リリース = 株式会社スズキ二輪
スズキは、同社フランス社のレースチーム「スズキ・エンデュランス・レーシングチーム(SERT)」がFIM主催の世界耐久選手権の最終戦で2位表彰台を獲得し、シーズン累計ポイントで2年連続となる15回目の年間チャンピオンに輝いたことを発表した。
スズキ、二輪車世界耐久選手権で
2年連続、15回目の年間チャンピオン獲得
スズキ株式会社のフランス子会社スズキフランス社の二輪車耐久レースチーム「スズキ・エンデュランス・レーシングチーム(SERT)」が、8月27日にドイツ・オッシャースレーベンで行われたFIM(国際モーターサイクリズム連盟)が主催する「二輪車世界耐久選手権」の最終戦で2位表彰台を獲得した。この結果、シーズン累計ポイントで2年連続、15回目の年間チャンピオンを獲得した。
二輪車世界耐久選手権は、市販ベースの二輪車で競われる耐久レースで、年間4戦が行われている。市販車の走行性能や耐久性など総合力が求められるレースで、スズキはスーパースポーツモデル「GSX-R1000」で参戦している。SERTは、第1戦フランスの「ル・マン24時間」で5位入賞した後、第2戦ポルトガルの「ポルティマン12時間」で2位表彰台に上がり、着実にポイントを重ねてきた。第3戦の「鈴鹿8時間」は22位でポイント獲得はならなかったが、第3戦終了時点でのシーズン累計ポイントランキングでは首位とわずか9ポイント差で4位につけていた。そして最終戦(第4戦)ドイツの「オッシャースレーベン8時間」では、終始首位争いを繰り広げ、トップと21秒差で2位表彰台を獲得した。
この結果、シーズン累計ポイントが2位と1ポイント差の88ポイントとなり、逆転で2016年シーズンの年間チャンピオンに輝き、SERTのチームワークの高さと「GSZ-R1000」の高い総合力を証明した。