【ホンダ】NC750XとNC750Sの2016年モデルを発売へ

掲載日: 2016年01月25日(月) 更新日: 2016年01月25日(月)
この記事は2016年1月25日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = 本田技研工業株式会社

ホンダは、NC750X及びNC750Sの2016年モデルの詳細とそれぞれの発売日を発表した。デザインを一新したNC750Xは、LEDヘッドライトやLEDテールランプを採用したほか、異形断面形状の2室構造マフラーの採用やラゲッジボックス容量増、フロントサス変更による乗り心地アップなどが施され、ライダーの感性に訴える「官能性能」を向上させたという。NC750SはX同様の変更が加えられたほか、全車にETCとグリップヒーターが標準装備となる。

NC750X

NC750X/キャンディーアルカディアンレッド

以下リリースより
2016年1月25日

大型スポーツモデル「NC750X」「NC750S」を発売
Hondaは、力強いトルク特性で扱いやすく燃費性能に優れた直列2気筒750ccエンジンを搭載し、すぐれた燃費性能はもとより使い勝手の良いラゲッジ収納などで好評を得ている、「NC750X」を1月26日(火)に発売。また、NC750Xの「デュアル・クラッチ・トランスミッション(以下DCT)」搭載車にETCとグリップヒーターを装着した「Eパッケージタイプ」と、全車にETCとグリップヒーターを標準装備した「NC750S」を2月19日(金)に発売します。

今回、NC750Xはスタイリングを一新させるとともに、快適な走行が体感できる装備とライダーの感性に訴える官能性能を向上させました。装備は、視認性に優れた配光のLEDヘッドライトを採用することで存在感を主張するとともに、導光タイプのポジションランプをヘッドライト輪郭に縁取り個性を演出。さらにLEDテールランプの採用や、ラゲッジボックスの容量拡大により、実用性を向上させた装備にしました。フロントサスペンションに「デュアルベンディングバルブ」を採用し、乗り心地の向上と制動時のノーズダイブを軽減。さらに、リアクッションにはプリロード調整機構を追加し、路面追従性を向上させました。

また、DCT搭載モデルでは、Sモードに3種類のレベルを設定できる機能を追加するなど、DCTの制御をさらに熟成させました。あわせて、心地のよいパルス感を向上させる異形断面マフラーや、防風効果をさらに高めた大型ウインドスクリーンをそれぞれ採用しました。

NC750Sには、全タイプにETCとグリップヒーターを標準装備しました。

NC750X

NC750X(ABS)/キャンディーアルカディアンレッド

NC750X

NC750X(ABS)/マットバリスティックブラックメタリック

NC750X

NC750X(ABS)/グリントウェーブブルーメタリック

NC750X

NC750X(ABS)/パールグレアホワイト

■販売計画台数(国内・年間)
NC750X=2,200台、NC750S=900台

■メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
NC750X、NC750X Type LD 743,040円
NC750X<ABS>、NC750X Type LD<ABS> 793,800円
NC750X デュアル・クラッチ・トランスミッション<ABS>、同Type LD 859,680円
NC750X デュアル・クラッチ・トランスミッション<ABS>Eパッケージ、同Type LD 924,480円

NC750S 690,120円
NC750S ツートーンカラー 706,320円
NC750S<ABS> 740,880円
NC750S<ABS>ツートーンカラー 757,080円
NC750S デュアル・クラッチ・トランスミッション<ABS> 806,760円
NC750S デュアル・クラッチ・トランスミッション<ABS>ツートーンカラー 822,960円

※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません

【NC750Xの主な特長】
■エンジン
力強いトルク特性で扱いやすく燃費性能に優れた、定評の直列2気筒750ccエンジンを搭載。特にDCTは従来のSモードに3つのレベルを選択でき、高めのギアや低めのギアなど、ライダーの嗜好や走行シチュエーションに合わせたシフトチェンジタイミングによる走行を可能としました。さらに、メインスイッチをオフにしても、レベルの設定が記憶され、好みの設定をする手間が省けます。

また、ATモード走行時では坂道の斜度に応じて、坂道の登りや下りの走行時に適正なタイミングの変速を実現しました。

その他、スロットル開閉時の車体挙動を安定させる制御を追加するなど、細部にわたる熟成を図りました。マフラーは、異形断面形状の2室構造に変更することで、鼓動感の良いエキゾーストサウンドを実現しています。

■車体・装備
大型ウインドスクリーンやボリュームのあるサイドカウルをコンパクトなサイドカバーによって際立たせ、アドベンチャーイメージを強調したスタイリングに一新しました。

フロントビューは、LEDヘッドライトを採用し存在感を主張するとともに、ヘッドライトの輪郭を縁取るように、導光タイプのポジションランプを配置することで個性の演出に加え視認性を向上させました。
リアビューは、リアカウルにビルトインされたLEDテールランプや、異形断面のショートマフラーを採用することにより、より軽快な印象となるデザインとしました。

また、液晶メーター表示面積を拡大し、さまざまなライディングシーンを演出する「表示色可変新メーター」を採用するとともに、反転液晶の採用により精悍なイメージのメーター表示デザインとしました。さらに、仕様やオプションによって、DCTモード表示やグリップヒーターのレベル表示が追加されるなどメーターの各種情報表示の機能を強化しました。

フロントサスペンションに、デュアルベンディングバルブを採用し、従来のフロントサスペンションに比べ、ピストンスピードに比例させた減衰力を発生させ、乗り心地の質感を向上させました。さらに、グレーアルマイト処理を施したフォークキャップを採用し、ハンドル周りの高級感を演出しました。
リアサスペンションには、プリロード調整機構を新たに追加し、タンデム走行時や積載量の状況に応じた調整を可能としました。

ユーティリティー面では、ラゲッジボックスの容量を拡大するとともに、タンクバックなどの取り付けを考慮した、ユーティリティーレールをボックスリッド上面に設定しました。

マニュアルトランスミッション車のクラッチレバーは、レバー比の見直しによる操作荷重の低減を行うとともに、ドッグレッグレバーを採用するなど、操作フィーリングを向上させました。
シート高を30mm低くすることで、足着き性に配慮したローダウンのType LDをラインアップに設定し、選択の幅を広げています。

■カラーバリエーション
全タイプに、キャンディーアルカディアンレッド、グリントウェーブブルーメタリック、パールグレアホワイト、マットバリスティックブラックメタリックの4種類を設定しています。

【NC750Sの主な特長】
■エンジン
エンジンとトランスミッションはNC750Xと同様の変更を施しています。

■車体・装備

フロントサスペンション、リアサスペンションおよびスピードメーターの表示機能を、NC750Xと同様に変更を実施しています。ETCとグリップヒーターを全タイプに標準装備しました。

■カラーバリエーション
全タイプに、パールグレアホワイトとツートーンカラータイプのグラファイトブラック、マットガンパウダーブラックメタリックの3色を設定しています。

NC750S

NC750S/パールグレアホワイト

NC750S

NC750S/パールグレアホワイト

NC750S

NC750S/グラファイトブラック(ツートン)

NC750S

NC750S/マットガンパウダーブラックメタリック(ツートン)

NC750X
NC750S

[ お問い合わせ ]
本田技研工業株式会社
お客様相談センター
TEL/0120-086819

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(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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