MAXWIN のバイク用ドライブレコーダー「BDVR-A002」のソフトウェアアップデートが公開された。今回のアップデートでは記録画質を調整することで白とびに対応。USB経由でのPCへの接続機能が追加されたほか、イベント録画機能の設定などが変更されている。
・記録画質を調整しました。
・PC接続機能(USBケーブル経由でパソコンと接続する)を追加しました。
・イベント録画(手動)機能を調整しました(ボタンを押す同時に、自動で静止画(1枚)を保存する)。
・「自動電源オフ」機能を調整しました(設定した時間内に衝撃を検出すると、自動で設定した時間を延長する)。
「明暗差のある撮影シーンでは白飛びしやすい」という声が多かったため、動画記録ソフトウェアの調整によって、白飛びが抑えるようなど撮影画質が全体的に向上しました。
今回のアップデートによって、SDカードを本体から取り出すことなく「本体→USBケーブル→パソコン」の接続だけで、パソコンからSDカード内のファイルを確認出来るようになりました。
※ドライブレコーダーをUSBメモリーとして認識されます。これによって、SDカードリーダーの準備も不要になり、パソコンと接続する手間が減る利点と、防水性能を維持する防水用シールを毎回剥がさす・貼る手間が無くなる利点が得られます。
イベント録画(振動検出)の場合は、基本的には振動の大きい事故(車両と衝突・障害物を衝突)の映像になりますので、事故後に直ぐに緊急録画映像(録音ONの場合は音声からも)を確認するのでこの事故が「いつから」発生したのは簡単に分かります。
しかし、イベント録画(手動)の場合は、使用者自身がボタン操作をして録画中の映像を保護する方式なので、場合によって(暗所などで発生した自転車同士の事故や軽度の接触事故など)、事故の大分後に緊急録画を確認した時は、先の事故は「いつから」発生した?と事故の発生時点がもうはっきり記憶していない・どの緊急録画ファイルを見ても比較的に安定な映像で「これが本当に事故直後の映像?」と確認しずらい状況になりやすいです。
また、事故時だけではなく、例えば輪行中に「この店が良さそう、ドラレコで記録して今度食べに行く」と使用者が思って、ボタン操作で録画中の映像を緊急録画として保存する使い方もあるかもしれません。
今回のファームウェアは、「WIFI・ロックボタンを押す」 → 「録画中の映像を保護する」以外、同時に「静止画も1枚保存」の機能を追加しました。
目的としては、時間を立ってからその「手動で記録した事故直後の映像」を探すや、手動で保護した思い出の映像を探す時の操作がより簡単にするため。
※最初に、ボタンを操作した時の「静止画」を探して、静止画の撮影時間を確認してから、ボタン操作時の「緊急録画」を探す手順なら、録画がたくさん保存された緊急録画再生リストから簡単に「手動で記録した緊急録画」だけを簡単に見つけることができます。
初期ロットのソフトウェアは、「自動電源オフ」の設定時間内に例え事故が発生しても、「緊急録画」の有無に関わらず、設定した時間になると電源オフになります。
※「緊急録画」の途中でも電源オフになります。
今回のファームウェアによって、設定時間内に「緊急録画」が発生した場合は、その「緊急録画」が最後まで記録し、設定時間が自動で延長されます。連続の衝撃を検出した場合でも、バッテリー残量がある限り「緊急録画」が何回も継続します。
(1)MAXWINのHPよりファームウェアをmicroSDカードにダウンロード。
(2)製品本体へ挿入し反対の音声案内に従ってアップデートを行う。
(3)アップデートが完了の後、SDカード内のファームウェアを削除もしくはフォーマットを行う。スマートフォン用アプリの設定画面でバージョンを確認し、「20230919」になっていれば更新完了です。
※Android版専用アプリ「録Record V2」は近日アップデート予定となります。(現バージョン1.0.5のファームウェア情報は「20230914」と表記となります。)
詳細はMAXWINのHPよりご確認ください。
■MAXWINホームページ
・URL/https://maxwin.jp/datadownload/firmware/bdvr-a002_update/
昌騰有限会社(2023年8月2日発行)