【トライアンフ】ニュータイガー800XRxとXCxを発表

掲載日: 2014年12月18日(木) 更新日: 2014年12月19日(金)
この記事は2014年12月18日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン株式会社

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、タイガー800と同XCの2015モデルとなるタイガー800XRxと800XCxを発表した。XRxがオールラウンド向け、XCxがオフロード向けとなる。2014年12月17日から予約注文を受け付け、2015年1月23日(金)から発売を開始する。

ニュータイガー

TIGER 800 XRx/カスピアンブルー

以下リリースより
2014年12月17日


NEW TIGERシリーズ発売開始

このたび、トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社では、New TIGER 800 XRxと800 XCxの予約注文を2014年12月17日(水)より、店頭での発売を2015年1月23日(金)より全国のトライアンフ正規販売店にて開始いたします。

本モデルはTIGER800/XCシリーズとして高評価を得ておりますモデルの後継機種に当たります。新しいTIGERはいずれも、どのようなライディング環境下でも操りやすい走りができるように設計された、ダイナミックなアドベンチャーモーターサイクルです。オンでもオフでも、この新しいTIGERの身のこなし、ライディングポジション、ハンドリング、そしてレスポンスのよいエンジンにより、ライダーはいつでも安心してライディングを楽しむことができます。

新しいTIGERには2種類のモデルが用意されます。TIGER 800 XCxがどちらかと言えばオフロード指向なのに対し、TIGER 800 XRxはあらゆる道路でのライディングを強く意識しています。それぞれの目的に応じて設計された数々の標準装備に盛り込まれたテクノロジーが自慢です。

ニュータイガー

ライディングの可能性を高めるテクノロジー

・ライドバイワイヤ(電子制御スロットル)・システム
・切り替え可能なABSシステム
・トラクションコントロール
トラクションコントロール システムは、リアホイールが不用意に回転してしまうのを防ぎ、タイヤのグリップを失わないようにエンジントルクをカットするもので、オンロードとオフロードどちらの路面においても最大の信頼とコントロール性を発揮します。TTCの設定をオフにすることもできます。

・スロットルマップ
4種類のスロットルマップにより、ライダーは走行状態と天候に応じた最良のセッティングを選ぶことができます。
 1. レインマップでは、濡れた滑りやすい状況に対応してスロットルレスポンスが穏やかになります。
 2. オンロードマップは標準のマップで、通常の状況下でリニアかつスムーズなレスポンスとなります。
 3. スポーツマップでは、少ないスロットル開度でよりシャープで素早いレスポンスが可能になります。
 4. オフロードマップにおいては、スロットルレスポンスがダート走行や未舗装路に最適なものとなります。

・ライディングモード
3種類のライディングモード切替により、ボタンひとつでバイクを路面に適合させる機能です。オンとオフの路面が連続するような場合でも、モードボタンを押してからスロットルを戻し、クラッチを握る操作だけで設定を切り替えることができます。これによりABS、トラクションコントロール、スロットルマップが自動的に設定され、バイクは目の前の路面に最適なモードで進んでいけます。
 1. オンロード設定 ? ABS、トラクションコントロール、スロットルマップを自動的に「オンロード」に設定します。
 2. オフロード設定 ? ABS、トラクションコントロール、スロットルマップを自動的に「オフロード」に設定し、ABSとトラクションコントロールの介入を減らしてスリップを許容します。
 3. プログラマブル・ライダーモード ? このモードは、ABSとトラクションコントロール、および4種のスロットルマップを、ライダーの好みのセッティングに設定できます。安全性への配慮として、ライダーがABSやトラクションコントロールを無効にする設定を選ぶ場合には、ライダーはいったん停止した上でモードボタンを押さなければ無効にできないようになっています。

・クルーズコントロール
新しいTIGER XRx/XCxは、中型のアドベンチャーバイクとして初めてクルーズコントロールを装備しました。
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・トリップコンピューター
行程時間、平均速度、平均燃料経済性、走行可能距離、リアルタイム燃料消費量といった機能が備わります。

効率性をさらに向上させた3気筒エンジン
TIGERシリーズのエンジンが更なる進化を遂げました。TIGERの95 PS 3気筒エンジンは、このバイクの独特な個性と洗練されたフィールの原動力になっています。エンジンの中に目を向けると、数々の改善によってメカニカルノイズが減少し、3気筒の上質な感覚がより一層高められていることがわかります。この800 ccユニットは、低速から力強くスムーズに車体を引っ張り、中間回転域のパワーバンドが広く、しかもハイエンド回転域は10,000 rpmまで伸びます。

乗り心地とハンドリング
新しいTIGERが採用したシャシーにより、オンロードでのハンドリングはさらに素晴らしくなり、オフロードの踏破性が向上しました。その安定性と自然な挙動は、スムーズな路面でもラフロードでもライダーの思うままに操ることができます。

XRxモデルに装備されているのは、43 mm Showa製倒立フロントフォークで、ブラックの酸化皮膜処理になっています。リアサスペンションにはプリロード調節機能をもつShowa製モノショックが備わり、気合を入れたソロツーリングから荷物満載の2人旅まで、いろいろな設定にサスペンションを容易に適合させる調整が可能です。

XCxモデルにはオフロードでの乗り心地をさらに向上させるべくWPサスペンションが採用されました。WPの43 mm倒立フォークは、フォーク上部のダイヤルでリバウンドとコンプレッション両方のダンピング調整が可能です。リアサスペンションユニットはWPのモノショック調整式で、プリロードとリバウンドのダンピングが調整でき、ボディにはダート用プロテクターが装備されています。

XRxには軽量鋳造アルミニウム製ホイールが装備され、リアは17インチ、フロントは19インチ径、幅がそれぞれ4.25と2.5インチとなっており、優れたハンドリングと安定性をもたらします。XCxモデルでは、未舗装路での耐久性を高めるスポークホイールが採用されています。リアは17インチ径と幅が4.25インチ、フロントはオフロードを意識した21インチ径と幅が2.5インチになっています。

スタイリング
NEW TIGERでは、新しくデザインされたラジエータシュラウドとタンクのサイドパネルが形作るシャープなラインで引き締まった印象となり、外観が新しくなりました。それは単なる外観上にとどまらず、TIGERの燃料タンクはエンジンからの熱気がライダーの足に当たらないような形状となっています。ダブルチューブフレームに施された新しい「チタニウム」パウダーコート仕上げによる高級感のある雰囲気がこのシャシーの特徴でもあり、エンジンの半つや消し仕上げとホイールやハンドルバーのブラック塗装が新しいTIGERの洗練された高級感を醸し出しています。実用的工夫もTIGERには引き継がれています。ライダーシートの高さとハンドルバー位置は調整式で、このクラスとしては大きな20リットル燃料タンクを備え、2人乗り時のためのヘッドライト角度のクイック調整、イグニッションスイッチ脇の補助電力ソケット、サンプガードが標準装備されています。

エルゴノミクス
ジオメトリーに加えられた変更は、手首にかかる重量を軽減し足元スペースの余裕を増す設計で、快適性が向上しています。XRxのスクリーンは工具なしに調節が可能で、新しいデザインとなったハンドガードはライダーへの保護性能を高めています。

ニュータイガー

TIGER 800 XRx/ファントムブラック

ニュータイガー

TIGER 800 XRx/クリスタルホワイト

ニュータイガー


TIGER 800 XRx

■価格(税8%込み)/1,449,000円
■車体色/カスピアンブルー、ファントムブラック、クリスタルホワイト

TIGER 800 XCx

■価格(税8%込み)/1,640,000円
■車体色/カスピアンブルー、ファントムブラック、クリスタルホワイトNEW

NEW TIGERシリーズのエントリークラスである、TIGER XR(税込価格¥1,299,000)およびTIGER XC(税込価格¥1,490,000)も同時に発売になりますが、こちらは受注生産のため、ご注文から納車まで約6ヶ月ほどいただく予定です。

ニュータイガー

TIGER 800 XCx/カスピアンブルー

ニュータイガー
ニュータイガー

TIGER 800 XCx/ファントムブラック

ニュータイガー

TIGER 800 XCx/クリスタルホワイトNEW

ニュータイガー

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(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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