警視庁の交通機動隊がダイネーゼのワイヤレスエアバッグ「スマートジャケット」を導入

掲載日: 2022年12月01日(木) 更新日: 2022年12月01日(木)
この記事は2022年12月1日当時の情報に基づいて制作されています。

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株式会社ユーロギア ダイネーゼジャパン事業部が輸入販売を行うダイネーゼ製ワイヤレスエアバッグ「スマートジャケット」が警視庁の交通機動隊に納入された。

同製品は内蔵された7個のセンサーが体の動きを解析し衝撃を受ける直前に高圧縮ガスでエアバッグを膨張させるというもの。その防御力は一般的なプロテクターの約8枚分(胸部)に相当するという。

警視庁の白バイ隊員を次世代のワイヤレスエアバッグシステムが守る!/医学的な知見とデータを基に開発された画期的なプロテクション

株式会社ユーロギア ダイネーゼジャパン事業部(本社:東京都中央区、代表取締役:勝川久也)は、同社が輸入・販売を行う伊ダイネーゼ社製ワイヤレスエアバッグシステム「D-air」を搭載した「スマートジャケット」を警視庁の交通機動隊に納入したことをお知らせいたします。これにより、都内11方面の交通機動隊員が最新鋭のオートバイ用エアバッグで守られることになります。

これまでの一般的なエアバッグベストは、車体とライダーを物理的なワイヤーで接続し、転倒によってガスボンベの栓が抜かれ、炭酸ガスがエアバッグへ充填される単純な仕組みでした。

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一方スマートジャケットは、システムに内蔵された合計7個のセンサー(加速度センサーx3、ジャイロセンサーx3、GPS)が1秒間に1000回ライダーの体の動きを解析、特別なアルゴリズムによって事故を事前に認識し、立体構造のエアバッグを高圧縮ガスで瞬時に膨張させます。

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また、エアバッグには内部がどの部分においても5cm均等に膨らむ、伊ダイネーゼ社が特許を持つ「マイクロフィラメント」を採用し、一般的な風船のような構造のエアバッグとは異なり、どの部位でも均一な衝撃吸収性能を実現しました。そのプロテクション性能は一般的なプロテクターの約8枚分(胸部)であり、いかに効果的であるかが分かります。

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ワイヤレスエアバッグシステムである「D-air」は、伊ダイネーゼ社が25年以上の歳月をかけて研究開発を行ったもので、究極のモーターサイクルレースであるMotoGP(TM)では2007年から採用されています。「スマートジャケット」はサーキットから一般公道にその用途を広げた究極のプロテクションベストであり、ジャケットの上や下に着用することができる多様性を備えています。

「スマートジャケット」は一般的なオートバイライダーの為だけでなく、デリバリーなどの労働環境においても活用が期待され、企業にとって大切な労働者を守る画期的なソリューションになると考えております。

■商品名/ダイネーゼ スマートジャケット
■小売価格/14万9,600円(税10%込み)
※エアバッグが膨張した際の交換費用は3万5,750円(税10%込み)
■販売店/全国のダイネーゼストア、及び公式WEBサイト、オートバイ用品量販店
■WEBサイト
・URL/https://www.dainesejapan.com/feature/smart-jacket/
■サイズ・バリエーション
・男性用(XS~XXL)
・女性用(XS~XXL)
■保護範囲/胸、背中、首
■安全認証
EN1621-4 Lev.2(胸)、EN1621-4 CB Lev.1(背中)を取得
※背中のプロテクション性能は、一般的なプロテクターの約7個分相当
■対応する事故
・正面衝突(45-135°の範囲)
・走行中の追突(360°全方位)
・信号待ちなど停止中の追突(360°全方位)
・ローサイド(前輪または後輪がトラクションを失い転倒)
・ハイサイド(後輪がスライド後にトラクションを回復し、ライダーが投げ出される)
■その他
・IP54準拠の防塵・防水性能
・LEDユーザーインターフェース搭載(振動モーター付)
・専用アプリを使用して、ファームウェアのアップデートが可能
・一般公道用(アルゴリズムが異なるため競技での使用は不可 ※D-air Racing商品で対応済)
・4時間の充電で26時間の連続使用が可能
・重量約1,8kg
・2つに折り畳む事が可能
・購入日翌日から1年間、交通事故 死亡・後遺障害保険が付帯

リリース

株式会社ユーロギア(2022年12月1日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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