全国4,400店のバイク販売店向けにバイクオークションを開催している株式会社オークネットが5月度の排気量別成約ランキングを発表。250ccクラスではホンダのフォルツァが成約台数43台でトップとなり、以下、カワサキのニンジャ、ホンダCBR250と続いている。400ccクラスではホンダCB400SF/SBが成約台数61台でトップとなり、以下、ヤマハのドラッグスター400、同じくヤマハのSR400が続くという結果となった。401cc以上クラスではハーレーダビッドソンのスポーツスター883/1200が成約台数59台でトップを獲得。中でもXL1200Xフォーティーエイトが高い人気を誇っている。そして2位がハーレーダビッドソンのソフテイル、3位も同じハーレーダビッドソンのツーリングという結果となった。
情報流通支援サービスの株式会社オークネット(本社/東京都港区/社長/藤崎清孝)は、2019年5月度のオークネットバイクオークションにおける成約台数を集計し、排気量別ランキングベスト5をまとめました。
当ランキングは、全国約4,400店のバイク販売店が、販売プロセスの一環であるオークネット バイクオークションを利用し、ご成約頂いた車両について、排気量別に分けて集計したものです。
原付二種の高年式車の人気スクーターは相変わらず応札が強いです。上限が決まっているため、無理して落札しても「利益が低い」と判断する状況も見受けられます。しかし、店頭の玉ぞろえも必要で、新車とのせめぎ合いになることもありそうです。顧客も新型志向が強く、低年式車との格差が大きく開く傾向もあります。
新車の販売状況は順調に推移しているように、中古車の動きも活発化しています。こちらは、新型車だけでなく、ホーネットやバリオスなど旧車まで幅広く車両が買われています。ホーネットは、程度によって30万円前後の高値がみられるほどです。ビッグスクーターは、10万円前後の車両が増えていますが、根強い需要もあり成約率は高いです。
シーズン入りの影響か、ドラッグスターの成約台数が非常に多いです。20年前の車両もあるため、相場はひとケタ台からありますが、全般的には10万円台が多く、お手頃感も重なり、夏場販売に力を入れるケースも多いとみられます。アメスポの新車がなくなりつつあるため、穴場にもなっています。
ハーレーダビッドソンの出品台数は、毎回100台前後で安定しています。車種構成もバラエティになり、人気車両の入れ替えも多いため、相場の変動にも注意が必要です。その中でも、XL1200Xフォーティエイトは安定して相場が堅調です。程度が低くても70万円前後から、と応札が強いです。しばらくは、玉不足感が続くとみられます。
今後もオークネットでは、モーターサイクル市場での成約ランキングのほか、様々な注目度の高い情報を発信して参ります。
※本データに関しては、提供元としてオークネットという企業名を記載の上でご自由にご利用ください。
株式会社オークネット 総合企画室
TEL/03-6440-2530
リリース = 株式会社オークネット(2019年6月12日発行)