ドゥカティは新型ディアベルV4のイベント「ディアベルV4デザイン・ナイト」をアムステルダムやパリなど5都市で開催した。同イベントはドゥカティのデザインに対する取り組みを強化することを目的として実施されており、今後数か月間に渡り他の都市でも開催される予定だ。
ドゥカティは、新型ディアベルを紹介するための国際的なイベントを開催し、そのユニークなデザインが世界中で注目を集めています。アラブ首長国連邦では、ジェベル・ハフィートのワイディングロードでプレミアイベントと試乗会を開催し、その類まれなパフォーマンスとダイナミクスでジャーナリストを魅了しました。また、アムステルダム、パリ、ブリュッセル、ロンドン、ニューヨークでは「ディアベルV4デザイン・ナイト」を開催して、ディアベルV4の唯一無二のスタイルが、これらの大都市で大きな注目を集めました。
5つの都市で開催されたこのイベントでは、長年にわたって真のスタイル・アイコンとしての役割を果たしてきたディアベル・ファミリーのデザインに焦点を当て、今シーズンもっとも待ち望まれていたニューモデルをゲストの方々にお披露目しました。すべてのイベント会場は、ディアベルにふさわしい、洗練された雰囲気を重視して決定されました。Klibansky Gallery(アムステルダム)、Sinner Restaurant(パリ)、TheMerode Club(ブリュッセル)、The Gherkin(ロンドン)、Moonlight Studios(ニューヨーク)は、ディアベルV4のユニークな個性を引き立てる理想的な場所となりました。
チェントロスティーレ・ドゥカティ(ドゥカティ・スタイルセンター)ディレクターのアンドレア・フェラレージは、ニューヨークで開催された「ディアベルV4デザイン・ナイト」で、次のように述べています。「ドゥカティには、あらゆるディテールに至るまで細心の注意を払う、独自のデザイン哲学を持っており、それぞれの製品に特徴的なスタイル・エレメントを設定しています。その中でも、ディアベル・ファミリーはチェントロスティーレにとって特別な存在です。このモーターサイクルは、ドゥカティが追求する革新的で強いインパクトを備えたデザインを完璧に体現しています。新型ディアベルV4は、あらゆるシーンで注目を集める、大胆で力強く、細部まで考え抜かれたデザインが採用されました。私たちは、その結果として誕生したこのモーターサイクルを、誇りに感じています」
ディアベルV4の最大の特徴は、V4グランツーリスモ・エンジンを搭載している点です。ディアベルの設計哲学において、エンジンは、パフォーマンス、キャラクター、スタイルなど、あらゆる要素の中心的な役割を担っています。そのため、ドゥカティのデザイナーは、V4グランツーリスモを起点として作業を開始し、このエンジンを主役に据えながら、その他のエレメントを開発し、ディアベルならではのユニークな存在感を先代モデルから継承しながら、再びモーターサイクル業界を驚かせるデザインを構築することに成功しました。
このモーターサイクルのライティング・システムは注目に値し、ディアベルの美学を明確に表現しています。特に、前例のないドット・マトリックスLEDを採用したリアビューは、非常に印象的です。ディアベルV4を定義する他の2つの特徴的な要素は、5本スポークのアロイホイールを備えた240mmの幅広いリアタイヤと、4本出しのサイレンサーです。
「ディアベルV4デザイン・ナイト」は、今後数か月間にわたって他の国々でも開催されます。この一連のイベントは、ドゥカティのデザインに対する取り組みをさらに強化することを目的として実施されています。さらに、イタリアのボローニャを拠点とするドゥカティは、ミラノ・デザインウィーク2023にも出展し、その存在感を示します。
新型ディアベルV4は、ヨーロッパのドゥカティ正規ディーラーネットワークで販売が開始され、伝統的なドゥカティ・レッドとスリリング・ブラック(光沢バージョン)の2種類のカラーが用意されています。
ドゥカティジャパン株式会社(2023年2月28日発行)