
ピアッジオグループジャパンは、アプリリアのフラッグシップスーパースポーツ「RSV4 Factory」を全国のアプリリア正規販売店にて12台限定で受注開始した。今回のモデルでは、MotoGP 由来の統合型ウィングレットや予測型電子制御マネジメントシステムを新たに搭載。65°V型4気筒1,099ccエンジンは、EURO 5+規制をクリアしつつ最高出力を220HPへと引き上げ、127Nm/10,800rpmの最大トルクを発生する。カラーは「シェイクダウン インディゴ」のみ、メーカー希望小売価格は363万円(税10%込み)となる。
MotoGPマシン由来の一体型ウィングレットが目を引く新デザインと、更に進化し電子制御パッケージを採用
ピアッジオグループジャパン株式会社 (本社/東京都港区芝2丁目、レルヒ・M・健治)は、MotoGPマシン由来のウィングレットや、最新のテクノロジーである予測型電子制御システムを採用し、比類のないサーキットパフォーマンスを実現するアプリリアのフラッグシップスーパースポーツ「アプリリアRSV4 Factory」を、2026年7月14日より全国のアプリリア正規販売店にて12台限定で受注を開始いたします。

アプリリアRSV4 Factoryはレースで勝つために作られ、約11年間に渡り批評家の称賛と、多くのカテゴリーで勝利を獲得し、かつてはRSV4をベースにしたバージョンでMotoGP 世界選手権にも出場するなど、このような血統を誇るスーパーバイクは他にはありません。
新型となったRSV4 Factoryは、MotoGP由来の統合型ウィングレットを備えた新デザインを誇り、比類なきサーキットパフォーマンスを実現する予測型電子制御マネジメントシステムを新たに搭載。さらにEURO 5+規制をクリアしつつ最高出力を220HPへと引上げ、エアロダイナミクスを含むますます複雑化する革新的なソリューションを開拓するというアプリリアの取り組みを反映したモデルとなっています。
■メーカー希望小売価格/363万円(税10%込み)
■カラー名/シェイクダウン インディゴ
■発売日/2026年7月14日(火)
■出荷開始時期/2026年8月
■入荷台数/12台

新型RSV4のボディワークは、ライダーのプロテクション性能向上と、空気抵抗の低減という2つの主要な目的の基に新しく再設計されました。2枚のウィング面を重ねて配置した新採用のウィングレットは、アプリリアのMotoGPでの経験に基づき風洞実験で改良され、ダウンフォースを増加させることにより、高精度のコーナリングと高速安定性を向上させます。
さらに新しい空力設計は、ライダーへの熱の伝わりを軽減する効果を発揮する、より強力な新型ラジエーターファンの採用や、フェアリングの一部には、燃料タンクとライダーの脚の間に空気が入り込むのを防ぐ特殊な形状のカウルを採用し、あらゆる状況下で快適なライディングを実現します。
全体として、新しいフェアリングは、従来のRSV4と比較して空気抵抗係数(CX)を6%、ウィリー傾向を8%低減し、加速性能を向上させています。新しいサイドパネルは、再設計されたテールセクションとシームレスに一体化しています。軽量でミニマルなリアライトユニットは、ナンバープレートホルダーに取付けられており、リアウインカーユニットがブレーキランプの機能を担っています。したがって、ナンバープレートホルダーを取り外すことで、簡単にサーキット走行の準備が可能です。


新型RSV4 Factoryのコクピットは、燃料インジケーターが加わった新グラフィックへとアップデートされた5インチカラーTFTディスプレイを採用。ライダーに必要な情報を明瞭かつ直感的なレイアウトで表示します。ハンドルバーのスイッチボックスはバックライト付きで、夜間での各種設定や操作が容易になっています。軽量アルミニウム製のトップブリッジは新デザインの物へと変更され、brembo製のブレーキシステムは、従来モデルのStylemaキャリパーよりも軽量かつ高効率な新型Hypureフロントキャリパーによってさらに強化されています。
RSV4 Factoryの65°V型4気筒1,099ccエンジンは、最高出力220hp/13,000rpm、127Nm/10,800rpmの最大トルクを発生し、RSV4が世界でもトップレベルのパワフルな公道走行可能なスーパースポーツバイクとしての地位を確立しました。Euro 5+排出ガス規制に適合したこのエンジンは、52mmのスロットルボディと再設計されたエキゾーストシステムを備えています。
アプリリアの新しい電子制御パッケージは、パフォーマンスと安全性のバランスを重視し、RSV4の既に充実した設定に新たな機能と調整機能を追加しています。このシステムは、ライダーが自分の限界を探りながら、安全に段階的な上達の手助けとなります。この機能の進化は、ウィリー、トラクション、ヨーモーメントの制御のための新たな適応型および予測型電子制御コンポーネントによって実現されています。
アルゴリズムの予測型コンポーネントは、車両パラメータ(速度、バンク角、ギアポジション、スロットルポジションなど)をリアルタイムで処理し、計算により介入を予測することで、スムーズで正確な制御を実現します。さらに、高度なソフトウェアがバイクの動的な反応とライダーのスタイルを継続的に分析し、より洗練された正確な制御を実現します。

RSV4 Factoryには、6軸慣性プラットフォーム、ライド・バイ・ワイヤ式電子制御スロットル、そして3段階のコーナリングABSとaPRC(アプリリア・パフォーマンス・ライド・コントロール)の制御を管理する3つのライディングモードを標準装備しています。aPRCは、レース由来のシステムパッケージとして定評があり、以下の機能を備えています。
・ATC(アプリリア・トラクション・コントロール)/走行中でもスロットルを閉じずに8段階のレベル調整が可能。より効果的な介入ロジックを提供し、新たに3段階の独立したレベル設定が可能なASC(アプリリア・スライド・コントロール)と連携して動作します。
・(New)AWC(アプリリア・ウィリー・コントロール)/3段階の調整が可能な新しいウィリーコントロールシステムは、予測的な制御方式を採用し、ウィリーが発生している最中に急に介入するのではなく、ウィリーが発生する前にスムーズに介入することで、パフォーマンスを向上させます。サーキット走行向けに設計されたこの適応型機能は、ライダーの特性を学習し、最適なパフォーマンスを確保するために介入レベルを自動調整します。
・AEM(アプリリア・エンジン・マップ)/エンジンの特性とパワーデリバリーを調整できる3種類のマップが用意されています。
・AQS(アプリリア・クイック・シフト)/スロットルを閉じる及びクラッチレバーを操作することなく、超高速でギアチェンジが可能になる電子制御ギアボックスです。クラッチレバーを操作せずにシフトダウンできるダウンシフト機能を搭載しています。また、スロットルを開けたままシフトダウンすることも可能です。
RSV4 Factoryに標準装備されるトラックパックには、以下のものが含まれます。
・レースダッシュボード/サーキット走行に特化したメーターグラフィックレイアウト
・ALC(アプリリア・ローンチ・コントロール)/サーキット専用のスタートアシストシステム。サーキット走行専用に3段階の調整が可能で、非常に効果的なスタートダッシュ機能を備えています。
・APL(アプリリア・ピット・リミッター)/ライダーがピットレーンでの最高速度を選択・制限したり、公道の速度制限を容易に遵守するのに便利なシステムです。
・(新機能) ASC(アプリリア・スライド・コントロール)/リアホイールの横滑りを防止・抑制する3段階調整機能。新型AWCと同様に、ASCも予測機能を備えています。
RSV4ファクトリーに標準装備されるコンフォートパックには、以下の機能が含まれます。
・コーナリングライト/ヘッドライトハウジング内に搭載された補助ヘッドライトがコーナー内側を照らし、コーナリング時の視認性を向上させます。
・ACC(アプリリア・クルーズ・コントロール)/長距離走行時に便利な機能で、スロットル操作なしで設定した走行速度を維持できます。
RSV4ファクトリーに標準装備されるレースパックには、レーシングバイクと同様にサーキットでのラップタイムを自動で記録するGPSモジュールが含まれています。レースパックでは、以下の機能も利用できます。
Corner-by-Corner機能/最先端のレーシングバイクと同様に、このシステムは走行前にライダーが設定した設定に基づいて、ATCとAWCの電子制御設定をコーナー毎に自動的に調整します。これは、アプリリアが2015年に初めて導入したコーナーバイコーナーマネジメントシステムの最新版です。
RSV4 Factoryには、コーナーごとのサスペンション調整機能も標準装備されています。このシステムは、ライダーが走行前に設定した好みに応じて、セミアクティブサスペンションであるÖhlins Smart EC 2.0のセッティングを自動的に調整します。
レースパックとセミアクティブサスペンションのコーナーバイコーナー機能は、RSV4 Factoryに標準装備されている第4世代アプリリアMIAマルチメディアプラットフォームを介して動作します。これにより、ライダーはスマートフォンをバイクに接続し、メーターパネルの機能を拡張したり、分析用のデータをダウンロードしたりすることが可能になります。


卓越した性能を示す名前、それがFactoryです。この名を冠するバイクは、ノアーレの開発チームの技術力の頂点を体現しており、RSV4 Factoryはその最も純粋でアグレッシブな表現と言えるでしょう。このシェイクダウン・インディゴのカラーリングを見れば、それは一目瞭然です。このカラーリングは、最先端のデザインと空力ソリューションを際立たせ、ノアーレのレース部門における伝統と革新のスピリットを彷彿とさせます。
■エンジン形式/4ストローク 水冷65°V型4気筒 DOHC 4バルブ
■総排気量/1,099 cc
■ボア × ストローク/81 mm × 53.3 mm
■最高出力/220 HP (161.8 kW) / 13,000 rpm
■最大トルク/127 Nm /10,800 rpm
■燃料供給方式/電子制御燃料噴射システム、マレリ製 4スロットルボディ、8インジェクター
■トランスミッション/6速カセットタイプ アプリリア・クイック・シフト(AQS) UP & DOWN
■クラッチ/機械式スリッパ―システム付湿式多板クラッチ
■フレーム/アルミニウム製ツインスパーフレーム
■サスペンション(F)/Öhlins製 電子制御NIX Φ43 mm倒立フォーク、フルアジャスタブル、ホイールトラベル125mm
■サスペンション(R)/Öhlins製 電子制御TTXモノショック、フルアジャスタブル、ホイールトラベル115mm
■ブレーキ(F)/Φ330 mmステンレス製フローティングデュアルディスク、Brembo製HYPURE(R)モノブロック ラジアルマウントキャリパー
■ブレーキ(R)/Φ220 mm ディスク、Brembo製キャリパー
■ホイール(F)/3.5J x 17 軽量鍛造アルミホイール 120/70-ZR17
■ホイール(R)/6.0J x 17 軽量鍛造アルミホイール 200/55-ZR17
■全長 / 全幅/2,055mm / 735mm
■シート高/840 mm
■車両重量/204Kg(燃料90%搭載時)
■燃料タンク容量/18 L
■主な装備/フルLEDヘッドランプ・ウィンカーランプ, 5” TFTメーター レースモード付, バックライト内蔵ハンドルスイッチ, Aprilia MIA., 6軸IMU付APRCシステム: エンジンマップ(AEM), エンジンブレーキ(AEB), コーナリングABS (3マップ・リアホイールリフトアップ軽減モード), トラクションコントロール(ATC), ウィーリーコントロール(AWC), 6種のライディングモード, クイックシフト(AQS). コーナリングライト, クルーズコントロール(ACC), ローンチコントロール(ALC), ピットレーンリミッター(APL), スライドコントロール(ASC), Öhlins製 電子制御ステアリングダンパー, コーナー・バイ・コーナーエンジン+サスペンション制御システム, メタルブレーキメッシュホース, パッセンジャーシート及びエアロカバー
■製造国/イタリア
ピアッジオ グループ ジャパン株式会社(2026年7月14日発行)
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(バイクブロス・マガジンズ編集部)