【ドゥカティ】環境保護に関するプロジェクト「#Project1Hour」に参加

掲載日: 2021年04月23日(金) 更新日: 2021年04月23日(金)
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この記事は2021年4月23日当時の情報に基づいて制作されています。

【ドゥカティ】環境保護に関するプロジェクト「#Project1Hour」に参加 メイン

2021年4月22日(木)、ドゥカティは、フォルクスワーゲングループが提案した環境保護に関するプロジェクト「#Project1Hour」に参加した。

このプロジェクトはフォルクスワーゲン傘下に属するブランドの従業員に気候変動に関する1時間のオンラインセミナーを受講させるというもの。

これに関しドゥカティの CEO であるクラウディオ・ドメニカーリ氏は、同社が環境保護活動を積極的に行っている事をアピールすると共に、今後5年以内に電動モーターサイクルを登場させる予定であると語った。

ドゥカティが「Earth Day」に参加、環境保護活動への取り組みを確認して、「#Project1Hour」イニシアチブを実行

・フォルクスワーゲン・グループ・ブランドの従業員が気候変動に関する1時間のトレーニングを実施するプロジェクト、「#Project1Hour」に参加
・2007年にノーベル平和賞を受賞し、国連の気候変動に関する政府間パネルのメンバーでもあるリッカルド・ヴァレンティーニ教授が、このテーマに関してドゥカティのためにセミナーを実施
・ドゥカティCEO、クラウディオ・ドメニカーリ:「持続可能性には、産業開発からイベントの開催、各従業員の日常の行動、将来の製品の設計に至るまで、会社のすべての分野が含まれます」
・トリジェネレーション・プラントの建設から社員食堂における持続可能なメニューの選択に至るまで、ドゥカティはますます重要性が高まる持続可能性に対する未来への取り組みを確認

2021年4月22日 ボルゴパニガーレ(イタリア、ボローニャ)

ドゥカティは、地球環境について考える日として提案された「Earth Day」(アースデイ)に、フォルクスワーゲン・グループの全従業員が気候変動の問題に関する1時間のトレーニングを実施して環境保護に関する意識向上を目指すプロジェクト、「#Project1Hour」に参加します。

【ドゥカティ】環境保護に関するプロジェクト「#Project1Hour」に参加 記事1

フォルクスワーゲン・グループが提案したこのプロジェクトに、ドゥカティは積極的に参加しています。ドゥカティの環境保護への取り組みは、この分野で達成すべき具体的な目標を示した、「Environmental Mission」(環境ミッション)の中に明確に定義されています。

ドゥカティ最高経営責任者(CEO)のクラウディオ・ドメニカーリは、次のように述べています。「#Project1Hourに参加できることを誇りに思います。ドゥカティは環境保護に高い関心を持っており、Environmental Mission の目的を追求することに日々取り組んでいます。持続可能性は、産業開発からイベントの開催、各従業員の日常の行動、将来の製品の設計に至るまで、会社のあらゆる分野を横断的に含む重要なテーマです。今後5年以内に、エモーショナルな走りとパフォーマンスを犠牲にすることのない、ドゥカティ・ブランドの電動モーターサイクルが登場する予定です」

オンラインで行われたワークショップでは、2007年にノーベル平和賞を受賞し、国連の気候変動に関する政府間パネル(国連の気候変動に関する科学委員会)のメンバーでもあるリッカルド・ヴァレンティーニ教授が、このテーマに関してセミナーを実施しました。

このセミナーの中で、ドゥカティ従業員は、自分たちの行動が気候変動や一般的な環境に与える影響について考え、日常生活を改善するために従うべき提案や行動例を学びました。

【ドゥカティ】環境保護に関するプロジェクト「#Project1Hour」に参加 記事2

「#Project1Hour」の背景にある考え方は、社会の個々のメンバーが気候の保護に貢献し、日常生活における行動を通じて環境への影響を減らすことができるということです。ドゥカティは、2020年初頭に、「Su-EATable Life」プロジェクトに参加しました。欧州連合が資金提供するこのプログラムは、CO2排出量の削減と節水に貢献するという長期的な目標を掲げて、市民が持続可能で健康的な食事をとることを目的としています。

ドゥカティは、社内コミュニケーション・キャンペーンと社員食堂メニューの変更を通じて、従業員に、バランスの取れた毎日の食事の選択が、健康維持だけでなく気候にもメリットをもたらすことを認識してもらうことに成功しました。より持続可能な昼食を選択するだけで、ドゥカティの食堂を使用する各従業員は、平均して1週間あたり約1.25kgの CO2を削減することができます。プロジェクトの進行中に実施した5か月間の実験期間において、ドゥカティの社員食堂は、19トンの CO2を削減して環境への影響を抑制しました。

「Su-EATable Life」は、ドゥカティが環境への影響を改善するために長年にわたって実施してきた、さまざまなイニシアチブの1つにすぎません。2016年からは、エネルギー資源の調達の一環として、ボルゴパニガーレのファクトリーで、トリジェネレーション・プラント(熱源から生産される熱、電気に加え、発生する CO2も有効活用するエネルギー供給システム)が稼働を開始し、会社の電力需要の85%を供給するだけでなく、暖房用と冷房用のエネルギーも生成しています。必要な電力の残りの部分は、外部から再生可能エネルギーを購入しています。この対策により、ドゥカティは、トリジェネレーション・プラントとともに、2020年にファクトリーから排出される CO2を2013年と比較して48%削減することに成功しました。

ドゥカティは過去5年間、会社の敷地内の5か所に蜂の巣を設置して、周囲の環境への影響に対するバイオ・モニタリング・プログラムも実施してきました。専門家のサポートを受けて定期的にサンプリングを行うことにより、社内で行われている活動が巣箱に生息する約50万匹のミツバチに与える影響を評価することができます。

ドゥカティは、イベントの開催においても持続可能性に焦点を当てています。2016年と2018年に開催された「World Ducati Week」(WDW)は、持続可能なイベント管理のための国際規格である ISO 20121認証を取得しています。WDW は、モーターサイクル業界において、持続可能なイベントとして認定された世界初のイベントです。

ドゥカティが環境保護の分野で行っている活動の詳細につきましては、公式ウェブサイトの「Environmental Sustainability(環境持続可能性)セクションを参照してください。
・URL/https://www.ducati.com/ww/en/company/environmental-sustainability

ヨーロッパにおける「Su-EATable Life」プロジェクトの詳細は、下記ウェブサイトから入手可能です。
・URL/http://www.sueatablelife.eu/en
※「Environmental Sustainability」(環境持続可能性)ページならびに「Su-EATable Life」ページは英語サイトになります。

リリース

ドゥカティジャパン株式会社(2021年4月22日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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