【FELO】モータリストが新世代電動スポーツスクーター「FELO FW-06」の予約をスタート!

掲載日: 2022年09月27日(火) 更新日: 2022年09月27日(火)
この記事は2022年9月27日当時の情報に基づいて制作されています。

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モータリスト合同会社が FELO Technology 社の電動スポーツスクーター「FELO FW-06」の予約受付を開始した。同車両は独自の変速機構「ATS」のほか、96V58Ahという大容量とフレームの一部としても使用できる剛性を併せ持つバッテリーユニットを採用。車体剛性は一般的なスクーターを上回るという。なお、国内への導入時期は2022年11月を予定。予約受付期間中の販売価格は99万円(税10%込み)となる。

新世代の電動スポーツスクーター、FELO FW-06 日本市場に登場

3年間の熟成を経て、いよいよ市場投入/日本ではモータリスト合同会社が総代理店として商品を供給

欧州を中心に、世界からプレミアム・モーターサイクルやeBikeを日本のエンスージャストに紹介し続けているモータリスト合同会社(東京都大田区)。モーター(エンジン)を用いて人生を豊かにすることを目標に掲げる同社は、避けて通れない電動化にいち早く着目し、自社開発の電動モーターサイクルの提案や、イタリア・ファンティック・モーター社(Fantic Motor Spa)が用意するプレミアムeーBikeを紹介してきた。

さらにはオリジナルで開発し日本の法規に適合させるべくデザインから作り直したキックスケーターを提案するなど、世界のプレミアムモーターサイクルを単に右から左に持ち込むのではなく、マニファクチャラと共同で日本のお客様のためのモデルを開発し、提供するという姿勢を信条としてきた。このため、モータリストの商品は圧倒的なアフターセールスの信頼の提供が特徴であり、同時に遊びの場、購入した後の楽しみの提供を継続することで、売りっぱなしの姿勢とは一線を画するモーターライフを提案し続けている。

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そのモータリストが満を持して用意する新商品が、電動スポーツスクーター、FELO FW-06だ。FELO FW-06は、2019年のEICMAで発表して以来、熟成を重ね、開発を進めてきたスポーツスクーターだ。電動スクーターにありがちなコミューターとしての作りにとらわれず、まったく新世代の電動モデルならではの楽しみを実現するべく、商品化を実現させた。

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発表当時からその革新的なデザインが話題をさらったが、以来市場に投入されることなく開発が続けられてきたのには、ひとえに中途半端な商品を用意しない、信頼と革新とを市場の期待に応えて提供しよう、というFELOならではの強い信念によるものである。

150,000km以上にも及ぶテスト走行を繰り返し、いかなる電動モーターサイクルをも凌駕する圧倒的な性能と信頼性を提供するめどがたった今、商品として市場導入に踏み切った。FELOを生み出したのは中国・上海に本社を置く、HYT Moto社。開発を進め、FELOをブランドとして立ち上げ、ついに商品として送り出すに至ったというわけだ。

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FELO Technology社は、創業者であるZhang Jingyi(張敬宣:ジャン=ジンギー)が立ち上げたデザイン会社に端を発している。Jungyi氏は、かつてHonda Chinaが主催するエコランの会長を務め、またHonda(上海)研究所の上席スタッフとして勤務してきた実績を持つが、独立してデザイン会社を営みながら、自身もロードレースに挑戦し、LIFAN Group(中国の大手二輪車メーカーの一つ)と提携し、同社のロードレースモデルやそのストリートモデルのデザインを提供した。様々なモーターサイクルメーカーへのデザインの提供によるビジネスの傍ら、オリジナルのモデル開発に注力し、改めて海外に向けて商品を提案するメーカーとしてFELOを立ち上げたのが2019年。FELOのシンボルであるうさぎのアイコンも氏の手によるデザインだ。

「うさぎ」という動物のイメージは、素早く、敏捷で、周辺の状況に敏感で、エネルギーにあふれている。ウサギにヘルメットをかぶせ、ゴーグルをさせたアイコンのデザインは、レースで揉まれた技術を市販のトップクラスの電動モーターサイクルにフィードバックするというFELOのブランドの姿勢とも合致するものとして採用され、デザインされた。同時に、市販モーターサイクルの第一弾として選ばれたのが、まったく新しいスポーツスクーターとしてデザインされたFW-06であり、ブランド立ち上げの2019年に、EICMAで発表したのだ。

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当初は自動車(EV) 用バッテリーメーカーの大手として知られるVOLTAのバッテリーを搭載し、次いでKYMCOの出資を受けることでiONEXに対応するなど、商品化に向けて次々と手を打ちながら、FELOの独自の技術であるATS(Automatic Torque System)を磨き、熟成を進めてきた。

COVID19の影響もあって市場投入が遅れる中、技術革新を絶やさず、ついに生産モデルとして発表できるところまでこぎつけたのが2022年8月。世界で唯一の電動モーターサイクル向け自動ギア式変速機であるATSは第6世代にまで進化し、同時に進化を続けてきた強力なモーターが発生させるトルクを受け止め、マシンをスムースに加速させる。FELOだけが持つこのシステムの詳細は非公開となっているが、強大なトルクによるねじれを用いた独自の変速装置によるスムースで途切れない加速は、他では味わえないものだ。

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バッテリーは96V58Ahの大容量、高効率。独特の積層構造で無駄なく構成されたバッテリーは、ケースの隅々までを活用して容量を拡大。リチウムイオンバッテリーの弱点である熱などによる膨張にも強く、安定して性能を発揮できるものとしている。その自信は5年、50万キロもの保証をバッテリーに提供するという、他では全く考えられないほどの長期間保証にも自信となって表れている。

冷却フィンを効率よく配しながら高強度をもって設計された専用のバッテリーパックはフレームの強度メンバーとして機能できるよう設計され、フレーム重量を30%も減少させながらも、強度を50%も向上させることに成功した。

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FW-06専用に設計されたフレームは、スポーツモーターサイクルとして設計されたもので、一般的なスクーターからは想像できないほどの剛性感を誇っている。スタビリティに優れたシャシーは安心してコーナーに飛び込めるつくりとなってマシンを支え、強烈なトルクが脱出加速を心地よいものとしてライディングの楽しみを提供してくれるのだ。トラクションコントロールが与えられたモーターは、電子制御ならではの安定性をもたらし、いつでも大きくスロットルをあける喜びに満ちたライディング・エクスペリエンスを提供してくれる。

モータリストは、FW-06が初めてEICMAで発表された時からFELOとコンタクトを取り合い、モデルの熟成に力を提供してきた。モータリストの深い経験と知識が、FELOの開発に果たした役割は少なくない。FELOはまた、Moto-Eのトップチームでもあるグレシーニ・レーシングをスポンサードしており、FELOのブランドイメージを電動モデルの将来に夢を託す多くのエンスージャストに強くアピールしている。さらに、2023年にはマン島TTレース・TT ZEROクラスへの参戦も計画して車両を開発中であり、FW-06にもその知見が大いに生かされている。

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その一つがボディワークだ。一見デザイン優先の(それも十分以上に魅力的だが)スタイルは、風洞実験を経て磨き上げられた、あたかもGPマシンのようなウィングレットが控えめに用意されている。これにより積極的に空気の流れを活用してマシンのスタビリティを向上させるとともに、モーター部分への冷却風の導入によって安定した駆動力を発揮させることにも一役買っている。

FELO FW-06は8月下旬、量産を開始した。まだ量産開始から間もなく、その生産量も限定的ながら、今年11月のEICMAで最終量産モデルを正式に発表し、欧州市場へも投入していく予定。モータリストではその量産モデルの走りをいち早く入手。世界で最も早く、実際に路上を走行できるFW-06を日本の道路で走らせている。これも3年前からのFELOとの深いつながりがなせるからこそ、といえよう。

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FELO FW-06は今回の発表と同時に予約受付を開始。量産車の日本への正式導入はEICMAとタイミングを合わせ、11月を予定している。モータリストが持つテスト車両はそれまでの間、予約を期待するお客さまや販売店での市場に活用される予定。

一歩先に未来を味わいたいカスタマーは、ぜひこの試乗車を体験していただきたい。なお、FELO FW-06はほかのモータリストEシリーズ同様、モータリスト・ディーラーの中でもアフターサービスへの自信を持つ、トップディーラーを中心に取り扱っていく予定だ。FELOではFW-06の市場投入を契機に、今後はラインアップを拡大して
いく予定であり、電動モーターサイクルの専業メーカーとして、他にないラインアップが期待されている。

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なお、FELO FW-06のカタログやWEBページも追って準備される予定。予約受付期間中は予定価格として99万円(消費税10%込み)を設定した。画期的な商品としてはバーゲンプライスと言っていいが、為替相場の動向もあり、予約期間終了後は価格の見直しも考えられるため、未来を手に入れたいならば、一刻も早く予約を入れていただきたい。

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お問い合わせ

モータリスト合同会社
TEL/03-3731-2388

リリース = モータリスト合同会社(2022年9月27日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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