リリース = スズキ株式会社
スズキは「GSX-S1000 ABS」と「GSX-S1000F ABS」を2015年7月6日(月)に発売する。2014年9月のインターモトや、2015年の大阪・東京の両モーターサイクルショーで海外向けモデルとして発表・展示された車両で、1980年に誕生したGSX750Eから受け継がれてきたGSXシリーズのストリートスポーツカテゴリーを担うニューモデルとなる。
フレームは軽量化にこだわった新設計。スイングアームはGSX-R1000のものを継承した。エンジンはロングストロークで低中速が太い2005~08年のGSX-R1000(K5)のエンジンをベースとし、加速した時の高揚感を追及するためにトルクカーブの立ち上がりや吸排気音をチューニングした直列4気筒エンジンを搭載。3段階から選択可能なトラクションコントロールシステムやレンサル製アルミハンドル、ブレンボ製フロントブレーキキャリパー、電子制御ABSを装備する。なお、日本発売モデルも海外仕様と同様の145馬力となる。
※ バイクブロスのモトRIDEで「GSX-S1000」の試乗インプレションを掲載中!
GSX-Sシリーズの開発陣、左から、犬木 翼(テストライダー)、宇津山祥吾(開発ライダー)、寺本雅規(商品企画)、
鈴木健太(エンジン開発)、田村信治(車両デザイン)
新型ロードスポーツバイク
GSX-S1000 ABS、GSX-S1000F ABS
スズキ株式会社は、高揚感のある加速と軽快な走りを楽しめる新型ロードスポーツバイク「GSX-S1000 ABS」、「GSX-S1000F ABS」を7月6日より発売する。
「GSX-S1000 ABS」、「GSX-S1000F ABS」は、スーパースポーツバイク「GSX-R1000」(海外向けモデル)のエンジンをベースとした直列4気筒エンジンを搭載。高回転域の出力特性を損なうことなく、力強い低中速トルクにより街中やワインディングロードでの高揚感のある加速を楽しめる特性とした。また、軽快にライディングを楽しむため、軽量フレームをはじめとした小型・軽量な車体を新開発した。街中からワインディングまでの多様な走行シーンにおいて軽快でニュートラルなハンドリングと、アップハンドルによる前傾の少ない乗車姿勢を実現した。「狩りをする野獣」をコンセプトにデザインされた、低く構える野獣を想起させるボディ形状を採用し、「GSX-S1000F ABS」には高速走行や長距離ツーリング時の快適性を高めるフルカウル(風防)を装着した。3段階※1から選択可能なトラクションコントロールや、レンサル社製アルミハンドルバー、ブレンボ社製ラジアルマウントフロントブレーキキャリパー、ABSを標準装備とし、スタータースイッチを押し続けずにワンプッシュするだけでエンジンが始動する「スズキイージースタートシステム」をスズキの大型二輪車で初めて採用した。
※1 1(低)/2(中)/3(高)の3 段階(解除可能)
【エンジン・車体】
・「GSX-R1000」のエンジンをベースとした水冷直列4気筒998ccエンジンは、鋭敏なスロットルレスポンスと高揚感のある加速を実現。
・軽量フレームをはじめとした新開発の小型・軽量な車体による軽快でニュートラルなハンドリングと、アップハンドルによる前傾の少ない乗車姿勢。
【装備】
・3 段階※1から選択可能なトラクションコントロールは、前後輪の速度、スロットルポジション、クランクポジション、ギヤポジションの各センサーの情報により、リヤタイヤのホイールスピンを検出した際、速やかにエンジン出力を低減。エンジン出力をより効率よく路面に伝達することが可能となり、より快適なライディングを楽しめる。※2
・滑りやすい路面状況や過度なブレーキング等によるホイールのロックを一定範囲内で回避する電子制御式ABS※3を標準装備し、前輪には強力な制動力を発揮するブレンボ社製ラジアルマウントフロントブレーキキャリパーを装備。
・ハンドルが固定される中央部を大径化したテーパー形状による力強さと所有感を感じさせるレンサル社製アルミハンドルバー。
・スタータースイッチを押し続けずにワンプッシュするだけで、ECMがスターターモーターを回転させてエンジンが始動する「スズキイージースタートシステム」を採用。また、ニュートラル時はクラッチレバーを握らなくても始動可能とした。
※2 トラクションコントロールは、あらゆる条件下で後輪のスリップ(スピン)を完全に制御したり転倒を防止するものではない。
※3 ABS は、ライダーのブレーキ操作を補助するための装置であり、制動距離を短くするための装置ではない。また、コーナリング中のブレーキングによる車輪の横滑りはコントロールすることができない。
【デザイン】
・「狩りをする野獣」をコンセプトに、低く構える野獣を想起させるボディ形状を採用。「GSX-S1000 ABS」のLEDポジションランプは牙を表す形状とし、「GSX-S1000F ABS」のフルカウルは低くシャープな形状のノーズ部分と前傾したサイドパネルで構成。
・車体色は、青「トリトンブルーメタリック」、黒/赤「グラススパークルブラック/キャンディダーリングレッド」の2色を設定。
■メーカー希望小売価格(税8%込み)
GSX-S1000 ABS/1,115,640円
GSX-S1000F ABS/1,166,400円
※価格(リサイクル費用を含む)には、保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う費用は含まれない。
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