リリース = 株式会社M-TEC
無限は、2016年マン島TTレースのTTゼロチャレンジクラスへ参戦することを発表した。2012年から同クラスに参戦を続け、2014・2015年には2年連続で優勝。5年目となる今回のマシンは「神電 伍」。ライダーはジョン・マクギネス選手とブルース・アンスティ選手となっている。なお、神電 伍は2016年3月25日(金)に東京ビッグサイト「東京モーターサイクルショー2016」内で発表予定となっている。
2016年マン島TTレース「TEAM 無限」参戦体制発表
無限(株式会社M-TEC)は、2016年5月28日(土)~6月10日(金)にかけて、マン島で行われる2016年マン島TTレースTTゼロチャレンジクラス※1へ「TEAM 無限」として今年も参戦いたします。
当社オリジナル電動バイクでのTTレースへの挑戦は、2012年から独自のプロジェクトとして若手エンジニアの育成と、新たな分野への開発を目的にスタートし、2014年、2015年共に自ら記録したTTゼロチャレンジクラスのコースレコードを更新し、2年連続の優勝と1-2フィニッシュを達成することが出来ました。
本年のマシンは過去4年間の実戦で得たノウハウを基に、全てを新開発いたしました「神電伍(SHINDEN GO)」を投入いたします。
ライダーはマン島TTレース通算優勝回数23回、昨年のTTゼロチャレンジクラスとシニアTTクラス優勝、更にマン島TTマウンテンコースのコースレコード(タイム17分03秒567、平均時速132.701mph=213.516km/h)更新を達成したジョン・マクギネス選手と、昨年スーパーバイククラス優勝と、通算優勝回数10回を達成したブルース・アンスティ選手の2人を本年も継続して起用し、3連覇を目指します。
なお、今年度投入する「神電伍(SHINDEN GO)」は2016年3月に東京ビッグサイトで開催される東京モーターサイクルショー2016内で発表※2いたします。
【参戦体制】
■チーム名/TEAM 無限(TEAM MUGEN)
■ライダー/ジョン・マクギネス(John McGuinness)、ブルース・アンスティ(Bruce Anstey)
■マシン/神電 伍(SHINDEN GO)
■代表・監督/代表:勝間田 聡(Satoshi Katsumata)、監督:宮田明広(Akihiro Miyata)
※1 マン島TTレース(THE Isle of Man Tourist Trophy Race) TTゼロチャレンジクラスマン島TTレースはイギリスとアイルランドの間にある淡路島程の大きさのマン島で1907年から開催されている市街地、住宅街、山間部を含む1周約60kmの一般公道コースをタイムトライアル形式で走行する、現存する世界最古の高速オートバイレースである。第二次世界大戦終結後の1947年からは世界グランプリロードレース選手権として再開され、日本の二輪メーカーやライダー達が果敢にチャレンジしたことが、今日世界に大躍進した日本の二輪産業のまさしく繁栄の基盤となった。
TTゼロチャレンジクラスはクリーンエネルギー時代の将来を見据えて2009年から新たにスタートしたカテゴリーで、CO2を排出しないクリーンエミッション機構を動力に持つことが定められている。一般的なレシプロエンジンでのレースクラスは1レースで3周から6周するところ、TTゼロチャレンジクラスはバッテリー性能と容量の兼ね合いから、現在1周約60kmのみのレースとなっている。
【TTゼロチャレンジ レーススケジュール】
予選1回目/2016年6月3日(金)20:40~(1LAP)
フリープラクティス/2016年6月4日(土)16:35~(1LAP)
予選2回目/2016年6月6日(月)16:25~(1LAP)
決勝/2016年6月8日(水)16:20~(1LAP)
※2 「神電伍(SHINDEN GO)」発表
会場/
東京ビッグサイト(東京国際展示場)
西展示棟アトリウム特設ステージ
東京都江東区有明3-11-1
日時/2016年3月25日(金)14:45~15:15
【ライダープロフィール】
ジョン・マクギネス選手
生年月日:1972.4.16(43歳)
出身地:Lancashir,England
1996年からマン島TTレースに参戦を始め、現在までに優勝回数23回、現役最多優勝回数記録保持者。2012年からTEAM無限でTTゼロチャレンジクラスに参戦。2014年と2015年はTTゼロチャレンジクラスで優勝。2015年はシニアTTクラスでも優勝を飾り、コースレコードを更新。TTマウンテンコースの現コースレコードホルダー。
ブルース・アンスティ選手
生年月日:1969.8.21(46歳)
出身地:Wellington,New Zealand
1999年にマン島TTレースデビューし、これまでに10回優勝。2014年にスーパーバイククラスで平均時速132.298mphを記録し、現スーパーバイククラスのコースレコードホルダー。2015年は同クラスで優勝を飾った。2014年からTTゼロチャレンジクラスに「神電」で参戦し、2年連続で2位表彰台を獲得している。