【ファンティック】ダカール・ラリーから帰還したファクトリーチームを本社にて歓迎

掲載日: 2024年02月09日(金) 更新日: 2024年02月09日(金)

【ファンティック】ダカール・ラリーから帰還したファクトリーチームを本社にて歓迎 記事1

第46回ダカールラリーから帰還したファンティック・ファクトリーチームのメンバーらがファンティック本社を訪れ歓迎を受けた。この日来社したのはライダーのジェーン=ダニエルズ、ジェレミー=ミロイア、トマソ=モンタネリの3名に加え、チーム・マネージャーのマチルダ=トマグニーニ、アドバイザーでダカールベテランのフランコ=ピコ。チームは本社の開発部門を訪問し、同社 CEO のマリアーノ=ロマンから関係者すべてに対し感謝が送られた。

ファンティック、ダカールから帰還したファクトリーチームを歓迎!

2024年2月6日、サンタ・マリア・ディ・サーラ(ヴェニス、イタリア)
この日の朝、ファンティック本社の従業員は、第46回ダカールラリー(2024年1月5-19日に開催)から帰還したファンティック・ファクトリーチームの面々を暖かく出迎えました。

イタリアのメーカーとして唯一ダカールラリーに参戦したファンティック・チームは、この世界で最もタフなラリーを3人のライダーとともに走り切るという見事な結果を残すことに成功しました。そのチーム、イギリス人女性ライダーのジェーン=ダニエルズ、フランス人ライダーのジェレミー=ミロイア、イタリア人ライダーのトマソ=モンタネリの3名のパイロットと、これを率いたチーム・マネージャーのマチルダ=トマグニーニ、アドバイザーでダカールベテランのフランコ=ピコと、彼らを支えたチームの総勢がサウジアラビアから帰還し、ファンティックの本社に集まったのです。

チームはファンティック本社の開発部門を訪問、XEF 450 Rallyをプロトタイプとしてではなく、市販車として見事に完成させ、同時にチームをフィニッシュラインまで導いた開発部隊とその仕事場を直接目にし、改めてその感動を共有しました。

【ファンティック】ダカール・ラリーから帰還したファクトリーチームを本社にて歓迎 記事2

今年はファンティックにとって3年目の挑戦であり、3台ものマシンを走らせた初めての年として、また1台もかけることなくゴールさせることができた記念すべき年としても大いなる成果を上げたレースとなりました。今年のダカールラリーは、技術的にも、またその厳しさから体力的にもメンタル的にも、過去の歴史の中でも類を見ないほどの厳しい内容だったと言われています。

そのレースに、初めて参加したイギリス・チャンピオンでもあるジェーン=ダニエルズは、ファンティックのライダーとして2022年及び2023年の世界選手権エンデューロ(女性クラス)を制覇したライダーでもありますが、デビュー・ラリーにして特別な「ダカール・スピリット」を受賞、さらにただ一人フィニッシュラインにたどり着いた女性ライダーとして、カテゴリートップのフィニッシャーとしても表彰されました。

同じく初挑戦となったジェレミー=ミロイアはベスト・ルーキー賞を受賞。レース中のベストは23位、最終的には総合31位の記録を残しました。トマソ=モンタネリは2回目の挑戦にしてチームトップのスピードを見せつけ、ベスト・ステージでは15位を記録しています。こうした見事な結果は、もちろん彼らを支えたファンティック・ラリー・チームの素晴らしいスピリットによるものであり、それこそがファンティックとしての誇りでもあります。

ファンティック・モーター社の代表(CEO)、マリアーノ=ロマンは、関係した勇者たちすべてにファンティックのヒストリーブックを記念に捧げながら、語りました:「私から、このプロジェクトを成功に導いたすべてのスタッフに心からお礼を申し上げたい。先頭に立ってサウジの砂漠で我々ファンティックの車両が走り切ることを支えたチームはもちろん、これを開発し、プロジェクトを毎日おい、イタリアでサポートをつづけた面々にも。これこそが我々が誇るチームプレイであり、得られた結果なのだ」

【ファンティック】ダカール・ラリーから帰還したファクトリーチームを本社にて歓迎 記事3

リリース

モータリスト合同会社(2024年2月9日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

このページの一番上へ

サイトのトップページへ

このページの一番下へ