3輪・ルーフ付きスクーターが身近に。ADIVA初のショールームが東京・赤坂にオープン

掲載日: 2018年04月20日(金) 更新日: 2018年04月20日(金)
この記事は2018年4月20日当時の情報に基づいて制作されています。

2018年4月20日(金)に東京港区赤坂でイタリアのスクーターブランド「ADIVA(アディバ)」の新ショールームオープンを記念したレセプションが行われた。
1996年にニコラ・ポッツィオ(Nicola Pozio)氏がイタリアで創設したADIVA社は、用途に応じてルーフや外装パネルなど車体各部を脱着可能な「モデュラー・プロテクション・システム」と呼ばれる独創的なアイデアを考案。以降、二輪のルーフ付きスクーターを世に知らしめてきたブランドだ。

今回の関係者向けレセプションは、グローバルADIVAグループの本社となるADIVA株式会社が2018年4月21日(土)から東京港区赤坂の外堀通り沿いにショールームをオープンすることを記念して開かれたものだ。式典には在日イタリア大使館やプジョー・シトロエン・ジャポン株式会社など政財界から多くの来賓が詰め掛けた。

また、ADIVA株式会社が新たに日本総代理店を務める二輪スクーターブランドのPEUGEOT(プジョー)についてもADIVAショールームでの展示が決まっており、会場には4月21日(土)から受注を開始するジャンゴ125シリーズなど、125ccシリーズの主力モデルが展示されていた。


「屋根付き・前二輪という形態がADIVA最大の特徴で、この商品性を上げていくことでまだまだバイクの魅力は高まっていくものだと考えています」と語ったのは、ADIVA株式会社代表取締役の池田元英氏。池田氏は4月18日に警視庁が通達した二輪駐車取締りの見直しについても触れ、こうした状況が同社ブランドにとっても追い風になるでは、との認識を示した。


在日イタリア大使館・公使参事官のロレンツォ・モリーニ(Lorenzo Morini)氏も来賓代表として挨拶に立った。「東京の中心地にショールームがオープンすることを嬉しく思っています。また、ADIVAとしても世界で初めてのショールームということもあり、その点でも大きな意味を持つ場所となります」と式辞を述べた。

式典の最後には、関係者によるテープカットが行われた。左からプジョー・シトロエン・ジャポン株式会社・社長室長栢本秀志氏、在日イタリア大使館・公使参事官ロレンツォ氏、ADIVA株式会社・代表取締役社長池田氏、在日イタリア大使館貿易促進部・機械部部長補佐ルイジーナ・チローネ(Luigina Cirone)氏、ADIVA株式会社・会長駒里リンダ氏。


左の青い車両は東京モーターサイクルショーでも展示された最新モデルAD1 200だ。


ADIVA創業後、間も無く発売されたBenelli ADIVA(ベネリ・アディバ) 125。現在特別展示されている車両だ。


こちらは最新モデルAD3 400。AD1、AD3ともにADIVAのガソリン車はPEUGEOT(プジョー)製のエンジンを搭載している。


東京モーターサイクルショー2018の会場で世界初お披露目となった電動モデルAD1-E。2018年の市販予定とアナウンスされている。


こちらは電動コンセプトモデルAD-CARGO。リアに大型の荷台を持つデリバリーモデルだ。


ADIVA株式会社が2018年3月から輸入総代理店業務を開始したフランスの老舗二輪ブランドPEUGEOT。ショールームの一角はPEUGEOTコーナーとしてディスプレイされている。ジャンゴ125S、ジャンゴ125Sエバージョンが展示されていた。なお、PEUGEOTのスクーターは、2018年4月21日(土)から予約受注を開始する。


ショールームは東京港区の外堀通り沿いで、地下鉄でのアクセスも良好な立地だ。

 

ADIVAショールーム

所在地/東京都港区赤坂2−5−4 赤坂宝町ビル1F
営業時間/10:00〜19:00(定休日なし)
TEL/03-6427-3600
アクセス/東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王駅」徒歩3分、東京メトロ千代田線「赤坂駅」徒歩4分、東京メトロ千代田線・丸ノ内線「国会議事堂前駅」徒歩4分
駐車場/近隣に有料駐車場有り

(Text&Photo/Ryo Tsuchiyama)

参考リンク:
東京モーターサイクルショー2018出展速報 ADIVAブース

東京モーターサイクルショー2018出展速報 PEUGEOTブース

 

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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