株式会社 ENNE は、ペダル付き特定小型原付 ENNE T250 の後継機種となる「ENNE T350 Pro」の先行予約販売を2024年3月1日(金)より開始する。同車両はリアキャリアに専用のコンバーターユニットを搭載し、ペダルをこぐ事で発電しバッテリー消費を減らして航続距離を伸長させる仕組みを採用しているという。
累計10000台以上の販売のENNE T250の後継機種であるENNE T350 Proを3月1日より先行予約販売を行います。本機はT250に搭載をした発電機能を8倍にまで高め、同じバッテリー容量の他の特定原付に比べて2倍の航続距離を実現いたしました。
2023年6月に販売を開始したENNE T250は特定原付で唯一のペダル付き車種として販売初日に1000台、累計で10000台を超える大ヒットとなりました。
ENNE T250は特定原付という性質上ペダルをタイヤに連結することができない構造の中でどのように航続距離を伸ばすかということをテーマに開発された機体です。この発電機構は特許も取得しており、発電能力については先代のT250でも賞賛の声を多くいただいておりますが、この度、発電量を8倍に向上させ、モーターも250Wから350WへパワーアップをさせたENNE T350 Proを発売いたします。
ENNE T350 Proはリアキャリアに本機専用のコンバーターキットを搭載することにより、50RPMから100RPMのケイデンスで発電機を回すことで、発電機はバッテリーと同程度の電圧を生成することが可能となりました。50RPMから100RPMのケイデンスはゆっくり自転車をこぐくらいのスピードです。ペダルの重さは必要な電力により変化しますが、ギアなしの自転車を平坦な場所で漕ぐくらいの負荷となります。
もちろん新設計のアクセルを回すだけで電動バイクのように乗ることも可能です。
普段はアクセルを使って電動バイクとして使用していただけます。毎日使うものですので時には充電を忘れた・充電する時間がない・思わぬ遠出をしてしまったということもあると思います。
キックボードタイプや他の自転車タイプの特定原付ではバッテリーを長持ちさせる機能がそもそもついていません。
特定原付のバッテリーが切れてしまえば、ただの重い荷物になってしまいます。そんな時、ENNE T350Proならペダルをこぐことにより残りのバッテリー消費を劇的に減らすことができますのでバッテリー切れという最悪の事態を回避することができます。
また、特定原付に使用されるモーターでも回生ブレーキを搭載することは可能ですが通常は25km/h以上で走行していないとほとんど電力を発生しないばかりか、内部構造の複雑化により故障リスクが大きく跳ね上がります。ENNEは特定原付における航続距離向上に最も適した形は発電ユニットの搭載であるという結論にたどり着きました。
■速度モード/6km/h,20km/h
■重量(KG) /18kg
■組み立て時サイズ(mm)/1360×570×1040
■折り畳み時サイズ(mm)/750×500×600
■タイヤサイズ(インチ)/14×1.95
■純電気航続距離(KM)/50-70
■最大航続距離(KM)/100-140
■車体最大荷重(KG)/150 kg
■適用身長(CM)/140~210 cm
■定格出力(W)/350W
■瞬間最大電力(W)/700W
■発電機定格出力(W)/350W
■対応地形/都市/山地
■バッテリー/Panasonic等 14Ah/10.4Ah
■フレーム素材/アルミニウム合金
■防水レベル/IP54
■製品保証/フレーム2年間 バッテリー・モーター1年
■車体色/ホワイト/ブラック/ベージュ/ブルー
■ブレーキタイプ/ディスクブレーキ
■灯火類/LED
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※蓄電池に関しては基本はPanasonic製を使いますが、原料確保の都合で同等性能の他社製品(LG、SAMSUNG他)を使用する場合があります。
※航続距離は体重や道路状況等によるため保証するものではありません。
※スタンドはサイドスタンドとなることがあります。
※走行時は自賠責書類を携帯してください。
※ヘルメットは努力義務
※16歳以上の方のみ運転できます。免許は不要です。
※その他道路交通法に違反する何れの行為もしないようお願い申し上げます。
株式会社ENNE(2024年2月21日発行)