【ホンダ】 オールロード・グランツーリスモ VFR1200X DCT発売へ

掲載日: 2014年02月21日(金) 更新日: 2014年02月21日(金)
この記事は2014年2月21日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = 本田技研工業株式会社

ホンダは、同社が掲げる二輪車開発思想「クロスオーバーコンセプト」のフラッグシップモデルとなるVFR1200X デュアル・クラッチ・トランスミッションを、2014年3月7日(金)に発売する。MTとATを任意で選択できるDCTを標準装備するほか、後輪駆動力レベルを3レベル+オフから選べるHonda セレクタブル トルク コントロール、前後輪のコンビブレーキにABSをあわせたコンバインドABS、グリップヒーター、ETC車載器などが装備されるという。

VFR1200X
以下リリースより
2014年2月21日

市街地から長距離ツーリングまで余裕をもって楽しめる
「VFR1200X デュアル・クラッチ・トランスミッション」を発売

Hondaは、力強い出力特性の水冷・4ストローク・OHC・V型4気筒エンジンを搭載したオン・オフロードスタイルの「VFR1200X デュアル・クラッチ・トランスミッション」※1を3月7日(金)に発売します。

このモデルは、「オールロード・グランツーリスモ」を開発コンセプトに掲げた、Hondaのクロスオーバーコンセプト※2のフラッグシップモデルです。デュアル・クラッチ・トランスミッション(以下、DCT)を標準装備するなどして、市街地走行から長距離ツーリングまで、さまざまなシチュエーションで余裕を持って操る楽しみと快適な走行を徹底的に追求しています。

エンジンは、Honda伝統のV型4気筒1,236cm3を搭載。低・中速域から高速域まで力強い出力特性としています。また、トランスミッションはHondaが二輪車用として独自に開発した有段式自動変速機DCTを搭載。オートマチックモードとマニュアルモードが選択でき、簡単な操作でダイレクト感のある走行フィーリングを味わうことができます。また、ライダーが後輪の駆動力のレベルを必要に応じて任意に選択できる「Hondaセレクタブル トルク コントロール」を採用しています。

車体は、高い剛性感としなやかさを両立したダイヤモンドタイプのフレームを採用。フロントサスペンションには倒立タイプのテレスコピックを、リアサスペンションにはプロアームとプロリンクをそれぞれ組み合わせて装着しています。また、前・後ホイールには、チューブレスタイヤの装着に対応したワイヤースポークホイールを採用し、しなやかな足回りを実現しています。なお、シートは日本人の体格を考慮した専用設計とし、810mm※3の低いシート高を実現しています。

スタイリングは、ボリューム感にあふれる堂々としたデザインで、大地をおおらかに走破するイメージとしています。車体色は、精悍なイメージのマットチタニウムブレードメタリック1色の設定です。

また、「コンバインドABS」や、ツーリングの利便性を高めるETC車載器※4、グリップヒーター、メインスタンドを装備するなど充実した内容としています。

※1 受注生産車。「Honda二輪ETC標準装備車取扱店」で販売します
※2 Hondaの二輪車開発における新たなチャレンジの方向性で、「異なる価値を高次元で融合させる」思想
※3 Honda測定値
※4 使用するにあたり、セットアップとセットアップ費用、および決済後のETCカードが必要です

■販売計画台数(国内・年間)/150台
■メーカー希望小売価格(消費税5%込み)/1,837,500円(消費税抜き本体価格 1,750,000円)
*価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません

VFR1200X

=VFR1200X デュアル・クラッチ・トランスミッションの主な特長=

●スタイリング
オンロードとオフロードを融合したクロスオーバーコンセプトに基づき、躍動感と精悍さにあふれたスタイリングを実現。フロントカウルは、エアマネージメントに優れたシャープな形状にするとともに、ウインドプロテクション効果の高いウインドスクリーンを装備しています。
車体色は、大自然をイメージしたマットチタニウムブレードメタリック1色の設定です。

●エンジン
水冷・4ストローク・OHC・V型4気筒1,236cm3のエンジンは、低・中速域から高速域まで力強い出力特性とし、市街地から高速走行に至るまで快適な走行フィーリングを追求しています。

シリンダーの挟み角(Vバンク角)は、1次振動を極限まで抑えるために76°に設定。また、点火タイミングには不等間隔爆発を採用することで、スムーズさと力強い鼓動感を両立しています。

エンジンの軽量・コンパクト化の取り組みとしては、Honda独創のユニカムバルブトレインを採用し、シリンダーヘッド部のコンパクト化とマスの集中を実現しています。なお、スロットルボディーには、スロットルの開度を電気信号を介して伝達する「スロットル・バイ・ワイヤ」方式を採用することで、リニアなスロットルフィーリングを実現しています。

DCTは、ATモードとMTモードの2種類の走行モードを設定。ATモードでは、市街地走行からスポーティーな走行までをカバーするDモードと、よりスポーティーな走行に適したSモードを任意に選択できます。MTモードでは、手元のスイッチでシフトアップとシフトダウン操作を行うことにより、マニュアルミッション車に近い操作フィーリングを楽しむことができます。

ライダーが必要に応じて任意に後輪への駆動力のレベル(3レベル+オフ)を選択できるHondaセレクタブル トルク コントロールを採用しており、走行中に前・後輪の回転差を感知し、そこから算出したスリップ率がライダーの選択したレベル以上となった場合、燃料噴射のコントロールを図りエンジントルクを最適化することで、ライダーがイメージする走行の実現を目指しました。

●車体・装備
足着き性を考慮した810mmの低いシート高や幅広いアップハンドルの採用などで、おおらかでゆったりとしたライディングポジションを可能としています。また、容量21L※3という大きな燃料タンクを採用し、航続距離を伸ばすとともに給油の頻度を少なくすることができます。未舗装路の走行にも対応したストローク量の多い前後サスペンションや、チューブレスタイヤの装着を可能としたワイヤースポークホイールの採用などで、さまざまなシチュエーションにおけるしなやかで安心感のある走行を追求しています。

なお、後輪への駆動力の伝達には、静粛性と耐久性に優れるシャフトドライブシステムを採用しています。

ブレーキシステムは、フットブレーキを操作すると前・後輪に適切に制動力を配分するコンビブレーキに、ABSを組み合わせた「コンバインドABS」を標準装備し、安心感を高めています。

●その他の装備
・自動でウインカーの点滅をOFFにするウインカーオートキャンセラー
・メンテナンス時に便利なメインスタンド
・ETC車載器
・寒冷時の快適性を高める、5段階の温度設定が可能なグリップヒーター
・シャープなデザインのナックルガード

VFR1200X

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[ お問い合わせ ]
本田技研工業株式会社
お客様相談センター
TEL/0120-086819

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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