2022年1月1日(土)~14日(金)までサウジアラビアを舞台に開催された「第44回ダカールラリー」の二輪部門において、GASGAS ファクトリーレーシングのライダーであるサム・サンダーランド選手が自身2回目となる総合優勝果たした。また、GASGAS ファクトリーレーシングが同タイトルを獲得したのはこれが初となる。
GASGASファクトリーレーシングがダカールラリーで初タイトルを獲得
サム・サンダーランドとGASGASファクトリーレーシングが2022年ダカールラリーで優勝しました! サム・サンダーランド選手は、2週間にわたり私たちが期待する卓越したパフォーマンスを発揮し、最終ステージを8位で終え、第44回ダカールラリーで総合優勝を果たしました。そして、サウジアラビアの砂漠を駆け抜ける12日間の過酷なレースの末に、GASGASに世界で最も代表的なラリーレイドイベントでの初勝利をもたらしたのです。
サム・サンダーランド「最終ステージの終わりで優勝かどうかを待つ10分間は、まるで一生分のように感じられました。2回目のダカール優勝を果たしたこの感覚は永遠に記憶に残るでしょう。この勝利は決して簡単なものではなかったので、1回目よりもさらに嬉しいです。今年はタイムが非常に接近しておりアクセルを緩める暇もなく、最後まで本当に緊迫したレースでした。ハードワークと犠牲、そしてGASGASチームが私のためにしてくれたこと、そのすべてが価値あるものでした。ダカールでの初優勝から5年、長い間待たされましたが、また優勝することができて、しかもGASGASの初優勝を獲得できて、とてもうれしいです。チームのみんなが頑張ってくれたおかげで、このような結果を残すことができました。素晴らしいです。」
第2ステージから第6ステージ終了までレースをリードし、サムにとってダカールは完璧な幕開けとなりました。2週間のイベント中、一貫して素晴らしいライディングを披露し、プレッシャーがかかる場面で何度も結果を出しました。レースの序盤から高い競争力を発揮し、GASGASファクトリーレーシングのサム・サンダーランドが2022年ダカールラリーチャンピオンになりました。
サムの2度目のダカール優勝は、サムにとって素晴らしい成果であるだけでなく、KTM AG社にタイトルが戻ってきたことも意味します。サムの勝利は、世界で最も過酷なラリーレイドにて過去22年間で19回の優勝を誇るグループとしてのコミットメントと継続的な成功を再確認させるものです。
サムの快挙だけでなく、ダニエル・サンダースの健闘も称賛に値します。ダニエルはステージで2勝し、ステージ6ではサムをリードしてGASGASのワンツーフィニッシュを達成しました。ステージ7で転倒して肘と手首を骨折しましたが、手術を受けて完治に向かっているとのことです。2023年のダカールでは再びタイトルを狙いに戻ってくることでしょう。
ノルベルト・シュタドルバウアー(ラリーチームマネージャー)「素晴らしい、本当に素晴らしい!今回のダカールは、最後の最後まで本当にチャレンジングなレースでした。サムは終始スマートで力強く、スピードも抜群でした。彼、そしてGASGASファクトリーレーシングの皆は本当に幸せです。チーム全体が懸命に努力してきた結果なので、本当に特別な瞬間です。これほどの感動はありません。チームのスポンサーやパートナー、オーストリアのみんなに感謝しています。」
1. Pablo Quintanilla(Honda)1:40:00
2. Toby Price (KTM)1:40:18
3. Jose Ignacio Cornejo(Honda)1:40:29
8. Sam Sunderland (GASGAS)1:43:25
1. Sam Sunderland(GASGAS)38:47:30
2. Pablo Quintanilla(Honda)38:50:57
3. Matthias Walkner(KTM)38:54:17
ガスガス・モーターサイクルズ・ジャパン
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リリース = GASGAS MOTORCYCLES JAPAN(2022年1月19日発行)