWの最先端テクノロジーを惜しみなく投入したモデルとなっております。これからもBMWは駆け抜け続けますのでよろしくお願い致します。この度はありがとうございました。」と語った。

外国車部門金賞
APRILIA RSV4 1100 Factory

外国車部門賞金賞
BMW Motorrad R1250 GS Adventure

取材協力

一般社団法人日本二輪車文化協会

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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