BMW Motorrad がロードスター・モデルの装備内容および価格を一新し、2024年モデルとして発売した。今回発売されたのは、ミドルクラスのロードスター「F 900 R(119万円~)」、並列4気筒モデル「S 1000 R(198万7,000円~)」、ボクサーエンジン搭載の大型ネイキッド「R 1250 R(177万5,000円~)」の3機種となる(価格は全て税10%込み)。
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各種ロードスター・モデルを新規免許取得者や国産ブランドからの買い替え需要の増加を目的として最適化されたモデルラインアップに変更
ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: 長谷川正敏)は、11月15日(水)付で、BMW Motorradの、ロードスター・モデルF 900 R、S 1000 R、R 1250 Rの装備内容及び価格を一新し新発売する。
発売する2024年モデルは、日本市場での競争力を向上させ、例えば大型自動二輪免許取得者の初めてのバイクとして、また、現在国産ブランド・オーナーの買い替えとして魅力的な選択肢の1つになることを意図している。2024年モデルでも、現行のBMW Motorrad全モデル同様にETC2.0車載器も標準装備する。これらのモデルは、本日より順次デリバリーを開始予定。
■モデル・カラー・希望小売価格(税10%込み)
・F 900 R/レーシング・レッド/119万円
・F 900 R/ブラック・ストーム・メタリック2/121万8,000円
・F 900 R/ライト・ホワイト/122万6,000円
・S 1000 R/ブラック・ストーム・メタリック/198万7,000円
・S 1000 R/ブルーストーン・メタリック/202万8,000円
・R 1250 R/アイス・グレー/177万5,000円
・R 1250 R/レーシング・ブルー・メタリック/183万6,000円
・R 1250 R/ブラック・ストーム・メタリック/185万7,000円
※上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。
※ETC 2.0車載器を標準装備
※3年保証
F 900 Rは、894ccの並列二気筒エンジンを搭載し、高強度の鍛造ピストンを採用し、最高出力は105PS(77kW)まで高めている。また、13Lの軽量プラスチック溶接式タンクを採用し、スポーティな走行を実現している。
2024年モデルは、従来の装備内容を見直し、純粋なミディアムサイズのロードスター・モデルを求めるライダーにとって最適化された装備と魅力のある価格に一新した。
従来のベースモデルに対して、「Rain」「Road」「Dynamic」「Dynamic Pro」の4つモードを備えたライディングモードProを装備、ABS Pro装備によりコーナリング中の急制動も安全にアシストし、快適なシフトチェンジをサポートするギアシフトアシストProを装備、更にDTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)装備により、加速時の最適なトラクションを様々な路面状態でもサポートする。
・排気量894ccの並列2気筒エンジン
・出力およびトルクを増大:最高出力77kW(105PS)/8,750rpm、最大トルク92Nm/6,500 rpm
・2本のカウンター・バランス・シャフトによる極めて滑らかな作動
・「Rain」「Road」「Dynamic」「Dynamic Pro」の4つモードを備えたライディングモードPro
・ABS Pro装備によりコーナリング中の急制動も安全にアシスト
・快適なシフトチェンジをサポートするギアシフトアシストPro
・DTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)装備により、トラクションを最適化
・ダイナミックエンジンコントロールによる急激なエンジンブレーキを抑制
・剛性、耐久性、走行正確性の向上に寄与するスチール製ブリッジ・フレーム
・スリムなスチール製リヤ・フレーム
・容量13リッターの軽量プラスチック溶接式燃料タンクを採用
・フロントに倒立式テレスコピック・フォークを、リヤにセントラル・サスペンション・ストラットを備えたアルミ製両持ち式スイングアームを採用
・高い視認性を誇りスマートフォン用専用アプリと連動する6.5インチTFTディスプレイ
・ロードスターというキャラクターを明確に表す3つの力強いカラーバリエーション
・グリップヒーター
・ETC2.0車載器
S 1000 Rは、BMWが誇るスーパー・スポーツ・モデルBMW S 1000 RRのエンジンやシャシーを受け継いだ並列4気筒ロードスター・モデルである。BMW S 1000 RRをベースにしながら、必要最小限の装備のみを採用することで、ダイナミックで俊敏なレスポンスを実現している。
並列4気筒エンジンは、幅広い回転域でより快適な乗り心地を実現すると共に、最高出力121kW(165ps)/11,000rpm、最大トルク114Nm/9,250rpmを発揮する。さらに、4、5、6速のギアを最適化(ロングレシオ化)することで、郊外での走行でも騒音を抑えると共に、燃費性能を高めるためエンジン回転数を制限している。
2024年モデルは、従来の装備内容を見直し、アグレッシブなロードスター・モデルの走りを求めるライダーにとって最適化された装備と価格に一新した。
従来のベースモデルに対して、快適なシフトチェンジをサポートするギアアシスタントプロ、「Rain」「Road」「Dynamic」「Dynamic Pro」の4つモードを備えたライディングモードProを装備、ダイナミックエンジンブレーキコントロール装備によりスロットル急閉時に発生しうるリアタイヤの急制動を抑制、ダイナミック・クルーズ・コントロール装備により快適性を向上させた。
・BMW S 1000 RRベースの並列4気筒エンジンを搭載。中回転域のパワーを最適化させ、4〜6速ギアにS 1000 R専用変速比の組み合わせを採用。
・クラス最軽量のダイナミック・ロードスター: DIN(ドイツ工業規格)空車重量で199kgを達成
・最高出力121kW(165ps)/11,000rpm、最大トルク114Nm/9,250rpmを発揮
エンジン回転数3,000rpmで80Nm以上のトルクを発生させ、5,500〜12,000rpmの範囲で90Nm以上を発生
・ギアアシスタントプロ
・4つのライディングモード「Rain」、「Road」、「Dynamic」「Dynamic Pro」を装備
・ダイナミックエンジンブレーキコントロール
・クルーズ・コントロール
・バンク中やブレ―キ時の安全性を向上するABS Proを装備
・6軸センサー・ボックスによりピッチ・レートを正確に決定し、アンチ・ウィリー機能を実現
・ダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)
・DTCウィリー制御機能
・ヒルスタート・コントロール
・高い視認性を誇りスマートフォン用専用アプリと連動する6.5インチTFTディスプレイ
・全ての照明にLEDライト・ユニットを採用
・魅力的な2つのカラーバリエーション
・グリップヒーター
・ETC2.0車載器
BMW R 1250 Rは、スポーティな俊敏性と快適性、ボクサー・エンジンのダイナミックなパフォーマンスによって輝きを放ち、ワインディング・ロードをソロで、またタンデムで駆けぬけるロードスターの歓びを、さらに進化させたモデル。
エンジン排気量1,254cc、100kW(136PS)の出力を発生する2気筒ボクサー・エンジンの搭載により、力強い推進力を発揮し、インテーク側のバルブ・タイミングとバルブ・リフトを変化させるBMW ShiftCamテクノロジーにより、全回転域で力強いパワーと極めて滑らかで静かな走りと、優れた燃費性能を実現している。
2024年モデルは、従来の装備内容を見直し、余裕のある1200cc以上クラスの大型ロードスター・モデルの走りを体感するライダーにとって最適化された装備と価格に一新した。
従来のベースモデルに対し、ギアアシスタントプロ、クロームのデザインオプションサイレンサーと、ヘッダーエキゾーストパイプを装備した。
・吸気側のバルブ・タイミングとバルブストロークを変化させるためのBMW ShiftCamテクノロジーを備えたボクサー・エンジン
・エンジン速度範囲全体にわたる十分な発電量、最適化された燃料消費、走行の滑らかさと洗練の向上
・出力とトルク: 100 kW(136 PS)/ 7,250 rpm, 143 Nm / 6,250 rpm.
・ギアアシスタントプロ
・クロームのデザインオプションサイレンサーと、ヘッダーエキゾーストパイプ
・ダイナミック トラクション コントロール(DTC)
・BMW モトラッド ABS プロ(パーシャリィインテグラル)
・ダイナミック・エンジン・ブレーキ コントロール(DBC)
・5つのライディングモード「ECO」、「Rain」、「Road」、「Dynamic」、「Dynamic Pro」
・高い視認性を誇りスマートフォン用専用アプリと連動する6.5インチTFTディスプレイ
・LED ウィンカーとデイタイムランニングライト
・12v電源ソケットと USB ソケット
・魅力的な3つのカラーバリエーション
・グリップヒーター
・ETC2.0車載器
BMW Motorrad Japan(2023年11月29日発行)
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