トライアンフが「ボンネビルT120 ブラック DGR 限定エディション」を公開した。同車両はチャリティイベント「Distinguished Gentleman’s Ride(DGR/ジェントルマンズライド)」と同社のパートナーシップ10周年を記念した特別仕様車(限定250台)となっており、専用のディティールやシリアルナンバー入りの証明書が与えられている。また、シリアルナンバーNo.001番の車両については2023年度に開催される DGR の最高額募金者に贈られるとのことだ。
トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社(本社:東京都港区海岸 代表取締役社長:大貫陽介)は、本日4月4日20時にトライアンフとDGRのパートナーシップ10周年を記念した、新型ボンネビルT120ブラックDGR限定エディションの発表をお伝えいたします。
Distinguished Gentleman’s Ride(DGR)は、男性の健康のための資金獲得と意識向上のために、世界中のクラシックやヴィンテージスタイルのバイクファン数十万人を束ねるイベントで、マーク・ハーワーによって2012年にオーストラリアのシドニーで設立され、バイク愛好家を集め、共通の目的を達成するための素晴らしい新しい方法として考案されました。
年々成長し続けた結果、今日では、DGRは世界中に広がっており、これまでに800か所以上の都市で9万人以上のライダーが街頭に立ち、前立腺がんの研究と男性のメンタルヘルスを目的として、これまでに3700万ドル以上の資金を集めてきました。
トライアンフは2014年からDGRの公式モーターサイクルパートナーとなり、この価値ある活動を支援するたに認知度を高め参加者を増やし、資金調達額を増やすことを約束しました。トライアンフの関係者は皆、マーク・ハーワーと彼のチームに協力し、この素晴らしいコミュニティの発展に重要な役割を果たしたことを誇りに思っています。
情熱と意欲を彼らと共有しながら、DGRの知名度を世界的に高めるための資金援助やリソースの提供、さらには参加者への報酬も担ってきた事で、DGRを世界最大のチャリティモーターサイクルイベントにまで成長させることができました。
中でも際立って重要な貢献のひとつは、上位の募金参加者への報酬としてトライアンフのモダンクラシックシリーズのバイクを報酬として提供することで、世界中の募金参加者の意識を高め、モチベーションを向上させてきた事でした。
昨年はトライアンフとギブソンのコラボレーションの一環として、世界に1台しかないボンネビルT120「1959 レジェンド カスタム エディション」 や 、T120とお揃いのGibson Les Paul スタンダード リイシュー「1959 レジェンド カスタム エディション」 を2022年のDGR最高額募金者に贈呈しています。
2023年はこの素晴らしいパートナーシップの10年目に当たり、大きな節目となります。この記念日を祝い、2023年のDGRをこれまでで最も成功させるため、トライアンフは250台のボンネビルT120ブラック・DGR限定エディションを製作しました。
DGRのメタリックブラックとホワイトのスタイリッシュなペイント、タンクとサイドパネルのカスタムロゴ、ゴールドのディテール、特徴的なブラウンのシートなど、DGRの公式ブランディングが施され、1台ごとにDGR創設者のマーク・ハーワーとトライアンフCEOのニック・ブロアのサインとシリアルナンバー入りの証明書が付属します。なおNo.001番の車輌は、2023年DGR最高額募金者に贈呈されます。
さらに10年目を迎える今年はDGRの公式ウェアパートナーにもなり、DGRとの関係をさらに強化。トライアンフからDGRを記念した限定シリーズのライフスタイルウェアを新たに発売し、男性の健康のためDGRのために更なる資金を調達することを目指します。
また世界中のディーラーやファンのネットワーク、そしてトライアンフのスタッフ、デザイナー、エンジニアに至るまで、トライアンフコミュニティ全体でこの素晴らしい慈善活動を支援し、DGRの活動が拡大し続けることを約束します。当社は、2023年のDGRをこれまでで最も成功させるために私たちは一丸となって力を合わせます。
「10年前に、トライアンフモーターサイクルズとのパートナーシップ10週年を祝う事になると誰かが言ったとしたら、たぶん私は笑っていたことでしょう。しかしトライアンフとの契約初年度は私にとって過去最高の年でした。そして、その興奮は今でも毎年続き、もはやトライアンフは私にとっても、DGRにとっても、家族のような存在です。
ここまでトライアンフはクラシックスタイルのバイクへの情熱を注ぎ、私たちが愛するマシンで私たちの目的に対してポジティブな影響を与える努力をしてくれました。その興奮と情熱がいま、私たちの旅を象徴する製品となって結集しました。このボンネビルT120ブラック・DGR限定エディションの発売により、我々が共に成し遂げてきたことを祝福し、私たちが愛してやまない活動をさらに続けていけることを、この上なく誇りに思います。」
「DGRは、トライアンフと世界中の何千人ものトライアンフDGRファンにとって非常に重要なパートナーです。そのDGRとの特別な関係となった10周年を祝うことができることを嬉しく思います。DGRとトライアンフは、バイク、スタイル、愛する人のために走ることへの情熱を共有し、スポンサーシップ以上の何かを持っており、当初から完璧にフィットしていたことは明らかでした。
トライアンフとDGRのチーム、販売店、DGRのオーガナイザーやライドホスト、そしてこの素晴らしいイベントや活動を情熱的にサポートするライダーの皆さん、この10年間、DGRに関わったすべての人の努力がもたらした影響力を誇りに思いましょう。ボンネビルT120ブラック・DGR限定エディションの発表をこの偉大な活動を祝福する新たな機会とし、これからもDGRの精神を体現してライダーの皆さんを魅了していきたいと考えています」
トライアンフを代表するT120の特別な限定エディションであるこのバイクは、世界限定250台でトライアンフとDGRのパートナーシップ10周年という節目を記念して、2023年のDGRをこれまでで最も成功させるために作られました。
・スタイリッシュでユニークなDGR限定エディションのカスタムペイント
・洗練されたモノクロームメタリックのファントムブラックとクリスタルホワイトのツートーンペイントは、「ドレススーツ」をイメージした特徴的なデザインで、ディナーのための「正装」からインスピレーションを得ています。
・美しいゴールドの燃料タンクストライプとサイドパネルの手描きゴールドピンストライプは、DGRの粋な服装とアクセサリー(クラシックなゴールドの懐中時計やタイピンなど)からインスパイア
・燃料タンクとサイドパネルには、DGR 2023のゴールド文字ロゴを配置
・エレガントなブラウンステッチのベンチシートとリアストラップが、ビンテージカスタムスタイルをより一層引き立てます。
・世界で250台のDGR限定エディション
・各バイクには、バイクの車体番号とDGR限定エディションナンバーが記載されたコレクターズエディションの証明書が付属(DGRのマーク・ハーワーとトライアンフCEOのニック・ブロアの直筆サイン入り)。
・エディションナンバー001は、2023年のDGR最高額募金者に贈呈。
・ハンドリングが大幅に向上した最新世代のボンネビルT120ブラック仕様
・ブレンボ製ハイスペックブレーキ
・ライダーサポートテクノロジーを搭載しています。
2021年に大幅なアップデートを行い、トルクフルな1,200cc並列二気筒のパフォーマンス、洗練されたセットアップ、美しいボンネビルのDNAを新しいレベルに引き上げ、時代を超えた個性と乗りやすさで新しいベンチマークを確立した、英国モーターサイクルの決定的なアイコンです。
先代比で7kgの軽量化、新型の軽量アルミホイールリム、より高性能な仕様のブレンボ製ブレーキなど、大幅に強化されたハンドリングセットアップに加え、クルーズコントロールや充実したライディングモード、さらに反応が良くなったスロットルなど、新しいテクノロジーによってボンネビルの伝説は続きます。
T120ブラックはトライアンフが誇るトルクフルな1,200cc並列二気筒エンジンで、より優れたライディングを実現するために開発されました。最新世代のT120では軽量クランクシャフトを採用し、エンジン質量を大幅に削減。クラッチやバランサーシャフトを最適化することで慣性力を低減し、スロットルのレスポンスも向上しています。T120は低回転域から中回転域まで高いトルクを発揮し、爽快な走りを実現するために専用のチューニングが施されています。
1,200cc並列二気筒エンジンは、ピークトルク105Nmを3,500rpmという低回転で発揮し、最高出力は80PSを6,550rpmで発揮します。また、緻密に設計された液冷システムにより、EURO5規制をクリアしつつ、前世代よりも低い排出ガスと優れた燃費を実現しています。T120ブラックは、10,000マイル(16,000km)という非常に長いサービスインターバルにより、所有するランニングコストを低く抑えています。
先代比で7kgの軽量化によってT120のトレードマークである乗り心地がさらに向上しています。アルミニウム製ホイールリム(フロント18インチX2.75インチ、リア17インチX4.25インチ)は、バネ下重量と慣性を大幅に削減し、これにより、新型T120のライディング時や静止状態からバイクを発進させる時などの俊敏性や操作性を高めています。
ブレーキシステムには、ツインディスクと2ピストンスライドキャリパーを備えたブレンボ製のハイスペックフロントブレーキを採用し、優れた制動力とフィーリングを実現しています。また、トライアンフの最新型ABSと切り替え可能なトラクションコントロールにより、安全性とコントロール性が最大限に高められています。
軽量化、新しいホイール、より高性能なブレーキセットアップの組み合わせにより、最新世代のT120はボンネビルT120史上最高のハンドリングを実現しています。
ボンネビルT120ブラックは、クルーズコントロールを標準装備し、ライディングモードを充実させるなど、ハイスペックなテクノロジーを搭載しています。
クルーズコントロールはハンドルバーの専用ボタンで設定するため、ライダーにとって非常に使いやすく、またライディングモードの選択も簡単です。ライダーはレインとロードの2つのライディングモードを選択でき、路面コンディションに合わせてバイクの挙動を変化させることができます。
その他、渋滞時や長距離走行時のライダーの疲労を軽減するトルクアシストクラッチ、キーに内蔵されたエンジンイモビライザー、便利なシート下USB充電ソケット、アクセサリーのグリップヒーターを接続するための内部配線など、ライダーにフォーカスした高いテクノロジーが標準装備されています。
ヘッドライトには各国の法規制に合わせたLEDデイタイムランニングライトが組み込まれており、他の車輌やバイクから自身のバイクを視認しやすくしてくれます。
ボンネビルのシルエットは、T120のアイコニックなスタイルとトライアンフの最新のプレミアム機能を融合させたタッチによって、さらに強調されています。
ツインクロックのセットアップには、ボンネビルブランドロゴと伝統的な書体、カラーを用いたプレミアムな3Dダイヤルフェイスを採用しています。多機能デジタルディスプレイは、ライディングモードの設定、クルーズコントロールの状態、ギアポジション表示など、ライダーに必要なすべての情報を提供し、ハンドルバーに取り付けられた直感的で簡単にアクセスできるスクロールボタンからすべての操作が可能です。
ニーパッド付きのボンネビルタンクには、3本線のヘリテージクロームメタルバッジが装着され、T120のデザインに独特のスタイリングが加えられています。
クールでムーディーなボンネビルT120ブラックは、ホイールリム、グラブレール、エンジンカバー、ミラー、ヘッドランプベゼル、インジケーター、エキゾーストなど、ブラックアウトしたスタイリングのディテールやコンポーネントを数多く採用しています。
また、T120シリーズには100種類以上のトライアンフ純正アクセサリーが用意されており、ライダーは自分のバイクを個性的にカスタムすることができます。
詳しくはトライアンフ公式サイトで
・URL/https://www.triumphmotorcycles.jp/bikes/classic/bonneville-t120/t120-black-dgr-limited-edition
トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社(2023年4月5日発行)