株式会社エルコムは、北海道と全国の離島地域で3人乗り電動バイク「e-NEO」の販売を開始する。同車両は普通自動車免許で運転できる電動モビリティとなっており、家庭用の100V電源でも充電が可能で、航続距離は満充電でおよそ100km。ラインナップはフラッグシップモデルの「NEO-ONE」と、軽量モデル「NEO-LIGHT」の2モデルが用意される。
エルコムが地域の新しいインフラ提供サービスを開始
株式会社エルコム(本社/北海道札幌市、代表取締役/相馬 嵩央、以下「当社」)は、株式会社ダイゾー(本社;大阪府大阪市)の小型eモビリティ「e-NEO」の正規販売代理店として、北海道と全国の離島地域での販売を正式に開始いたします。
「e-NEO」は100V電源でも充電ができる3人乗り電動バイク。北海道での取り扱いは今回が初めてとなり、都市部から観光地、郊外エリアまで、地域の多様な移動ニーズに応える新たな選択肢として、小さなコミュニティ向けインフラを支える移動手段として期待されています。
・URL/https://www.elcom-jp.com/20250715-2
「e-NEO」は、手軽で環境にやさしい電動モビリティ。広大な北海道の中でも、ちょっとそこまでの移動を快適にサポートします。完全EVでコンパクト、100V・200Vどちらにも対応し、家庭用電源で手軽に充電できるのも、大きな魅力のひとつです。コンパクトでも航続距離はしっかり確保。フル充電で最長約100kmの走行が可能で、近隣の移動はもちろん、複数回の利用にも安心して対応できます。普通自動車免許で運転でき3人乗りまで乗車可能。車検・車庫証明も不要。ヘルメット着用義務もなく、誰でも手軽に乗れるのが特徴です。
■観光地・地域交通の新しいインフラに
インバウンドでにぎわう観光地や交通インフラが十分でない地域において、ホテルから観光名所までの移動や駅から目的地までの“ラストワンマイル”、坂道の多いエリアでの移動手段として最適です。静かで環境にやさしいEVは、観光体験の価値を高めると同時に、地域の持続可能な移動インフラとしても貢献。自治体や観光事業者による導入もしやすく、地域の魅力をさらに引き出す1台です。
■脱炭素経営!事業所・工場内の移動手段として
完全EVだから、構内や近隣事業所間の移動も排ガスゼロ。企業の環境意識と先進性をアピールできます。社用車の置き換えや、配送・巡回業務にもおすすめです。また、最寄り駅から事務所や工場まで車を使うほどではない距離にある企業にとっても、気軽な移動手段としての活用が期待されます。
■NEO-ONE/フラッグシップモデル
先進的で洗練されたデザインに、日常利用に求められる快適性・安定性を兼ね備えたスタンダードモデル。構内の業務用、施設間移動、観光地での送迎など、ビジネスから地域活用まで幅広く対応します。
■NEO-LIGHT/“気軽”に、より“ライト”に
丸みを帯びた愛らしいデザインと、選べるカラーバリエーションが特徴の軽量モデル。カラフルで気軽なモビリティとして、地域の彩りと移動の自由を広げます。
当社では今後、自治体や観光事業者、企業との連携を通じて、実証導入・モデル展開を積極的に推進してまいります。
■試乗体験会
当社本社ガレージ(札幌市)にて実施中。事前予約制となっておりますので、下記よりご予約をお願いいたします。
ご予約はこちら
・URL/https://www.elcom-jp.com/inquiry
■展示会出展
2025年7月23日(水)北洋銀行ものづくりサステナフェア 小間番号73
「アクセスサッポロ」にて開催される展示会に出展予定です。NEO-LIGHTを実際にご覧いただけます。
詳細はこちらから
・URL/https://www.elcom-jp.com/event/2025062
「Improving the future~次世代の未来をつくる」を社是に掲げ、地球環境や社会課題に寄り添いながら、独自の発想と技術力を活かしたソリューション開発に取り組む創造開発型のものづくり企業です。2021年には「第5回ジャパンSDGsアワード特別賞」を受賞、2022年には環境省より「脱炭素先行地域連携企業」に選定されるなど、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に推進しています。創業以来、駐車場関連設計をはじめとする都市インフラに携わってきた知見を活かし、新たに地域のインフラ提供サービスへと事業領域を拡大します。
株式会社エルコム(2025年7月15日発行)
(バイクブロス・マガジンズ編集部)