【ヤマハ】電子制御 CVT 採用の「NMAX155 ABS」2025年モデルを3/21に発売!

掲載日: 2025年02月20日(木) 更新日: 2025年02月20日(木)

NMAX155 メイン

ヤマハは軽二輪スクーター「NMAX155 ABS」の2025年モデルを2025年3月21日(金)に発売する。今回のモデルでは、電子制御 CVT「YECVT」を採用したことで、走行モード切替機能・シフトダウン機能を搭載。また、外観は前後プロポーションを中心部に凝縮し、コンパクトながら安定感ある印象に一新された。カラーは「マットダークレディッシュグレー」「ブラック」「ライトブルー」の3色をラインナップ、価格は45万9,800円(税10%込み)となる。

電子制御CVT「YECVT」新採用の「NMAX155 ABS」発売

~“走る楽しさ”を広げ、スタイリングを刷新した2025年モデル~

ヤマハ発動機販売株式会社は、軽二輪スクーター「NMAX155 ABS」について、水冷・155cm3の”BLUE CORE(※)”エンジンに走りの楽しさを広げる電子制御CVT「YECVT」を新たに搭載し、2025年モデルとして3月21日に発売します。

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「NMAX155 ABS」マットダークレディッシュグレー

今回の「NMAX155 ABS」は、「Evolution “Prestige X Fun Tech”」をコンセプトに開発しました。新採用の「YECVT」 は、電子制御により CVTの変速比をライダーの操作に応じて変更でき、機械式 CVT では体感することが難しかったマニュアルミッション車のような走行感覚を得ることができるヤマハ独自のシステムです。さらに、1)基本性能や耐久性を磨いたエンジン、2)サスペンションのセッティング変更、3)刷新した上質なスタイリング、4)二画面構成新型ディスプレイ搭載やスマートフォン連携機能など、先端技術による利便性向上を図りました。

「NMAX155 ABS」は、欧州や日本で人気の「MAXシリーズ」のDNAを受け継いだ斬新なスタイルと高速道路も走行可能な155cm3エンジンが生み出すスポーティな走りをコンパクトなボディに凝縮させたモデルです。 

(※)BLUE CORE(ブルーコア):ヤマハ発動機株式会社は、”走りの楽しさ”と”燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想として、2014年より”BLUE CORE” を掲げています。この思想は高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るもので、「NMAX155 ABS」のエンジンもこの”BLUE CORE”思想に基づき開発しました。商標登録第5676267号。

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「NMAX155 ABS」ブラック

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「NMAX155 ABS」ライトブルー

■名称/NMAX155 ABS
■カラー
・ マットダークレディッシュグレーパール 1(マットダークレディッシュグレー 新色)
・ブラックメタリック 12(ブラック 新色)
・ダルブルーソリッド B(ライトブルー 新色)
■発売日/2025年3月21日(金)
■メーカー希望小売価格/45万9,800円(税10%込み)
■販売計画/1,300台(年間、国内)
※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれていません。
※本モデルはデジタル化推進および、環境配慮の観点から紙のカタログを製作しておりません。製品情報は下記Web サイトよりご確認ください。
■製造事業者/PT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturing
■製造国/インドネシア
■輸入事業者/ヤマハ発動機株式会社
■NMAX155製品サイト
・URL/https://www.yamaha motor.co.jp/mc/lineup/nmax155/

新しい「NMAX155」の主な特徴

1)「走行モード切替」機能、「シフトダウン」機能を備えた「YECVT」(電子制御CVT)
ライダーの操作に合わせてCVTの減速比を電子制御により調整する「YECVT」を採用しました。これにより「NMAX155」が備える走りの幅を広げ、操作する喜びを提供します。

・「走行モード切替」機能
駆動系の変速用マップを切り替えることにより、異なる変速特性を任意に選択できます。燃費を考慮し市街地でのスムーズな走行が可能な「Tモード」とワインディングロードでのレスポンスの良い走行を提供する「Sモード」の2つの走行モードがあります。
モード選択は左ハンドルのスイッチボックス人差指側に装備しているボタン操作で行います。また選択したモードは、ディスプレイに「T」または「S」で表示されます。メインキーをONにしたときの走行モードは、前回走行時の走行モードが維持されます。

※メーターパネルは撮影用に点灯したもので、実際の走行状態を示すものではありません(以下メーターパネル写真同じ)

・「シフトダウン」機能
任意のタイミングで減速比を変更することで、マニュアルミッション車のシフトダウンのような走行特性を実現します。
“前走車をスムーズに追い抜きたいとき” “長い下り坂でエンジンブレーキを利用して減速したいとき” “コーナー進入の減速から脱出時に気持ちよく加速をしたいとき”などのシーンで、ライダーの操作の幅を広げ、操る楽しさを提供します。SHIFTボタンの操作、あるいはスロットルの急開操作により、加速/減速状態に応じ、最大3段階までシフトダウンが可能です。

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2)細かい熟成を重ね基本性能や耐久性を磨いたエンジン
「YECVT」搭載に伴い、クランクケース、クランク軸、エアクリーナー、エキゾーストパイプ、オイルポンプ等を新作。またラジエター、ファン、ファンケースを変更することで、冷却効率化に貢献。さらにカムチェーンのテンショナーを2022年モデルのねじりばね式から、シンプルな油圧式のテンショナーに変更・最適化し、フリクションを低減しました。

なお、水冷4ストローク・SOHC・4バルブ・ローラーロッカーアーム・鍛造ピストン・VVA(Variable Valve Actuation:可変バルブシステム)など”BLUE CORE”エンジンの基本性能は従来からの特徴を踏襲しています。

3)快適な走行フィーリングに貢献するサスペンションのリセッティング
サスペンションのセッティングを最適化しました。前後サスペンション調整により、乗り心地とギャップ吸収性に寄与しています。
リアはストロークを5mm延長(2022年モデル比)し、減衰特性を調整。またフロント側もソフト方向のセッティングを施すため、オイルロック機構を追加。重量物の積載時や大きなバンプを乗り越えた際でも、サスペンションのフルボトム近辺のフィーリングが向上し、市街地走行および郊外へのツーリングなど、さまざまなシーンで快適な走行フィーリングが味わえます。
なお、シートとシート周辺の外装カバー形状を工夫し、従来同等の足つき性を確保しています。

4)先進的で上質な印象を与えるスタイリング
NMAXの力強さ・安定感を表現するため、ボディ外装を一新。前後プロポーションを中心部に凝縮し、車格としてはコンパクトになりつつも、ライダーを包み込むような力強く安定感あるプロポーションを表現しました。またMAXシリーズの代名詞であるブーメラン形状のサイドカバーをアップデート。後方から前にかけて流れるような構成のブーメランは、「YECVT」搭載のエンジンから放たれるエネルギーを車体全体に行き渡らせるイメージです。

既存のLEDヘッドランプ、LEDポジションランプに合わせ、今回フラッシャーにもLEDを採用。前後フェイスは、コンパクトにまとめつつも、それらの存在感を最大限に際立たせるデザインとしました。MAXシリーズの各モデル名のアルファベットを象ったフェイスにならって、フロントには「NMAX」の”N”と、鏡文字にした”N”が合わさったモチーフを配置。テールランプは斜め上から見ると「M」に見えるようにし、合わせて「NMAX」を表現しています。

なおカラーリングは3色。深みのあるレッドフレークが自然光の下できらめき内に秘めた力強さを主張する”マットダークレディッシュグレー”、モノトーンでどんなシーンにもマッチする”ブラック”、当社スクーター初採用となるスポーティな”ライトブルー”です。

5)”走りへの高揚感”を演出する新デザインのTFTとLCDの2面構成ディスプレイ
新デザインのディスプレイを採用しました。上下2面構成とし、上部LCDディスプレイ画面には、わずかな視線移動だけで走行中に必要な情報(スピードメーター・オドメーター・燃費・フラッシャー)にアクセス可能にしています。

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TFTディスプレイ上では、「YECVT」機能を視覚的に強調。走行モード切替のアイコン(左下)は、ライダーが走行時でもすぐにモードを認識できるよう、色の区別がつきやすい2色(青・赤)を用意。またシフトダウン機能にも同様の配色を施すとともに、シフトダウンの介入度もメモリでわかりやすく表示しています。

6)ナビ機能などスマートフォン連携機能
専用アプリ「YAMAHA Motorcycle Connect(略:Y-Connect)」をインストールしたスマートフォンと車体ユニットを接続すると、TFTディスプレイでは、スマートフォンとの接続確認、着信やメール受信、ディスプレイ上の時刻の自動補正などが可能です。また音楽表示、ボリューム操作、天気予報、言語設定、車両/走行情報なども表示が可能。スマートフォンのアプリ上では、走行履歴管理などの車両情報を確認できます。

「Garmin StreetCross」アプリをインストールしたスマートフォンと車体ユニットを接続すると、TFTディスプレイをナビゲーション画面として使用できます。

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リリース

ヤマハ発動機株式会社(2025年2月20日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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