リリース = 国土交通省
国土交通省では、ヤマハが平成29年2月14日に届け出た、YZF-R25など5車種 計19,907台のリコール情報(3989)を掲載している。
■リコール届出番号/3989
■リコール開始日/平成29年2月15日
■届出者の氏名又は名称/ヤマハ発動機株式会社 代表取締役社長 柳 弘之
■不具合の部位(部品名)
(1)始動装置(イグニッションスイッチ)
(2)燃料装置(燃料タンクのブラケット)
■基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
(1)イグニッションスイッチにおいて、接点板の材質が不適切なため、洗車等によりイグニッションスイッチ内部に浸入した水により接点が腐食することがある。そのため、そのまま使用を続けるとイグニッションスイッチが接触不良となり、最悪の場合、走行中に原動機が停止するおそれがある。
(2)燃料装置において、燃料タンクをフレームに固定するブラケットの取付穴の位置が不適切なため、燃料タンクが正しい位置に取付けられずエンジンからの振動がブラケットを介し燃料タンクに伝わるものがある。そのため、燃料タンクとステーが共振しステーと燃料タンクの溶接部に亀裂が生じ、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。
■改善措置の内容
(1)全車両、イグニッションスイッチサブアッセンブリを対策品と交換する。
(2)全車両、ブラケットを対策品と交換する。
■不具合件数/(1)146件 (2)なし
■事故の有無/(1)なし (2)なし
■発見の動機/(1)市場からの情報による。 (2)海外市場からの情報による。
■自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者:ダイレクトメールで通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・改善実施済車には、車わく(車台番号打刻位置付近)にNo.3989のステッカーを貼付する。
[ お問い合わせ ]
国土交通省
自動車局審査・リコール課
リコール監理室
TEL/03-5253-8111(内線42354)