国土交通省では、本田技研工業株式会社が2022年2月3日(木)に届け出た、CBR1000RR-Rの合計1,474台のリコール情報(5095)を掲載している。
以下WEBサイトより
■リコール届出番号/5095
■リコール開始日/2022年2月3日(木)
■届出者の氏名又は名称
・本田技研工業株式会社 代表執行役社長 三部 敏宏
・問い合わせ先/お客様相談センター TEL/0120-086819
■不具合の部位(部品名)/原動機(オイルクーラアウトレットパイプ)
■基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
原動機において、オイルクーラアウトレットパイプ樹脂ホース部の遮熱対策が不適切なため、1速ギヤの高回転域で先行の大型車等との車間距離が短い追従走行を行うと、排気管の輻射熱で当該ホースの表面部が溶融することがある。
そのため、そのまま使用を続けると、ホースに亀裂が発生し、エンジンオイルが漏れ、漏れたオイルが排気管に付着して発煙し、最悪の場合、オイルが後輪タイヤに付着して転倒するおそれがある。
■改善措置の内容
全車両、遮熱板を追加するとともに、オイルクーラアウトレットパイプを新品に交換する。なお、改善措置用部品の供給に時間を要することから、使用者に当該不具合の内容を周知するとともに、1速ギヤでの走行に関する注意事項を案内し、準備ができ次第、交換する。
■不具合件数/5件
■事故の有無/無し
■発見の動機/市場からの情報による。
■自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者:ダイレクトメール等で通知する。
・自動車特定整備事業者等:日整連発行の機関誌に掲載する。
・弊社のインターネットホームページに掲載する。
国土交通省
自動車局審査・リコール課
リコール監理室
TEL/03-5253-8111(内線42361)
リリース = 国土交通省(2022年2月3日発行)