国土交通省では、スズキ株式会社が2020年1月23日(木)に届け出た、アドレス 110 合計18,016台の改善対策情報(589)を掲載している。
以下WEBサイトより
■改善対策届出番号/589
■改善対策開始日/2020年1月24日(金)
■届出者の氏名又は名称
・スズキ株式会社/代表取締役社長 鈴木 俊宏
・問い合わせ先/お客様相談室 TEL 0120-402-253
■不具合の部位(部品名)/原動機(クランクシャフト)
■不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
クランクシャフトの発電機ロータ取付部のテーパ加工が不適切なため、当該クランクシャフトと発電機ロータが正しく嵌合していないものがある。そのため、エンジン回転時にクランクシャフトの発電機ロータ位置決めキー溝に過大な荷重がかかり、最悪の場合、クランクシャフトが破損し、走行中にエンストに至るおそれがある。
■改善対策の内容
全車両、クランクシャフトの発電機ロータ取付部(テーパ部)表面の摩耗を点検し、許容以上の摩耗が認められる場合は、クランクシャフトを良品に、発電機ロータを新品に交換する。摩耗が許容内である場合は、 テーパ形状を測定し、テーパ形状が不適切なものは、発電機ロータをクランクシャフトのテーパ形状に合わせた対策品に交換する。
■不具合件数/10件
■事故の有無/無し
■発見の動機/市場からの情報による。
■自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者:ダイレクトメールまたは電話等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・改善実施済車には、その旨を点検整備記録簿に記載する。
国土交通省
自動車局審査・リコール課
リコール監理室
TEL/03-5253-8111(内線42354)
リリース = 国土交通省(2020年1月23日発行)