【ファンティック】ジェレミー=ミロイアが快走! ダカールラリー2025前半戦レポート

掲載日: 2025年01月16日(木) 更新日: 2025年01月16日(木)

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ファンティックはダカールラリー2025の休息日を迎え、前半戦のレポートを公開した。今回ファンティック・チームからは7名のライダーが XEF450 Rally を駆って参戦し、ファクトリーライダーのジェレミー=ミロイアがラリー2クラスの12位でチームをけん引。モハメド=バローシがクラッシュに見舞われレースから撤退するというアクシデントにより、6名のライダーがレース後半戦に臨むこととなる。

ファンティック・チーム、着実な歩みに伴う自信とともに、 ダカールラリー2025の半分を終了

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待ち望んでいた休息日。ここまでの戦いに報いるこのタイミングで、これまでのチームの戦いぶりに大いに満足しているファンティック・ラリープロジェクト・マネージャー、マチルダ=トマグニーニに現状の報告をしてもらいます。ファンティック・チームは7名のライダーがXEF450 Rallyを駆って走り、ファクトリーライダーのジェレミー=ミロイアがラリー2クラスの12位を快走しチームをけん引。途中苦戦の伝えられたサポートライダーのモハンムド=バローシも再びチームに加わることができたのも明るいニュースです。

「私が冒険の扉を示そう。だが、それを開くのは君だ」

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ダカール・ラリーの創始者でありカリスマでもあるティエリー=サビーヌのモットーの下、47回目を迎えた今年のダカール。今もなおこのラリー・レイドに生き続ける精神は、参加者の士気を高め、未知への挑戦を自らハードルを上げながら続けさせ、未知の扉を開き続けているといえるだろう。

参加者のすべて、ビッグネームから名も知らぬアマチュア・パイロットまでのすべての参加者にとって、レスト・デイ=休息日が最初のゴールといってもいいだろう。なぜならば、ダカールはいつも、一日一日取り組み続けるしかない戦いだからだ。

休息日のファンティック・チームには満足感が漂っている。明日のレスト・デイを7名のファンティック・ライダーが一人として欠けることなく迎えることができたからだ。

マチルダ=トマグニーニ、ファンティック・ラリープロジェクト・マネージャー

この厳しい1週間を乗り切れて、まずはハッピーです。マラソン・ステージを含む5つのステージ、さらに過酷な48クロノと呼ばれる2日間の連続ステージを乗り切ることができましたからね。バローシを除く6名のライダーがレースに残ることができました。

バローシは途中、激しいクラッシュに見舞われ病院送りとなりましたが、幸運なことに身体に大きな問題はなく、今日、ビバークで再びチームに合流することができました。彼は本当に強靭なライダーで、特に次の週、砂漠に突入すればその強さを発揮できる期待があっただけに、レースからの撤退はとても残念ではありますが。

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レースが前半を終えるにあたり、これまでの総括をするにはちょうどいいかと思います。ここまでの結果には自信を深めていますし、この調子でゴールを迎えられると期待もしています。ジェレミー=ミロイアは期待に応える高いスキルを見せることに成功しました。彼は一貫して十分に速く、とはいえ不必要なリスクは避け、仕事をやり遂げました。特に80%が岩や石に覆われた厳しいステージでもミスすることなく走り切ったのです。

トマソ=モンタナリはスピードに自信を持ち、我々は皆それを知っています。2日目にクラッシュを喫しましたが、何とか自分を取り戻し、ペースを掴んできたように見えます。サンドラ=ゴメスは今年、2輪で参戦している唯一の女性ライダーでもありますが、それはまたこのレースの厳しさを物語ってもいます。サンドラはそんな中でもよく準備し、肉体的にも精神的にもタフで、集中力を高め、前を向いて走っているのです。

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ラリー2クラスの27位だ。ファクトリー・ライダー・トリオのもう一人、サンドラ=ゴメスは唯一の女性ライダーとして輝きを見せており、総合52位、ラリー2クラス35位で戦っている。

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ファンティック・サポートライダーたちも現状には大いに満足している。今年のサポートライダーは4名。エミレーツのGPライダー、モハメド=バローシは、「ダカールは特別なレースで、またチームとともに戦うことが極めて重要なんだ。我々は今のポジションに大いに満足しているよ。チリから来たトーマス=デ・ガバルドは、レバノン人のラフィック=エイドやフランス人のマキシム=ポーポノットとともに、ファンティック・サポートチームライダーとして、厳しい戦いに挑んでいるんだ。

とにかくサポートしてくれるメカニックには心からの感謝をささげたいね。この過酷な状況下でも完璧なサポートをしてくれているから僕らは安心して走れるんだよ。一日一日が非常に長く、また600-700kmも走り続けなくてはならないほどタフな状況で、朝や夜は恐ろしいほどの寒さに震えることもある。このビバークでも、温度計は零度以下に落ち込んでいくからね」

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リリース

モータリスト合同会社(2025年1月11日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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