FreeMile が新型電動キックボード「atico/あちこ」を公開

掲載日: 2023年06月20日(火) 更新日: 2023年06月20日(火)
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FreeMile 株式会社の電動キックボード「atico(あちこ)」が公開された。同製品は特定小型原動機付自転車に該当する電動マイクロモビリティとなっており、今秋の発売を予定している。また、同社では atico に続き「ノヘル」「ラクラ」の2台を2024年以降市場に投入する予定だ。

FreeMileが新製品「atico(あちこ)」を公開

日本発のEVモビリティの開発・販売を行う FreeMile 株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:三本 茜)は、新製品「atico(あちこ)」を公開しました。本製品は2023年秋ごろより、自社ECサイトと販売代理店を通じて販売開始予定になります。

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近年のシェアリングの活発化や技術の進歩により、ラストワンマイル市場は盛り上がりを見せており、特に電動キックボードは自転車や自動車より手軽であることにより注目されています。

その中、警察庁は 2023年1月19 日(木)に、電動キックボードを「原動機付自転車」から“自転車並み”の扱いとする改正道路交通法の施行を2023年7月1日(土)にする方針を決定し、改正法では「特定小型原動機付自転車」という新たな区分が設けられます。

「特定小型原動機付自転車」は原動機付自転車のうち車体の大きさ及び構造が自転車道における他の車両の通行を妨げるおそれのないものであり、かつ、その運転に関し高い技能を要しないものである車として、道路交通法施行規則で定める基準に該当するものをいいます。

基準としては車体の大きさ、構造など新基準がいくつか設けられます。この改正法の基準を全て満たした電動キックボードについては、16 歳以上を対象に運転免許は不要となり、さらに最高速度を 6km/h以下に制御した場合には例外的に歩道も通行できるようになります。

今回の新製品「atico(あちこ)」は、施行される新法の基準にも対応した製品となっております。さらに安全性を追求した製品開発を行ったことで、老若男女問わず、幅広い利用者が安心して使用できるような3輪構造の、電動キックボードを原点にしたEVマイモビリティとなっております。

今後の製品展開

FreeMile が新型電動キックボード「atico/あちこ」を公開 記事2

FreeMile株式会社は2018年秋よりEVモビリティ事業を立ち上げました。「Safety for All」をミッションとし、乗る人にも乗らない人にも安全なモビリティの創造と進化を掲げ、製品ラインアップの拡充に取り組んでまいりました。今回の新製品「atico(あちこ)」もミッションを体現するような設計とこだわりの機能が随所に施されています。

FreeMileは今後、更に幅広いお客様のニーズに対応するため「あちこちノーヘルでラクラく行ける」シリーズとして全3製品の展開を予定しています。このラインアップの第一弾となるのが「atico(あちこ)」です。aticoに続く第二弾「ノヘル」、そして第三弾の「ラクラ」については2024年以降、順次発売予定です。今後もFreeMileの新製品にご期待ください。

製品特徴

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「atico」は安心安全で、だれもが快適に利用できるEVマイモビリティになっております。本製品は 長年培ってきたFreeMileのノウハウに加え、近年の日本の交通事情やシェアリング市場に合うように、開発期間に約3年をかけて完成した製品になります。

【超安定型三輪車】
前1輪、後2輪の三輪車タイプの設計は車体が自立することで転倒のリスクが少ない設計になっています。また後2輪が自在に動き、戻る機能を搭載していることにより、様々な路面状況にも対応。安定した走行により性別年齢問わずの利用が可能です。

【完全防水】
FreeMileの特許技術でもある、配線を内蔵化する構造によりIPX6の完全防水仕様を実現しました。雨にさらされる屋外でも安心して保管が可能です。

【日本製バッテリー】
1人用モビリティで日本初の日本製バッテリーを搭載。安全性と品質にこだわった、大容量の最新CELLを採用することで、パワー不足や充電切れのリスクを軽減するだけでなく、1回の充電で50kmの走行が実現可能になります。

【乗る人にも乗らない人にも安全な機能】
ハンドル部分に加え、車両後部にも補助ウインカーを装備。さらに小型モビリティでは珍しいハザード機能もあり、周りの車両や歩行者に合図を出すことで、より安全に走行できます。

【新法に適応した最高速度表示灯を搭載】
新法の基準の一つでもある、道路運送車両の保安基準第66条の17に規定する最高速度表示灯も搭載。また最高速度が6km/hを越えないように切り替えた際は表示灯が点滅し、歩道での走行が可能になります。

【通信機能によるIoT車体】
車両に搭載された通信デバイスにより、バッテリー残量やGPS、車両のエラーなどの情報取得が可能。また遠隔操作による施錠管理も可能になります。

製品スペック

■製品紹介ページ
・URL/https://www.freemile.jp/atico/
・製品名/Free Mile atico
・カテゴリー区分/特定小型原動機付自転車
・サイズ L×W×H(cm)/120×56×115
・耐荷重/120kg
・パワー/500W
・最高速度/20km/h
・スピード切替/2段階:6~20(km/h)
・リチウムイオンバッテリー/48V 15Ah(日本製)
・バッテリー着脱/可
・最大航続距離/50km
・充電時間/最大5時間(空の状態からのフル充電)
・重量/約30kg
・IP規格(防水レベル)/IPX6
※上記の値は、フル充電、積載量65kg、温度約25℃、平坦な道路、風のない環境、走行速度15km /hの条件下で測定されたものです。実際の電池寿命は、負荷、温度、風速、道路状況、および運転習慣などの要因によって異なります。

WEBムービー公開

今回のaticoの発表に合わせてYouTubeやTwitterにて新製品の動画を公開しました。本動画では、製品の使用感や特徴について紹介しておりますので、下記URLより是非ご視聴ください。
YouTube/

企業概要

・会社名/FreeMile株式会社
・所在地/東京都渋谷区恵比寿南 3-1-24 恵比寿斉信ビル 7F
・設立/2014年7月
・代表者/三本 茜
・所属団体/一般社団法人日本電動モビリティ推進協会(JEMPA)

リリース

FreeMile(2023年6月20日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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