【KTM】1290 SUPER DUKE GTを発表

掲載日: 2015年11月18日(水) 更新日: 2015年11月18日(水)
この記事は 2015年11月18日に書かれたもので、内容が古い可能性があります。

リリース = KTM Japan株式会社

KTMはイタリア・ミラノで開催されているEICMA2015で発表したKTMワールドプレミア車両情報を公開した。ここでは、173馬力を発生させるLC8パワーユニットやロングランを意識した23リットルタンクを装備しながらも、装備重量はわずか228kgというKTM 1290 SUPER DUKE GTをご紹介しよう。

KTM 1290 SUPER DUKE GT
以下リリースより
2015年11月17日

「アドレナリン・エクスプレス―KTM 1290 SUPER DUKE GT」

KTMはニューモデル1290 SUPER DUKE GTをもってストリートレンジの最上級モデルとし、ラインナップを力強く拡張して参ります。2016年最注目となるこのモデルは、パーフェクトな装備、軽量な車体、湧き出るパワーを持ち合わせ、多岐に渡るメニューをパッケージングした最新のライディング・アシスタンス・システムを搭載。俊敏なスプリンターとして、ロングランをタフにこなすマラソンランナーとして、相反する性能を持ち合わせます。

その他、リーン状態でも対応可能な、トラクション・コントロールとコンバインドABSを内包したモーターサイクル・スタビリティ・コントロール(MSC)に、クイックシフター等の先進装備を加え、KTMライドモード・テクノロジーはさらなる進化を遂げております。1290 SUPER DUKE GT のロングランにおける走破性についても、KTMは忘れておりません。基本的なツーリング・パッケージとして、容量23リッターのフューエルタンク、ワンタッチでパニアケースの装着が可能なインテグラル・マウントの標準装備、パッセンジャーの快適性を考慮し、延長されたリア・サブフレーム、ヒートグリップ、クルーズドコントロール、快適性を向上させたシート、プロテクション効果の高いアジャスタブル・ウインドシールド、LED コーナリング・ライト、LED デイタイム・ランニング・ライトと、あらゆる場面での快適性とユーティリティ性を高次元で両立させております。

これらの完璧なツーリング・パッケージに、173hpを発揮するLC8エンジンとセミ・アクティブ・サスペンションを組み合わせた1290 SUPER DUKE GTは、高速道路を利用した長距離ツーリングでの快適性から、息をのむような景色を見下ろす頂に通ずるワインディングロード、そしてレーストラックでのスポーツ・ライディングに至るまで、ストリートモデルとして極めて広範囲なエリアで、ライダーに刺激を提供いたします。どんな場所でも妥協を見いだせないほど、上質で、そしてスポーティ。新時代の走りを生み出す、注目の存在となるでしょう。

KTM 1290 SUPER DUKE GT

KTM 1290 SUPER DUKE GT

KTMは、数々の記録を打ち立てた記念すべき2015シーズンを、衝撃的なニューモデルの発表をもって終えることになります。来たる2016年に向け打ち放つ、モーターサイクルワールドに与えるトップレベルのインパクトが、1290 SUPER DUKE GTです。

パワーユニットは、技術的、そして戦略的にも、依然マーケットに於いて高い優位性を持つLC8=2シリンダープラットフォームがベースとなります。レーシングマシンとしてスーパーバイクシリーズのトップモデルに君臨するRC8Rに採用されて以降、トラベルエンデューロとしてアドベンチャーシリーズに、そしてネイキッドバイクのSUPER DUKE Rと、LC8ユニットは成長と熟成を重ねてきました。そして、新たに、1290 SUPER DUKE GTのパワーユニットとして、新たな輝きを放ち始めました。

KTMのステージに登壇したユニークなトップモデルは、ブランドイメージをさらに拡大し、新たな顧客グループの心を解き放つ1台となるでしょう。一目見ただけで、GTはあなたの期待を明確に裏切ります。ビーストの通り名で知られる、エクストリームでアグレッシブな1290 SUPER DUKE Rをベースにしたとは思えない、そんな印象を戴くでしょう。ところが、これまでにない、まったく新たなモデルを生み出すプロジェクトとしてスタートしたにも関わらず、GTはスポーティな角度からツーリングにアプローチしています。弁解はありません。その上で、ただ事実のみ、最新情報としてお伝えするならば、SUPER DUKE GTのコアにあるのは、「常に信じられないほどのダイナミズムを生み出すこと」にあります。

このKTMは、旅にフィットするスポーツバイクという解釈に於いて、先鋭の存在です。1290 SUPER DUKE GTは、レーシングストライプをまとったスーパーツアラーへと、スリムダウンしたモデルではありません。一見不可能と思える、対極的な条件をすべて支配下に置き、またスポーツ性においてもチャンピオンクラスの性能を持つモデルなのです。山岳地帯のツイスティロード、高速道路を利用したロングツーリングでの快適性、息をのむようなレーストラックでのライディング、それら様々な条件を、究極のスポーツ性を伴いながらこなします。ハイレベル且つ革新的なデザイン、そして先鋭のテクノロジーがその多面性を支えています。このユニークな特徴は、高度な電子制御アシスタンス・システム—-パワーモード、WP製セミ・アクティブ・サスペンション、リーン・アングル・センサー連動ABS、そして初採用となるシフトアップ時に機能するクイックシフター— との融合により、昇華を遂げました。

「驚きのパワーとセミ・アクティブ・サスペンション」

その汎用性から、1290 SUPER DUKE GTは新たなスタンダードとしての役割を担うことになるでしょう。1290SUPER DUKE RのLC8パワーユニットをベースに、さらなる進化を遂げたGT用Vツインエンジンは、その気になれば最高出力173hpを発揮するビーストとしての姿を即座に出現させますが、これまでと一線を画すのが、素晴らしくスムーズなパワーデリバリーです。最大で144Nmという強大なトルクを持ちますが、これを桁違いに幅広い回転域で生み出すのです。電子制御系の進化とライド・バイ・ワイヤ機能の融合により、この75度Vツインエンジンは、息をのむようなパフォーマンスと、納得のツーリング性能を、パーフェクトに持ち合わせるのです。その性能は、都会の混雑極める交通事情から、スピードに陶酔するレーストラックに至るまで、広大なライディングレンジを守備範囲としてカバーします。

フューエルタンクが満たされた状態での装備重量は、僅か228㎏しかなく、1290 SUPER DUKE GTのパワー・ウエイト・レシオは、現在のマーケットに存在する、スポーティで、ツーリングもこなせるモーターサイクルの中では、比類なきレベルにあります。KTMの伝統を踏襲したGTのシャシーは、突出した軽さを持ちながら、ねじれ剛性が極めて高いトレリスフレームを採用し、美しいシングルサイド・アルミスイングアームに、最高品質のWPサスペンションユニットをセットし、卓越したブレンボ製ブレーキシステムと、グリップ力の高いピレリ・エンジェルGTを組み合わせます。セミ・アクティブ・サスペンションは、その動きの精度に関して前人未到とも言える細やかさを発揮し、安全性と快適性を最高レベルで両立しております。

ハンドルバーのスイッチを使うことで、ライダーはダンピングのセッティングを、コンフォート/ストリート/スポーツの3段階から選ぶことができます。電子制御ダンピングシステムは、SCU(サスペンション・コントロール・ユニット)がダンピング値を確定し、ライダーのスタイルと路面コンディションをリアルタイムで感知、瞬時にマッチングを図ります。必要なインフォメーションは、フロント、及びリアホイール上に設置された加速度センサーと同様に、サスペンション・トラべル・センサーからもリアルタイムでSCUに送信されます。これらにより、スプリングのセッティングはダンピングと連動してマッチングを図ることが可能で、荷物が追加され積載量が大きく変化しても、センサーが変化を読み取り、次の瞬間SCUがダンピングを強化します。このシステムにより、1290 SUPER DUKEGTのサスペンションは、走行条件が変化しても極上のフィードバックに変化がありません。例え最大積載量に近い大きく重い荷物を積み、リアに荷重のほとんどが移ってしまいそうなコンディションでも、高い巡航速度の高速道路でクイックな応答性を残し、ソロライドでのアグレッシブな走りにも対応いたします。

「十分な装備」

1290 SUPER DUKE GTが持つ、信じられないくらいに余裕のあるライディング・キャパシティですが、これはライディング・アシスタンスとセーフティ・システムを含めた包括的な装備の効果だけではありません。ここには、画期的な車体制御技術である、MSCの働きも含まれています。リーンアングルが付く状況下、すなわちコーナリング中でもコントロールが可能な、C-ABS(前後連動アンチロック・ブレーキ・システム)や、MTC(モーターサイクル・トラクション・コントロール)は、様々な条件下で走りの安定性という舞台を支える、重要な役割を果たしているのです。例えば、過度にリーンさせた状況下でアクセル操作、もしくはブレーキ操作をしなくてはならないような、物理的な限界付近の動きの中で、MSCはホイールをスリップ状態に持ち込まないよう働きかけます。また用途に応じ、種類を選べるライド・モードも同様の役割を果たしています。走行モードごとに、エンジン・レスポンス、トラクション・コントロール、ABSの作動タイミング、ダンピング調整など、機能ごとにプリセットされた制御プログラムが連動し、条件に応じた最適な組み合わせをセットアップします。

また、1290 SUPER DUKE GTには、標準装備品として、クルーズド・コントロール、シフトアップ時に働くクイックシフター、タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム(日本採用未定)、ヒーテッドグリップ、LEDコーナリングライト(LEDインジケーターと連動)を採用しております。他にも、容量23リッターのフューエルタンクや、リア・サブフレームの延長、オプションのPOWERPARTS製パニアケースシステムをワンタッチで装着できるマウントシステムの用意、快適性を向上させたシートや調整可能なウインドスクリーン等、長距離ライディングの必需品についてもぬかりはありません。オプション装備には、HHC(ヒル・ホールド・コントロール)、MSR(モーター・スリップ・レギュレーション)も利用可能です。後者は、急激なシフトダウン等でリアホイールがグリップを失うのを防ぐ機能で、通常ライダーがスロットルを戻す、もしくはクラッチを切ることで対応する状況を、機械的にカバーするものです。これら現在の最先端電子制御技術を、高いレベルで複合的に融合させたシステムは、他に類を見ません。1290 SUPER DUKE GTでは、ツーリングを継続できるスタミナと、飛び抜けたパフォーマンスを、洗練と安全性を伴い、体感することが可能です。

「SUPER DUKE GT ― コンセプトはスーパー・クーデター」

様々な才能を融合させるクロスオーバーコンセプトを求めるのは、自然の流れと言えますが、一方で多くの妥協も必要になる……、いいえ、1290 SUPER DUKE GTにそれは当てはまりません。いかなる種類の譲歩も、このバイクを走らせた際に感じ取ることはないでしょう。硬いサスペンションによる制限された快適性も、時にストレスとなるシャープで鋭い反応を示すエンジンも、旅の途中でその主張を表に出すことはありません。またGT をクローズドコースで走らせるときには、その高い精度で反応するシャシー、ブレーキ、そしてエンジンに信頼を寄せ、安心とともに頼ることができるのです。電子制御技術が、これら相反する条件を高いバランスを保ち成立さていることは、画期的と言えるでしょう。

結論を述べるならば、食物連鎖の頂点に立ち、過去に向かってハングリーさを訴え、気高く吠えるような、そんなロングラン・マシンなのです。もっと距離を重ねたい、より速く、よりよいコンディションで。バイクは、地平線を追いかけているときも、スーパースポーツを追いかけているときでも、等しくハッピーになれるものです。しかし、1290 SUPER DUKE GTは、これまでのそんな概念を一足に飛び越える新基準として、迎え入れられることでしょう。

KTM 1290 SUPER DUKE GT
KTM 1290 SUPER DUKE GT

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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