【キムコ】台湾二輪車市場で2000年以来21年連続新車販売台数トップに

掲載日: 2021年02月02日(火) 更新日: 2021年02月02日(火)
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この記事は2021年2月2日当時の情報に基づいて制作されています。

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キムコは2020年に台湾二輪車市場での新車販売台数において前年比5万524台増となる35万0,915台を達成し、21年連続市場1位となった。これにより同社の市場占有率は33.9%となり、累計生産販売台数は574万3,704台を達成した。

台湾では、2020年に台湾第7期排出ガス規制に適合したガソリン車に対する補助金が提供されたことによる駆け込み需要が発生。一方で電動車両は政府補助金の一部が削減されたため販売台数は大幅に減退したという。

キムコ、台湾二輪市場で21連覇達成

21年間の台湾累計販売台数が570万台を突破

東京:2021年1月28日

KYMCO(光陽工業 本社:台湾高雄市 代表:アレン・コウ)は2020年に台湾二輪市場における新車販売台数第一位を獲得し2000年から21連覇を達成しました。また、連覇中の21年間における台湾市場での累計販売台数は574万3,704台に達しました。

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台湾は世界で最も二輪車が普及しており、その普及台数は人口100人あたり60台以上と、日本の6倍以上の普及率を誇ります。

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5年連続で年間販売台数30万台を上回る

KYMCO は2020年に2019年比50,524台増となる350,915台の二輪車を販売し、市場占有率33.9%を達成、5年連続で30万台を上回る年間販売台数を記録しました。

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台湾二輪車市場概況

2020年の台湾二輪市場は、2021年からの政府補助金削減による駆け込み需要などから、2019年比13.3万台増の1,035,854台と過去25年における最高値を記録しました。

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ガソリン車が躍進し、電動車が後退

2020年は電動車に対する政府補助金が一部削減された一方、世界で最も厳しい排出ガス規制である台湾第7期排出ガス規制を満たしたガソリン車に対する補助金が提供されたことで、ガソリン車が昨対20.3万台増となる936,751台と大きく躍進したのに対し、電動車は昨対6.9万台減となる99,103台と大幅に後退しました。

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KYMCOについて

1964年に台湾の高雄市で設立した光陽工業はホンダとの技術提携により「光陽機車 HONDA」ブランドを展開してきましたが、1992年に自社の英語名「Kwang Yang Motor CO.,Ltd.」の頭文字をとった「KYMCO」ブランドのグローバル展開を開始しました。

台湾トップブランドの座を確固たるものとしているKYMCOの製品は現在世界107の国と地域でスクーター、オートバイ、モビリティスクーター、ATV、UTV、ユーティリティービークル、電動アシスト自転車を販売。

欧州等広い地域で日本ブランドに肩を並べるシェアを有している他、日欧米のブランドに OEM/ODM による製品の提供も行っています。

リリース

キムコジャパン株式会社(2021年1月28日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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