歩道を走れるスクーター「WHILL Model S」のシェアリング実証実験が10/8茨城県笠間市で開始

掲載日: 2022年10月06日(木) 更新日: 2022年10月06日(木)
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この記事は2022年10月6日当時の情報に基づいて制作されています。

歩道を走れるスクーター「WHILL Model S」のシェアリング実証実験が10/8茨城県笠間市で開始 記事1

パーソナルモビリティの開発を手掛けるWHILL株式会社は、2022年10月8日(土)〜11月7日(月)までの期間、茨城県笠間市において「WHILL Model S」のシェアリング実証実験を行う旨発表した。

実証実験は同市のシェアサイクルプラットフォームを活用し、WHILL社のスクーター型モビリティ「WHILL Model S」を貸し出すもの。Model S は道路交通法上歩行者として扱われるため、運転免許が不要で歩道を走行することができる。貸し出しは専用アプリで会員登録、または利用券を購入することで4か所のポートから利用可能となる。

笠間市で歩道を走れるスクーター「WHILL Model S」のシェアリング実証実験が開始

~「ドコモ・バイクシェア」のシェアリングプラットフォームシステムと初連携!高齢の方も気軽に使える移動手段を提供し、快適な周遊・散策機会を創出~

歩道を走れるスクーター「WHILL Model S」のシェアリング実証実験が10/8茨城県笠間市で開始 記事2

WHILL株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO :杉江理、以下「WHILL社」)は2022年10月8日(土)より、笠間市で歩道を走れるスクーター(※)「WHILL Model S」のシェアリング実証実験を開始することを発表いたします。同市で運用されているシェアサイクル「ドコモ・バイクシェア」のプラットフォームを活用し、免許不要で歩行領域を安定して走行できる移動手段を確保することで、ご高齢の方、体力や長距離の歩行に不安がある方なども快適かつ気軽に散策できる機会を提供します。

※本製品は道路交通法上歩行者として扱われ、歩行者としてのルールを守って走行する必要があります

笠間市では、市内の二次交通の補完や回遊性の向上を図るため、シェアサイクル(電動アシスト自転車)が活用されており、市内各所に設置されているサイクルポート(駐輪場)から、ご自身の好きなタイミングで自転車の利用・返却が可能です。一方で、高齢化が進む同市において、高齢の方、体力や長距離歩行に不安がある方にとっては、自転車ではバランスが取りづらかったり、疲れてしまって各所に点在する観光スポットや買い物に気軽に出向いたりすることが難しいとの課題もありました。

歩道を走れるスクーター「WHILL Model S」のシェアリング実証実験が10/8茨城県笠間市で開始 記事3

こうしたニーズに応えられるよう、WHILL社は笠間市で運用されている「ドコモ・バイクシェア」のシェアリングシステムプラットフォームと連携し、気軽に利用できるシェアモビリティの一つとして、誰もが直感的に操作できるスクータータイプのModel Sを活用した実証実験を開始するに至りました。ご高齢の方はもちろん、歩きづらさを抱える方を含むすべての人が簡単に利用できる移動手段を提供することで、周辺の回遊利便性をさらに向上させるとともに、特にご高齢の地域住民の外出機会創出、ひいては一層の地域観光活性化に貢献いたします。

WHILL社は今後、実験で得た知見やフィードバックを生かし、移動サービスの実装に向けて取り組んでまいります。また、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、様々な地域や場所でWHILLを気軽に使って自由に移動していただく機会を増やし、誰でも疲れることなく外出を楽しめる世界を創っていくために、他エリアでの実施に向けても積極的に検討してまいります。

実証実験 概要

■期間/2022年10月8日(土)~11月7日(月)
■ポート場所/笠間駅、笠間芸術の森公園(笠間工芸の丘)、ギャラリーロード、あそびの杜
■利用方法
1. 専用アプリを利用してレンタル。会員登録が必要。
2. 1日利用券(ICカード)を窓口で購入し、利用。
いずれかを通じてサイクルポートより、Model Sの利用・返却が可能。
■料金
・最初の60分まで300円/以降30分ごと100円/当日上限1,500円
※1日利用券(ICカード)での利用は最長2時間まで
■利用機体/歩道を走れるスクーター「WHILL Model S」

WHILL Model Sについて

電動アシスト自転車よりも安定した走行性能と、シニアカーよりもスタイリッシュでシンプルなデザイン性を併せ持つスクーター型モデルで、免許不要で歩行領域を安定して長く走ることができます。操作は、アクセルレバーを握れば前進、手を離せばその場でブレーキがかかり停止する仕組みで、高齢化社会において免許返納後も心地よく走れるクルマ、自転車の代わり、長距離を歩くとなると疲れてしまう方の移動手段として全国の自動車ディーラーやサイクルベースあさひ他で取扱いが続々と広がっています。

リリース

WHILL株式会社(2022年10月5日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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