【ドゥカティ】100周年記念モデル「Collezione 100」を発表、10モデル各100台限定で生産

掲載日: 2026年06月02日(火) 更新日: 2026年06月02日(火)

ドゥカティ「Collezione 100」 記事1

ドゥカティはブランド100周年を記念した特別コレクション「Collezione 100」をイタリアのムジェロ・サーキットで発表した。同コレクションは、ドゥカティの歴史を象徴する10の出来事から着想を得た10台で構成され、それぞれ世界限定100台のシリアルナンバー付きで生産される。専用カラーや特別コンポーネントに加え、アートプリントや同一カラーリングのヘルメット/ジャケットからなるカプセルコレクションも用意。また、このカラーリングはドゥカティ・レノボ・チームの DesmosediciGP マシンにも採用され、ムジェロGPで走行する予定となっている。

Collezione 100 ドゥカティ100年の歴史を体現する、10の象徴的なモデル

・ドゥカティの歴史における10の重要な瞬間から着想を得た10台の特別なモーターサイクルを、それぞれ世界限定100台のシリアルナンバー付きモデルとして生産
・テクノロジー、デザイン、アート:各モデルは専用コンポーネントと特別カラーにより唯一無二の存在となり、さらに2点のナンバリングされたアート作品が付属
・各モデルのオーナーは、同一カラーリングのヘルメットとジャケットからなるカプセルコレクションによって「Collezione 100」の体験を完成
・Collezione 100のカラーリングは一つのアート作品として、ドゥカティ・レノボ・チームのDesmosediciGPマシンに施され、ムジェロGPで走行予定

ドゥカティ「Collezione 100」 記事2

スカルペリア(イタリア・フィレンツェ)、2026年5月28日 ─ドゥカティのレース史に数々の忘れがたい歴史を刻んできたDesmosedici MotoGPマシンの舞台、ムジェロ・サーキットにて、「Collezione 100」が発表されました。10種類のカラーリング、10のナンバードエディション、すべて世界限定100台。ボルゴ・パニガーレに本社を置くドゥカティが100周年を記念して創り上げた、真のコンテンポラリー・アイコンです。

各モデルは専用スペックに加え、ドゥカティの歴史的モデルに着想を得たカラーリング、刺繍入りDucati 100ロゴを備えたアルカンターラまたはレザーシート、そして「Bronzo Centenario(チェンテナリオ・ブロンゾ)」によって唯一無二の存在として仕立てられています。このカラーはブレーキキャリパーや削り出しアルミニウム製トップブリッジやハンドルバークランプにリベット留めされたシリアルナンバープレート、燃料タンクキャップのキーシリンダーリングなどにのみ使用され、本コレクション専用の特別仕様です。ドゥカティの誇りと100年にわたる歴史の中で築かれたアイデンティティを象徴する、特別な色となっています。

各モーターサイクルには専用リアスタンド、バイクカバー、真正証明書、そして20世紀後半を代表するイタリア人アーティスト、ウーゴ・ネスポロによる直筆サイン入りのナンバリングされたアートプリント2点が付属します。ネスポロは独自のカラフルかつダイナミックなスタイルで、各モデルと、そのカラーリングの元となった歴史的モデルを表現しました。さらにV4モデルは特別仕様の木製輸送クレートにて納車されます。もちろん、ドゥカティのコレクターズモデルにふさわしく、キーオン時の専用ダッシュボードアニメーションによってオーナー体験も特別なものとなります(※)。

ドゥカティ「Collezione 100」 記事3

ドゥカティ「Collezione 100」 記事4

その結果として誕生したのは、唯一無二で明確な個性と高い価値を備えた真の宝石とも言えるコレクションです。ボルゴ・パニガーレのメーカーが歩んできた100年の歴史を、独自のテクノロジーとデザイン、そして象徴的な出来事を想起させるカラーリングによって表現しています。

この印象的な発表は、トスカーナの伝説的なホームストレートにて行われ、モーターサイクルとともに、ヘルメットとジャケットからなるカプセルコレクションおよびウーゴ・ネスポロの作品が披露されました。また10台のモーターサイクルは、ドゥカティ・レノボ・チームの2台のDesmosediciGPマシンと共に展示されました。これらのマシンは、Collezione 100のカラーリングを纏った特別仕様で日曜日のレースに出走予定です。
ドゥカティのパートナーであるCarreraとPiquadroも、この機会のためにCollezione 100にインスパイアされたアイウェアおよびラゲッジコレクションを制作し、同イベントで発表しました。

一般公開の最初の機会はWorld Ducati Weekで、7月3日、4日、5日にDucatisti専用のステージにて展示されます。その後、10台はGoodwood Festival of Speedへと旅立ち、世界有数のモーターファン必見のイベントで披露されます。最後にボローニャへ戻り、地域内の各ミュージアムにて展示される予定です。

Panigale V4 S 100(750 Imola Desmo ─ 1972)

ドゥカティ「Collezione 100」 記事5

Panigale V4 S 100のカラーリングは、1972年に開催された第1回イモラ200マイルレースで、ポール・スマートとブルーノ・スパッジアーリが勝利したマシンのグラフィックに着想を得ています。

750 Imola Desmoは、ドゥカティ初の2気筒エンジンを搭載した市販車である750 GTをベースに開発されました。このバイクは概念的には750 GTを受け継ぎながら、GTには採用されていなかったデスモドロミック・バルブ駆動システムを備え、さらに最高峰クラスのレース用に開発された500 GPのボディワークを組み合わせていました。特徴的な「グリッター調」のシルバーカラーは、当時流行していたSF的美学を反映したもので、すでにドゥカティの250および350Desmo単気筒モデルに採用されており、その後500 GP、そして750 Imola Desmoへと展開されました。

ジャコモ・アゴスチーニが駆るMVアグスタを打ち破ることで得たイモラでの勝利は、ドゥカティにとって予想外とも言える輝かしい勝利となりました。ポール・スマートとブルーノ・スパッジアリーノによる勝利の反響はドゥカティに大きな人気をもたらし、その結果、翌1973年には多くの要望に応えて750 Supersport Desmoが生産されました。これは、ドゥカティによって製造された、デスモドロミック機構を搭載した2気筒エンジン初の市販車でした。

Panigale V4 S 100は、Ducati 100ロゴの刺繍が施されたアルカンターラ製シート、プレミアムカーボンファイバー製のウイング、マッドガード、エンジンおよびエキゾーストカバーによって特別仕立てとなっています。また、削り出しアルミニウム製トップブリッジにリベット留めされたチェンテナリオ・ブロンゾカラープレートにはモデル名とシリアル番号が刻まれています。
さらに、乾式クラッチとチタンおよびカーボンファイバー製Akrapovičエキゾーストが、Panigale V4 S 100独自のサウンドを生み出します。付属品には、ミラーおよびナンバープレート取り外しキット、オープンクラッチカバー、センテナリオ・ブロンズカラーの削り出しアルミニウム製燃料タンクキャップが含まれており、サーキット走行を前提に設計されています。

Panigale V2 S 100(750 Super Sport Desmo ─ 1975)

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Panigale V2 S 100のカラーリングは、1975年イタリア選手権でフランコ・ウンチーニがライディングし優勝を果たした750 Super Sport Desmoのグラフィックに着想を得ています。このマシンはブルーノ・スパッジアーリが創設したチームによって運営されていました。

1973年末、ドゥカティはチーム運営を元レーサーであり自身のチームの創設者でもあるブルーノ・スパッジアーリに委ねることを決定しました。スパッジアーリはボローニャを拠点とするメーカーの支援を受け、優れた出力を誇る750 Super Sport Desmoで、市販車ベースのイタリア選手権に参戦しました。このモデルは目の肥えたファンから高い評価を受けていました。

イエローのカラーリングは市販750 Sportモデルを想起させるものであり、当時、ボルゴ・パニガーレ工場で組み立てられていた船舶用インボードエンジンに使用されていた、特徴的なブラウン/バーガンディのディテールと組み合わされています。

Panigale V2 S 100は、Ducati 100ロゴの刺繍が施されたアルカンターラ製シート、アルミ削り出しスポーツハンドルバー、ステアリングダンパーを備えるとともに、アルミ削り出しトップブリッジにリベット留めされたチェンテナリオ・ブロンゾカラーのプレートにモデル名とシリアル番号が刻まれています。さらに、このPanigale V2は新しいドゥカティV2ファミリーにおいて初めて乾式クラッチを採用したモデルであり、この車両専用に開発されたことでエンジンを特にコンパクトなものとしています。付属品には、ミラーおよびナンバープレート取り外しキット、オープンクラッチカバー、センテナリオ・ブロンズカラーの削り出しアルミニウム製燃料タンクキャップカバーが含まれており、サーキット走行を前提に設計されています。

Streetfighter V4 S 100(Ducati 900 Sport Desmo Darmah ─ 1979)

ドゥカティ「Collezione 100」 記事7

Streetfighter V4 S 100のカラーリングは、1979年の900 Sport Desmo Darmahのグラフィックに着想を得ています。

1970年代から1980年代にかけて、ブラックとゴールドのグラフィックはモータースポーツの世界で非常に流行しており、ドゥカティも例外ではありませんでした。実際、この配色は900 Sport Desmo Darmahにも採用されており、いわば時代を先取りしたストリートファイター的存在でした。

当時のイタリアではエキゾチックな国々への強い憧れがあり、その風潮はボルゴ・パニガーレにおいて「Darmah」のような完全に架空の名称や、900 Sport Desmo Darmahのサイドパネルに描かれた特徴的な虎の頭のグラフィックといったディテールとして表現されました。この虎の頭は非常に象徴的なグラフィック要素であり、Streetfighter V4 Collezione 100のアンダーテールや、同じカラーリングのヘルメットおよびジャケットにも反映されています。

Streetfighter V4 S 100は、Ducati 100ロゴの刺繍が施されたアルカンターラ製シート、プレミアムカーボンファイバー製のリアマッドガード、エンジンカバー、エキゾースト、さらに乾式クラッチを備えています。また、削り出しアルミニウム製トップブリッジには、チェンテナリオ・ブロンゾ仕上げの特徴的なプレートがリベット留めされており、モデル名とシリアル番号が刻まれています。付属品には、ミラーおよびナンバープレート取り外しキット、オープンクラッチカバー、チェンテナリオ・ブロンゾカラーの削り出しアルミニウム製燃料タンクキャップカバーが含まれており、サーキット走行を前提に設計されています。

Monster 100(Monster S4Rs Tricolore ─ 2008)

ドゥカティ「Collezione 100」 記事8

Monster 100のトリコローレカラーは、2008年のMonster S4Rs Tricoloreのグラフィックに着想を得ています。

Monster S4Rs Tricoloreは、1993年3月5日から2008年までドゥカティが生産した初代Monsterの、いわば最終エディションとも言えるモデルであり、ドゥカティにとどまらず、モーターサイクル界全体においても最も認知され、象徴的なモデルのひとつとなりました。

Monster 100は、カーボンファイバー製カバーが付属する乾式クラッチに加え、Ducati 100ロゴの刺繍が施されたアルカンターラ製シート、ウインドシールド、そしてシングルシーター仕様を演出するシートカバーキットによって個性が際立っています。アルミ削り出しトップブリッジには、モデル名とシリアル番号が刻まれたチェンテナリオ・ブロンゾカラープレートがリベット留めされています。100コレクションのすべてのモデルと同様に、センテナリオ・ブロンズカラーは、燃料タンクキャップカバーやブレーキキャリパーにも採用されています。

XDiavel V4 100(750 Super Sport “California Hot Rod” ─ 1977)

ドゥカティ「Collezione 100」 記事9

XDiavel V4 100のカラーリングは、「California Hot Rod」と呼ばれる特別仕様の750 Super Sportのグラフィックに着想を得ています。このマシンは、1977年にクック・ニールソンがデイトナ・スピードウェイで勝利し、ドゥカティの歴史にその名を刻んだモデルです。この出来事は、イタリア製モーターサイクルがアメリカにおいて市販車ベースのレースで初めて勝利した瞬間であり、ドゥカティの海外での人気と販売を大きく押し上げる契機となりました。

1970年代中頃、ドゥカティのアメリカでの認知は、ベルリナー兄弟によって輸入されていたオフロードモデルであるスクランブラーほぼ1車種に限られていました。しかし1977年、デイトナのオーバルトラックでのクック・ニールソンによる記憶に残る勝利によって状況は大きく変わりました。

XDiavel V4 100は、Ducati 100ロゴの刺繍が施されたレザーシートや、無垢材から削り出されたハンドルバー中央部にチェンテナリオ・ブロンゾカラー仕上げのリベット留めプレート(モデル名とシリアル番号入り)を備えることで、100コレクションの中でも特に際立つ存在となっています。こうした高品質なメカニカルディテールに加え、乾式クラッチがライディング体験をよりパーソナルなものにしています。付属品には、レザー製パッセンジャーシート、チェンテナリオ・ブロンゾカラーの燃料タンクキャップカバー、オープンクラッチカバーが含まれています。

Diavel V4 RS 100(900 Replica ─ 1979)

ドゥカティ「Collezione 100」 記事10

Diavel V4 RS 100のカラーリングは、ドゥカティの歴史の中で最も象徴的なモーターサイクルのひとつである、1979年の市販モデル900 Replicaのグラフィックに着想を得ています。

1978年のマン島ツーリスト・トロフィーでのドゥカティの驚異的な勝利を受けて、勝利を収めた900のカラーリングを再現したシリーズの生産を開始しました。こうして誕生したのが900 Replicaであり、ドゥカティのレーシングバイクをベースとした初の市販レプリカモデルとして、瞬く間にドゥカティファンの間で非常に高い人気を誇る存在となりました。

ツーリスト・トロフィーで勝利したマシンのカラーリングを踏襲した、ホワイトストライプを配したグリーンとレッドの独特な配色は、イタリアンスタイルのカラーリングのほぼ最初の例とも言えるものであり、その後ドゥカティがよりスポーティで特別なモデルに採用していくことになる配色でもありました。

900 Replicaはドゥカティの中でも特に成功を収めたモデルのひとつであり、1984年末に生産終了となるまで5年間にわたり製造されました。

Diavel V4 RS 100は、Desmosedici Stradaleエンジンを搭載したDiavel V4 RSをベースとしています。本モデルは、Ducati 100ロゴの刺繍が施されたアルカンターラ製シート、無垢材から削り出されたハンドルバー中央部にチェンテナリオ・ブロンゾカラー仕上げのリベット留めプレート(モデル名とシリアル番号入り)、そして同仕上げのアルミ削り出し燃料タンクキャップカバーによって仕立てられています。付属品にはアルカンターラ製パッセンジャーシート、オープンクラッチカバーが含まれています。

Multistrada V4 RS 100(500 SL Pantah ─ 1979)

ドゥカティ「Collezione 100」 記事11

Multistrada V4 RS 100のカラーリングは、1979年の500 SL Pantahのグラフィックに着想を得ています。この年は、ボルゴ・パニガーレで生産されるモーターサイクルの近代化と刷新を目的とした重要な技術革新がドゥカティにおいて進められた年でもありました。

同年に登場した新モデルのひとつが500 SL Pantahであり、これはドゥカティとして初めてトレリスフレームを採用したモデルでした(ただし、その構造は約50年にわたりブランドの象徴となってきたその後のトレリスフレームとは大きく異なるものでした)。さらに、1955年のGran Sport Marianna以来使用されてきた、ベベルギア・バルブ駆動機構を廃し、新たにベルト駆動としたPantahエンジンも搭載していました。

このモーターサイクルは、1980年代初頭のモデルに見られる特徴的なスクエアなデザインで、さらにカーデザイナーのジョルジェット・ジウジアーロがドゥカティのためにデザインしたロゴをあしらったカラーリングとともに、軽量で扱いやすい点が高く評価されました。Multistrada V4 RS 100は、Desmosedici Stradaleエンジンを搭載したフラッグシップモデルであるMultistrada V4 RSの技術基盤をもとに開発されていることから、カラーリングにはテールフェアリングにDesmoロゴも採用されています。

Multistrada V4 RS 100は、Ducati 100ロゴの刺繍が施されたアルカンターラ製シートに加え、ハンドルバークランプおよび削り出しアルミニウム製トップブリッジに取り付けられたチェンテナリオ・ブロンゾカラーのプレートにモデル名とシリアル番号が刻まれています。付属品にはチェンテナリオ・ブロンゾカラーの燃料タンクキャップカバーおよびカーボンファイバー製オープンクラッチカバーが含まれています。

Scrambler 100(250 Scrambler ─ 1962)

ドゥカティ「Collezione 100」 記事12

Scrambler 100のカラーリングは、ドゥカティ・スクランブラーの初代モデルであり、アメリカ市場専用として生産された1962年の250 Scramblerのグラフィックに着想を得ています。

Scramblerの起源は、最初のアメリカ人インポーターであるジョー・ベルリナーという人物と密接に結びついています。アメリカ市場で販売するための新モデルを強く求めたのが彼でした。当時ドゥカティは、1957年のモネッティとタルタリーニによる世界一周ツアーの成功によってメディアの注目を集めており、その話題はアメリカにも波及し、それまでほとんど知られていなかったボローニャのブランドの認知度を高めていました。

ベルリナーはドゥカティに対し、オフロードのダートトラック用モーターサイクルの開発を要請しました。このコンセプトはそれまでは想定されていなかったものの、1962年に250 Scramblerとして実現しました。

Scrambler 100の技術的ベースはScrambler Nightshiftであり、Ducati 100ロゴの刺繍が施されたアルカンターラ製シート、アルミ削り出しハンドルバークランプにリベット留めされたセンテナリオ・ブロンズ仕上げのプレート(モデル名およびシリアル番号入り)が特別装備として加えられています。さらに、チェンテナリオ・ブロンゾのリングを備えた削り出し燃料タンクキャップカバーも装備されています。

Hypermotard V2 SP 100(Ducati 860 “24 Horas de Montjuïc” ─ 1975)

ドゥカティ「Collezione 100」 記事13

Hypermotard V2 SP 100のカラーリングは、860「24 Horas de Montjuïc」に着想を得ていま。1972年のイモラ200での勝利を受け、ドゥカティの経営陣はブランドの人気を獲得するためには、市販車ベースのレーシングバイクによって、とりわけ耐久レースに参戦することが最適な道であると考えました。

そのためドゥカティは、伝統的な750よりも大排気量で、ボル・ドールや24 Horas de Montjuïcといった長時間の耐久レースの過酷な条件に耐えうるツインシリンダーエンジンのラインアップ拡充を必要としていました。これらのレースは、幾度も勝利を収めた舞台でもあります。

ドゥカティ860は、1973年にDucati 860 Desmoのプロトタイプとしてデビューし、その勝利によってその名を知られることとなりました。このモデルは後に市販モデルであるDucati 900 Super Sportへと発展します。1975年には、サルバドール・カネラスとベンジャミン“ミン”・グラウの両ライダーが、1973年にボローニャ製2気筒エンジンでの勝利に続き、ネポティとカラッキによるNCRチームの鮮やかなカラーリングをまとって、カタルーニャのレースで再び勝利を収めました。

Hypermotard V2 SP 100は、Öhlinsサスペンションおよび鍛造ホイールを特徴とするSPバージョンをベースとしています。Ducati 100ロゴの刺繍が施されたアルカンターラ製シートを備え、削り出しアルミニウム製トップブリッジのハンドルバークランプには、高品質なセンテナリオ・ブロンズ仕上げのプレートがリベット留めされており、モデル名とシリアル番号が刻まれています。また、100コレクションのHypermotard V2には乾式クラッチも採用されています。付属品にはチェンテナリオ・ブロンゾカラーの燃料タンクキャップカバーとカーボンファイバー製オープンクラッチカバーが含まれています。

DesertX 100(Pantah “Ice” ─ 1981)

ドゥカティ「Collezione 100」 記事14

DesertX 100のカラーリングは、ドゥカティの歴史におけるプロダクトプレイスメントの中でも特にユニークな例のひとつである、1981年のPantah「Ice」のグラフィックに着想を得ています。

Pantah「Ice」は基本的にPantah 500を改造したもので、スタッド付きの専用タイヤの装着とブレーキシステムの取り外しによって、氷上トラックでの走行を可能にした車両でした。

当時、ドゥカティは国営の持株会社の管理下にあり、その組織はアルファロメオなどの自動車メーカーも統括していました。1980年代初頭には、ドゥカティとアルファロメオの双方を統括していたEFIMが、アルプスのアイストラックでアルファスッドによる選手権を開催していました。
レースは2ヒート形式で行われ、1本目と2本目のインターバルの間には、鮮やかなカラーリングのPantah「Ice」が観客の前でスペクタクルなデモンストレーションを披露しました。「Ice」仕様は複数のカラーリングで製作されましたが、DesertX 100に採用されたブルーストライプ入りのイエロー仕様は、数年前までドゥカティミュージアムに収蔵されていた個体に由来しています。

DesertX 100は、Ducati 100ロゴの刺繍が施されたアルカンターラ製シートを備え、アルミ削り出しトップブリッジのハンドルバークランプに取り付けられたチェンテナリオ・ブロンゾカラーのプレートには、モデル名とシリアル番号が刻まれています。ハイマウントのフロントマッドガードとアルミニウム製ラジエーターグリルが、オフロード性能を一層強調しています。標準装備には、チェンテナリオ・ブロンゾカラーの燃料タンクキャップカバーとヘッドライトグリルが含まれています。

(※)DesertX 100およびScrambler 100には適用されません

リリース

ドゥカティジャパン株式会社(2026年5月29日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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