【ホンダ】マン島T.T.参戦から60周年!「Honda Racingアニバーサリー・イヤー」記念イベントを発表

掲載日: 2019年06月28日(金) 更新日: 2019年06月28日(金)
カテゴリー: イベント  タグ: ,  
この記事は2019年6月28日当時の情報に基づいて制作されています。

ホンダは1959年のマン島T.T.参戦から60周年となる本年を「Honda Racingアニバーサリー・イヤー」とし、記念イベントを開催。2019年6月28日(金)にTTサーキットアッセン(オランダ ドレンテ州)で「ロードレース世界選手権参戦60周年セレモニー」が行われる。

セレモニーにはFIM会長ホルヘ・ビエガス氏、Dorna Sports C.E.O. カルメロ・エスペレータ氏をはじめ、高橋国光氏、フレディー・スペンサー氏、ミック・ドゥーハン氏、マルク・マルケス選手、ホンダレーシングより桒田哲宏が登壇予定だ。

同社ではこのほかMotoGPをはじめとする各二輪・四輪参戦車両に参戦60周年シンボルマークを掲示。オランダGPに参戦するMoto3車両には、かつて活躍したレーシングマシン「RC143」のカラーリングを採用。2019年6月30日(日)にはTTサーキットアッセンで歴代レーサーのデモラン。2019年7月2019年7月4日(木)~7日(日)にイギリスで行われる「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」でもレジェンドマシンのデモランを予定している。なお、ホンダは今後も鈴鹿8耐やMotoGP日本GPで記念イベントの開催を予定している。

Hondaの世界選手権参戦60周年にあたり

Hondaは創業当時から世界の頂点を目指し、モータースポーツへの挑戦を続けています。
1954年に創業者の本田宗一郎が、“世界一への夢の達成”を目指して当時の世界最高峰であるFIM(※1)ロードレース世界選手権(以下、WGP)の「マン島T.T.レース」への出場を宣言。その後5年を費やしてマシンを開発し、1959年6月3日に日本の二輪車メーカーとして初めてマン島T.T.レースの125ccクラスに、鈴木淳三選手、谷口尚己選手、鈴木義一選手、田中楨助選手の4選手がRC142で出場してから、60年の節目をむかえることができました。

その後、挑戦の歴史は二輪車にとどまることなく、1964年には四輪車の最高峰レースであるFIA(※2)フォーミュラ・ワン世界選手権(F1)のドイツGPにロニー・バックナム選手がRA271で参戦しました。そして、その後も長きにわたり、世界の頂点を目指したレース活動を続けてきました。また頂点レースだけでなく、二輪車・四輪車ともに多様なカテゴリーのレースに参戦することで、技術と人を磨くとともに、多くのお客さまと楽しさ、喜び、感動を共有してきました。

Hondaのレース活動における挑戦の歴史の象徴である、マン島T.T.レース参戦から60周年となる今年を、「Honda Racingアニバーサリー・イヤー」とし、記念イベントを数多く実施していきます。これによりこれまでレース活動を支えていただいた、多くのお客さまやモータースポーツ・ファンの皆さまとともに、喜びを共有していきます。あわせて、Hondaがレースに参戦する意義や歴史を、広く伝えるとともに、次世代にも伝承していきたいと考えています。

(※1)Federation Internationale de Motocyclisme(国際モーターサイクリズム連盟)の略称
(※2)Federation Internationale de l`Automobile(国際自動車連盟)の略称

世界選手権参戦60周年シンボルマーク

Hondaの世界選手権初参戦の記録

1959年マン島T.T.レース RC142と谷口尚己選手

1964年ドイツGP RA271とロニー・バックナム選手

Honda Racing アニバーサリー・イヤーのイベントについて

【ロードレース世界選手権参戦60周年セレモニー】
■内容/Hondaのマン島T.T.レース参戦から60周年を記念し、特別ゲストを招いてのセレモニー
■日時/2019年6月28日(金)11:45
■場所/TTサーキット・アッセン パドック内Repsol Honda Teamホスピタリティー
■登壇者
・FIM会長 ホルヘ・ビエガス氏
・Dorna Sports C.E.O. カルメロ・エスペレータ氏
・高橋国光氏(1961年西ドイツGPで日本人として初優勝)
・フレディ・スペンサー氏(1983年GP500クラスで当時の最年少チャンピオン獲得、1985年史上初のGP250&GP500両クラスでチャンピオン獲得)
・ミック・ドゥーハン氏(1994年~1998年 GP500クラス5年連続チャンピオン)
・マルク・マルケス選手(Repsol Honda Team)
・株式会社ホンダ・レーシング取締役 レース運営室室長 桒田哲宏

【エントリー車両に参戦60周年シンボルマークステッカーを貼付】
ロードレース世界選手権MotoGPクラスにエントリーする「RC213V」の車体に、参戦60周年シンボルマークを掲示します。また、MotoGPに加え、FIMスーパーバイク世界選手権やFIM世界耐久選手権第5戦鈴鹿8時間耐久ロードレース(以下、鈴鹿8耐)に参戦するマシン、さらにロードレース、モトクロスやトライアルの参戦車両や、各種四輪レース参戦車両にも展開します。

【ロードレース世界選手権参戦60周年スペシャルカラーでの参戦】
6月28日から開催されるオランダGPでは、Moto3に参戦している「Honda Team Asia」のマシンに、Hondaが1961年のWGPで初優勝したマシンRC143のカラーリングを施します。

【ロードレース世界選手権参戦60周年デモンストレーションラン】
■内容/Hondaのマン島T.T.レース参戦車両(レプリカ)RC142、NSR500によるデモラン
■日時/2019年6月30日(日)13:21~13:26(予定)
■場所/TTサーキット・アッセンレーシングコース
■走行車両とライダー
・RC142(1959年マン島T.T.レース参戦車の復刻車)/高橋国光氏
・NSR500(1989年モデル)/ミック・ドゥーハン氏
※雨天の場合、走行を中止する場合があります

【グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでの特別走行】
2019年7月4日(木)~7日(日)までイギリスで行われる「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」においても、世界選手権参戦60周年を記念して、二輪車のRC142、NSR500、RC213Vのほか、四輪車のマクラーレン・ホンダMP4/4(1988年F1ドライバー・コンストラクターズチャンピオンを獲得)によるデモ走行を行います。

今後、鈴鹿8耐・MotoGP日本GPでも、記念イベントを開催します。これらのイベントについては詳細が決定次第、Hondaのホームページ等で順次お知らせいたします。

お問い合わせ

本田技研工業株式会社
お客様相談センター
TEL/0120-086-819

リリース = 本田技研工業株式会社(2019年6月27日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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