ホンダ、新型スクーター「PCX」をタイで発売、2010年に日欧米へ輸出開始

掲載日: 2009年09月17日(木) 更新日: 2013年12月12日(木)
この記事は2009年9月17日当時の情報に基づいて制作されています。

ホンダは、新型スクーター「PCX」(排気量125cc)を2009年11月より、タイで生産・発売すると発表。タイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッドは、2010年初頭より、アセアン地域に加え、日本、欧州、アメリカなどにも「PCX」を輸出する予定だという。

「PCX」は、グローバル市場を視野に入れ、スクーターに求められる使いやすさや、先進的なデザインを兼ね備えたモデルとして、フレーム、エンジンなどの主要部品の基本設計を世界共通とし、生産効率の大幅な向上を図っている。エンジンは、低フリクション水冷4ストローク単気筒125ccエンジンを新開発、燃費は約50km/L(ECE40モード)を達成。一時停止時に自動的にエンジンを停止させるアイドリングストップシステム(アメリカ向けを除く)を採用し、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)やマフラー内に装備した触媒装置とあいまって、タイの第6次エミッション規制値に加え、日欧米各国の排出ガス規制にも適合。さらに、125ccでは世界初となる、セルモーターとACG(交流発電器)を一体化したACGスターターを採用し、エンジン幅をコンパクトにするとともに静粛なエンジン始動を実現しているという。ブレーキには安定した制動、停止を可能とするCBS(前後輪連動ブレーキシステム)を全車に標準装備している。

[お問い合わせ]
ホンダお客様相談室
フリーダイヤル:0120-086-819

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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