「KRP三陽工業&RS-ITOH with VISSEL KOBE」が2023シーズンの参戦予定を発表

掲載日: 2023年02月08日(水) 更新日: 2023年02月08日(水)
この記事は2023年2月8日当時の情報に基づいて制作されています。

「KRP三陽工業&RS-ITOH with VISSEL KOBE」が2023シーズンの参戦予定を発表 記事1

三陽工業株式会社は、レーシングチーム「KRP三陽工業&RS-ITOH with VISSEL KOBE」の2023シーズンのチーム体制および参戦予定を発表した。マシンは Ninja ZX-10R、ライダーは柳川 明選手、佐野 優人選手を起用し、全日本ロードレース選手権 JSB 1000クラス・ST 1000クラス、および鈴鹿8耐へ参戦する予定となっている。

2023シーズン「KRP三陽工業&RS-ITOH with VISSEL KOBE」全日本ロードレース選手権・鈴鹿8耐に継続参戦

2023年2月17日(金)西明石ホテルキャッスルプラザにて体制発表会を開催

三陽工業株式会社(本社:兵庫県明石市、以下 三陽工業)は、2023年「KRP三陽工業&RS-ITOH with VISSEL KOBE(以下 KRP三陽工業&RS-ITOH)」で、全日本ロードレース選手権JSB1000クラス・ST1000クラスにフル参戦、及び鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦いたします。

今年は、JSB1000クラスに世界で戦った経験もあるベテランライダー柳川 明選手、ST1000クラスのライダーに佐野 優人選手を起用し新体制で挑みます。それに伴い、2023年2月17日(金)に西明石ホテルキャッスルプラザにて体制発表会を開催いたします。

当日は2023シーズンの意気込みや想いを共有し、KRP三陽工業&RS-ITOHに関わる全ての皆様と、より団結を強めたいと考えています。更に、当日は鈴鹿8時間耐久ロードレースのライダーについても発表を予定しております。

2023年も三陽工業とRS-ITOHがタッグを組み、Kawasaki車両で戦う事となりましたので、チーム体制そして体制発表会への想いについてお知らせいたします。

チーム概要

■チーム監督/伊藤 一成
■ライダー/柳川 明、佐野 優人
■マシン/Ninja ZX-10R
■参戦クラス/全日本ロードレース選手権JSB1000クラス・ST1000クラス

伊藤 一成 監督

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伊藤 一成 監督

新型コロナウイルスの感染拡大は、モータースポーツ界にも多大な影響を及ぼし、2020年・2021年は鈴鹿8耐が中止になるなど我慢を強いられる2年間となりました。しかし、2022年は一部制限もありましたが、鈴鹿8耐・全日本ロードレースの全戦が開催され、我々もフル参戦を果たすことができました。

依然として予断を許さない日々が続き、制限と義務が課される中、経済活動・市民活動への影響を最小限にすべく、我々の生活も変化しております。レース活動においても様々な変化がありましたが、我々の「レースに対する情熱」に一切変わりはありません。RS-ITOHスタッフ一同の「情熱」を集結し、あらゆる困難にも対峙して新シーズンを戦ってまいります。

柳川 明 選手

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柳川 明 選手

今シーズンも三陽工業をメインスポンサーに、RS-ITOHよりカワサキZX-10Rで全日本ロードレース選手権JSB1000クラスへフル参戦することになりました。91年から全日本選手権への参戦が始まり、世界戦を含め今年は33年目のシーズン。

今シーズンも毎戦悔いのないレースをお見せできるよう、今出来る事をしっかり実践し、与えられた条件で最高の結果を出したいと思います。今シーズンも応援よろしくお願いします!

佐野 優人 選手

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佐野 優人 選手

KRP三陽工業&RS-ITOH with VISSEL KOBEのライダーとして、2023年度“全日本ロードレース選手権”ST1000クラスへ参戦出来る事を楽しみにしています。また、私を応援しサポートして下さっている皆様にも感謝しております。

昨年度は、鈴鹿8時間耐久レースのみの参戦でしたが、2年振りに全日本ロードレースに参戦出来る事となりました。ST1000クラスは初めてのChallengeで、分からないことがたくさんあるかと思いますが、伊藤監督やチームの皆様方にお力添え頂き、開幕戦からしっかりと結果を出せるよう頑張ります。

応援して頂いているスポンサーやファンの皆様に、表彰台や優勝している姿を見て頂けるよう、チーム一丸となって全力で戦います。皆様ぜひ、佐野 優人の応援をよろしくお願いいたします。

三陽工業代表取締役 井上 直之

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三陽工業代表取締役 井上 直之

2017年から正式にKRPとして活動をスタートして7年目のシーズンになります。2023年シーズンは昨年に引き続きKawasakiレジェンドライダーの柳川さんに加えて、佐野 優人という新しい力が加わり一層面白いシーズンになると期待をしています。

昨シーズンはコロナ禍ではありましたが、鈴鹿8時間耐久レースも開催されました。今シーズンは昨シーズンよりも制限が緩和され、よりバイクレースが面白くなるのではないかと感じています。

世の中はバイクブームと言われています。全日本ロードレースもそのバイクブームの流れに負けないくらい盛りあげていきたい。そんな想いを持ちながら、今シーズンも楽しいシーズンにしていきます。

2023年は“参戦復活”から2年目のチャレンジ

RS-ITOHは埼玉県東松山市のバイクショップです。1993年から全日本ロードレース選手権にKawasaki車輛で参戦。トップカテゴリーであるJSB1000クラスに、同一メーカー・同一チームで29年間連続参戦を続けている唯一のプライベーターチームです。

近年、各メーカーのワークスチームが全日本ロードレース選手権から次々と撤退し、Kawasakiのワークスチームも同様に撤退が決定。そんな中、RS-ITOHは「トップカテゴリーであるJSB1000クラスでKawasaki車輛を走らせ続けたい」という強い想いと使命感を持って参戦を続けています。

三陽工業は「三陽工業を育ててくれたKawasakiオートバイに恩返しをしたい」という想いのもと、2016年からカワサキおんがえしプロジェクトをスタート。RS-ITOHとタッグを組みJSB1000全日本ロードレースへ参戦し、2019年以降はST600クラスにクラスチェンジし参戦してきました。

そして昨年、RS-ITOHの熱い想いを受けて三陽工業は立ち上がり、「恩返しをしたい」という想いを乗せJSB1000クラスに復活しました。2023年も引き続きJSB1000クラスへ継続参戦いたします。今年は復活2年目のチャレンジと言うことで、より一層チームの士気・団結力を高めて挑みます。更に、新たなチャレンジとしてST1000クラスにもフル参戦。

RS-ITOHの「Kawasakiへの情熱」と、三陽工業の「Kawasakiオートバイへ恩返ししたい」という想い、そしてライダーのレースに懸ける熱意、応援してくださる皆様の期待、その全てを乗せて2023年も戦ってまいります。

リリース

三陽工業株式会社(2023年2月7日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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