【ドゥカティ】新型モトクロスモデル「Desmo250 MX」を発表! 15,000rpmまで回るデスモ単気筒エンジン搭載

掲載日: 2026年06月22日(月) 更新日: 2026年06月22日(月)

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ドゥカティは、新型モトクロスモデル「Desmo250 MX」を発表した。同車両は最高回転数15,000rpmを実現する新開発249.7ccデスモドロミック単気筒エンジンを搭載し、最高出力44.5psを発揮。Desmo450 MX で培った技術を受け継ぎながら、ペリメーター・フレーム、アルミニウム製スイングアーム、カシマ・コーティングを施したショーワ製サスペンションを備えたシャシーにより、俊敏性や精密なコントロール性を実現している。また、ドゥカティ・トラクション・コントロールやローンチ・コントロールなど、先進の電子制御も採用。2026年7月より欧州の一部ディーラーで販売を開始し、その後北米や世界各地へ展開される予定だ。

新型Desmo250 MX:レブリミット15,000rpm、トラクション・コントロールを搭載し、モトクロス・コースで圧倒的な差を生み出す

・新型Desmo250 MXは、最高回転数が15,000rpmに達する新開発された249ccデスモドロミック・エンジンを搭載し、カテゴリーのベンチマークとなるトルク特性を実現
・ドゥカティ・トラクション・コントロールと予測に基づいたメインテナンス間隔は、Desmo450 MXで得られた経験に基づいて開発され、このモデル専用に設計
・ペリメーター・フレーム、アルミニウム製スイングアーム、カシマ・コーティングを施したショーワ製サスペンションを備えたシャシーは、俊敏性と精密さを実現

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2026年6月18日 ボルゴ・パニガーレ(イタリア、ボローニャ) ─ ドゥカティは、新型Desmo250 MXの発売により、その歴史に新たな章を刻みます。ドゥカティ初の現代的なモトクロス・バイクであり、同クラスで初めてデスモドロミック・エンジンを搭載した450 MXの発売から1年が経過し、ボルゴ・パニガーレに拠点を置くドゥカティは、オフロードバイクのラインナップをさらに拡充します。

他のすべてのドゥカティ・モデルと同様に、Desmo250 MXもレースにルーツを持っています。ドゥカティは、サーキットや競技場でテストされたテクノロジーを市販バイクに搭載して、モーターサイクル・ファンに提供しています。実際、このバイクはアレッサンドロ・ルピーノによってイタリア・プレステージ・モトクロス選手権MX2クラスのコース上で開発され、Desmo450 MXの強みである優れた精度、コントロール性、信頼性を受け継いでいます。これらはすべて、バイクの性能が勝敗を左右する、モトクロスの中でも、もっとも競争の激しいセグメントで試されています。

デスモドロミック単気筒、レブリミット15,000rpm

Desmo250 MXの心臓部には、完全に新開発されたエンジンが搭載されています。このユニットは、コンパクトで軽量(24.7kg)でありながらもパワフルで、12,500rpmで44.5PSを発生します。Desmo250 MXのエンジンは、ドゥカティ・テクノロジーの頂点であるパニガーレV4 Rで得られた経験を活かして設計されており、パニガーレV4 Rと同じボア×ストローク値(81×48.4mm)と、最先端のテクニカル・ソリューションの一部を共有しています。流体力学、ダクト形状、バルブタイミング・プロファイル、フライホイール質量は、モトクロス特有の要件を満たすように開発され、あらゆる走行局面でパワーを発揮できるように設計されています。

その焦点は、全回転域にわたって持続的かつバランスの取れたトルクカーブを実現することに置かれ、レスポンスに優れた低回転域と、まさにコンマ1秒が勝敗を分けるレースのあらゆる決定的な瞬間(スタート、コーナー出口、オーバーレブ)でデスモドロミック・システムの利点を最大限に引き出すことができるパワーデリバリーを実現することにありました。

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デスモドロミック・バルブ駆動システムは、ドゥカティを代表するテクノロジーであり、Desmo250 MXではその真価が最大限に発揮されています。チタニウム製インテーク・バルブ、スチール製エグゾースト・バルブ、そしてエンジンを15,000rpmまで回すことができる高い制御精度は、このカテゴリーにおける新たな基準となり、ライダーは各ギアをより長く維持できるようになっています。

スロットルボディは、44mm径のミクニ製です。排気系は完全に新設計され、国際的な競技騒音規制を遵守しつつ、パフォーマンスとライダビリティを最大限に高めるように設計されています。テクニカル・パッケージは、Desmo 250 MX専用に開発された5速ギアボックスで完成します。ギアボックスには、シフトアップに対応するクイック・シフターが装備され、油圧作動式のブレンボ製クラッチ(ディスク・スプリング付き7プレート・クラッチ)が採用されています。これは、モトクロス競技特有の摩耗や損傷に対応し、適応するために、正確かつ素早い加速を実現するソリューションです。

その結果、経験豊富なライダーが必要とするポテンシャルを制限することなく、誰もが最大限にバイクをコントロール可能で、さまざまなライディング・ニーズに適応できるエンジンが誕生しました。

どのようなコースでも自信を持って走行可能

Desmo250 MXのシャシーは、450ccモデルのペリメーター・フレームとアルミニウム製スイングアームをベースにしています。ドゥカティのエンジニアは、最高のライドフィールを実現し、あらゆる状況下でライダーに最大限の自信を与えるために、剛性を最適化しました。特に、250ccモデルがその真価を発揮するブレーキングとコーナリングにおいて、その効果は顕著です。

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これらの目標は、的を絞ったサスペンション設定によっても達成されました。ショーワ製フロント・フォークとリア・モノショックには、このモデル専用に開発された油圧システムが採用されており、ブレーキング、加速、コーナリング時の荷重移動を最小限に抑えるために、ニュートラルなバランスを実現することを目指しています。その結果、直感的に操作できるバイクが誕生しました。重量がわずか103kg(燃料を除く)であることも、さまざまなコースや路面で最高のパフォーマンスを発揮できる理由の一つです。

ハンドリング性能は、標準装備されたピレリ製スコーピオン MX32タイヤによって向上しており、高いグリップ力に加え、100/90-19サイズのリア・タイヤによって、コーナーの切り返しや進入時に素早い動きを実現します。

ブレーキシステムは450と共通で、フロントに260mm径、リアに240mm径ディスク(共にガルファー製)を備えたブレンボ製システムを採用しています。これによって、250ccモデルでも、妥協のない制動力とコントロール性を発揮します。

セグメントのベンチマークとなるエレクトロニクス

Desmo250 MXには、Desmo 450 MXから直接派生した、優れたエレクトロニクス・パッケージが搭載されており、250の特性を向上させるために調整および最適化されています。X-Linkアプリでカスタマイズ可能な2種類のエンジン・マッピングにより、スロットル・レスポンスのレベルを変更することができます。ドゥカティ・トラクション・コントロールは3段階の介入レベルに調整可能で、エンジン・ブレーキは2段階、ローンチ・コントロールは3段階に調整可能です。これにより、すべてのライダーが自分のライディングスタイル、地形、レース条件に合わせてバイクをカスタマイズできるようになります。

特にトラクション・コントロールは、電子制御システムの中でも、もっとも先進的なシステムを採用しています。ドゥカティはMotoGPおよびスーパーバイク世界選手権での経験を活かし、真に優れたトラクション・コントロール・システム(特許出願中)を開発しました。このシステムは、走行中のライダーの安全性を高めて疲労を軽減させ、ラップタイムの短縮にも役立ちます。このセグメントで現在利用可能なシステムとは異なり、Desmo250 MXに搭載されているドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)は、実際のリア・ホイールのスピンに基づいてエンジンパワーを調整することで、効果的かつ迅速でリニアな介入を実現します。

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予測に基づいたメインテナンス

ドゥカティ・コルセは、MotoGPおよびスーパーバイク世界選手権での経験を活かし、作動パラメーターと使用条件に基づいてエンジンにかかるストレス指数をリアルタイムで算出する独自のアルゴリズムを開発しました。システムはこの情報に基づいてメインテナンス間隔を更新し、その情報はDucati X-Linkアプリで確認することができます。

このように、点検およびサービス間隔は使用状況に基づいて調整され、プロ・ライダーによる走行や激しい走りをした場合にはより頻繁な点検を、アマチュアのライダーにはより長いサービス間隔を設定することで、従来の固定的なスケジュールにとらわれない柔軟な対応が可能となります。

Desmo250 MXのメインテナンスには、「MID」と「FULL」と呼ばれる2種類のサービスがあります。MIDサービスには、45時間後に実施されるバルブクリアランス点検と、計算されたストレス指数に応じて45時間から60時間の間隔で必要となるピストン交換が含まれます。エンジン全体のオーバーホールを含むFULLサービスは、一般的に90時間から120時間の間に実施しますが、これも路面状況やライダーのライディングスタイルによって異なります。

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アクセサリー

ドゥカティ・パフォーマンス・カタログのコンポーネントを装着すれば、シモーネ・マンチーニがヨーロッパMXGP選手権で使用したドゥカティ・Desmo250 MXのレプリカを製作することができます。ファクトリー仕様の250 MXバイクのすべてのコンポーネントは、ドゥカティ・パフォーマンス・カタログから入手可能ですが、唯一の例外はファクトリー仕様のショーワ製サスペンションで、プライベーターのライダーは入手することができません。

提供される特別なパーツには、トリプルクランプなど、削り出し加工された純正パーツのほか、フルエグゾースト・システム、アクラポヴィッチ製チタニウム・スリップオン・サイレンサー、ブレンボ製レーシング・ブレーキ・キャリパー、ショーワ製「キット
A」サスペンションなどが含まれます。提供されるアクセサリーは、段階的に拡大される予定です。

ファクトリー・ルックを完成させるため、ドゥカティ・パフォーマンス・カタログには、ドルディ・パフォーマンスとのコラボレーションで製作されたテクニカル・アパレル・コレクションも掲載されています。このコレクションには、アルパインスターズのジャージ/パンツ/グローブ/ブーツのセット、アライのヘルメット、ウィンド・ベスト、ソフトシェル・ジャケット、スピーディーのレイン・ジャケットなどが含まれています。

発売時期

Desmo250 MXは、2026年7月より一部のヨーロッパ・ディーラーで販売が開始される予定です。販売地域は8月に北米に拡大され、その後世界各地に展開される予定です。

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Desmo250 MX MY2027

■カラー/ドゥカティ・レッド
■主な仕様
・デスモ250単気筒エンジン、249.7cc
・最高出力44.5ps@12,500rpm、最大トルク28.3Nm@8,800rpm
・ツインスパー・アルミニウム製フレーム
・燃料タンク容量:7.2リットル
・ショーワ製49mm径 倒立フォーク、フルアジャスタブル、ストローク310mm、カシマ・コーティングが施されたフォークレッグ
・ショーワ製フルアジャスタブル・モノショック、ストローク301mm
・鋳造アルミニウム製スイングアーム
・ブレンボ製ブレーキシステム、ガルファー製シングル・ディスク、260mm(フロント)、240mm(リア)
・ピレリ製スコーピオンMX32 ミディアム-ソフト・タイヤ、フロント 80/100-21”、リア 100/90-19”
・DIDチェーン・ファイナルドライブ
・エキセルリム製アルミホイール、アルピナ・スポーク、フロント 21” x 1.60”、リア19” x 2.15”
・2つのパワーモード、2つのライディングモード
・ライディングモードはアクセサリーのX-Linkアプリで設定可能
・3段階に調整可能なドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)、パワー・ローンチ、クイック・シフター、エンジン・ブレーキ・コントロールを含む、次世代エレクトロニクス・パッケージ

リリース

ドゥカティジャパン株式会社(2026年6月19日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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