【ベスパ・東京モーターショー2019速報】歴史あるデザインと新テクノロジーの融合! 特別仕様車など3台を展示

掲載日: 2019年10月23日(水) 更新日: 2019年11月11日(月)
この記事は2019年10月23日当時の情報に基づいて制作されています。

「第46回東京モーターショー2019」が2019年10月24日から11月4日(月)に東京ビッグサイト(東京都江東区)にて開催される。一般公開に先駆け10月23日(水)に行われたプレスデーにてベスパブースを取材した。

今回ベスパブースに展示で特徴的だったのは展示された3台の内2台が「プリマベーラ S 125 スペシャルエディション」と「ベスパ Sei Giorni エディションII」という特別仕様ということだ。

どちらも73年以上という、ベスパが誇る長い歴史の中で記憶に残る車両のエッセンスを取り入れたもので、歴史的背景のある車両デザインと現在の技術を組み合わせたことにより、ベスパの個性をより理解しやすい展示となっている。

また、もう1台の展示モデルは「LX 125 i-get」で、クラシカルなベスパらしいスタイリングと現代での使い勝手が考慮されている車両だ。それでは展示内容の詳細を写真と共にお伝えしよう。

上記の写真が「プリマベーラ S 125 スペシャルエディション」。かつて人気を誇ったET3の色やストライプをモチーフにした特別仕様車。鮮やかなオレンジの専用カラーが目を引く。プリマベーラ自体は1968年から1982年まで生産されたベストセラーモデルで、2014年に現代の技術を搭載した形で復活した。

もう一台の特別仕様車「Sei Giorni エディションII」。こちらは1951年に6日間で競う過酷なアベレージラリーのSei Giorni Internazionale di Varese用に特別に製造された、レーシングベスパの「Sei Giorni」からインスパイアされた車両。「Sei Giorni」がこのレースでゴールドメダルを獲得したように、「Sei Giorni エディションII」もパワフルでスポーティな仕上がりとなっている。

こちらが「Sei Giorni エディションII」のデザインやコンセプトベースとなった「Sei Giorni」の1/32ミニチュアモデル。ブースの壁に並べて展示されていた。ブースに行ったらぜひ探してみてほしい。

後方に展示された「LX 125 i-get」は軽量かつコンパクトで、LEDヘッドライトやUSBソケットなど、最新デバイスを装備する車両だ。エレガントかつ現代の使い勝手を考慮した1台。

ブースには今月に入荷したばかりの純正ヘルメットも展示されている。こちらのヘルメットは正規販売店にて購入が可能だ。価格はそれぞれ1万7,600円(税10%込み)。

今回のベスパブースでは、現在ベスパを愛してくれている大人のユーザーのみならず、若い世代にもベスパの良さをアピールする内容となっている。歴史と新しさが融合したベスパブースへ遊びに行って、その遊び心を実感してもらいたい。

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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