取材・写真・文=バイクブロス・マガジンズ編集部

2019年10月20日(日)、MotoGP第16戦 MOTUL 日本グランプリの決勝がツインリンクもてぎで行われた。15時からスタートした最高峰のMotoGPクラス(24Laps)では、第15戦のタイGPでシリーズチャンピオンを決めたマルク・マルケス(レプソルホンダ)がポールトゥウィンで、その圧倒的な強さを見せつけた。この勝利により、ホンダは25度目となるコンストラクターズタイトルを獲得した。
ここでは、そんなMotoGP MOTUL 日本グランプリに出展を果たした車両メーカーやパーツメーカーのブースの様子を速報でお伝えしよう。MotoGPクラスでしのぎを削るホンダやヤマハ、スズキの国産メーカー勢に加え、海外勢のドゥカティ、アプリリア、KTMもブースを出展。さらに今シーズンよりMoto2の公式エンジンサプライヤーとなったトライアンフも初出展を果たし、大きな注目を集めていた。レース観戦とはひと味違う、日本グランプリのもうひとつのお楽しみとして、イベントを盛り上げる出展ブースの見所をお届け!

圧倒的な強さで、危なげなくポールトゥウィンを飾ったマルク・マルケスを先頭に、最終コーナー(ビクトリーコーナー)に飛び込んでいく選手たち。

決勝レースが行われる2019年10月20日(日)の朝7時40分からスタートしたピットウォークは、ご覧のように歩くのもままならないほど大盛況!

レプソルホンダのピットでは、王者マルケスのマシンが! こんなに近くで実車を見ることができるのはピットウォークならではだろう。

ここからは車両メーカーのブースを紹介しよう。まずは王者ホンダのブースからスタート!

ホンダブースではマルケス&ロレンソのパネルの間で記念写真が撮影でき、ブース内ではCBR650RやCBR1000RRが展示され自由にまたがることができる。さらにMotoGPレーサーのコーナリング体験撮影スポットやキッズの撮影スポットも用意された。

続いてヤマハのブースをレポート。それにしても、この人集りはスゴイのひと言!

ヤマハブース内では人気のYZF-R25やSR400などが展示され、もちろんまたがりOK。さらにロッシ&ビニャーレスのマシンにまたがり撮影できるコーナーが設置された。その他、ヤマハチームのサポートアイテムが販売され人気を集めていた。

スズキのブースもご覧のように大盛況。ガチャガチャやガラポンくじなどが行われ、参加希望者の長蛇の列が!

ブース内では話題の新型カタナや、GSX-R1000Rなどが展示された。これらの車両も、もちろんまたがりOK。

お次はドゥカティブースをご紹介。こちらも大盛況!

ブース内ではパニガーレーV4SにスーパースポーツS、モンスター821などに加え、スクランブラーコーナーが設置され、キッズも大喜び。

こちらのKTMブースでは、アンケートに答えて、ミカ・カリオ選手のサイン入りポストカードや、ダッフルバッグなどがもらえる抽選が行われていた。

KTMのブース内では自由にまたがることができる390 DUKEや790 DUKEが展示された。どちらもオプションパーツが取り付けられたカスタムマシンである。

アプリリアもブースを出展。ブースにはスーパースポーツモデルのRSV4などが展示され、コアなファンから注目を集めていた。

今シーズンよりMoto2の公式エンジンサプライヤーとなったトライアンフのブースはご覧のように大盛況。

発表されたばかりの新型ストリートトリプルRSとトライアンフレディのYU&YUI。

ハーレーダビッドソンもブースを出展。MotoGPファンもハーレーには大いに興味がある様子であった。

ハーレーブースでは実際にエンジンを始動させてビッグツインエンジンのテイストを体験できるジャンプスタートに、2020年モデルの新型ローライダーSなど人気モデルを中心に展示された。

日本グランプリのメインスポンサー、MOTULのブース。高性能オイルの代名詞的存在のMOTULだけにMotoGPファンからの注目度は高い。

MOTULオリジナルグッズが当たるクジや主力商品のエンジンオイル300Vやギヤオイル、フォークオイル、チェーンルブなどが展示された。

ショウイヘルメットのブースではマルケスのワールドチャンピオンモデルの展示や、ヘルメットサイズ診断&フィッティング調整サービスなどが行われた。

こちらはアライヘルメットのブース。アライブースではヘルメットの展示に加え、ヘルメットのメンテナンスであるアライヘルメット・ツーリングサービスが実施された。

ハイエンドパーツをリリースするrizomaのブース。イタリアンメイドならではの美しいパーツは、見ているだけでも惚れ惚れする。

rizomaのパーツはレバーにミラー、ウインカーなどなど、ビレットパーツの高級感と存在感が際立っている。

ウインカー一体型ミラーやフェンダーレスキットなど、rizomaのパーツが取り付けられたCBR1000RRのデモマシン。

NGKのブースではプラグの交換推奨距離に合わせてボタンを押し、商品をゲットするというゲーム性の高いアトラクションが開催され大人気!

数多く設置されたレストスペースでゆったりと過ごす来場者たち。MotoGPのロゴが入ったバイクのり弁当は数量限定。オフィシャルグッズショップではお土産に最適なMotoGPロールケーキが人気となっていた。今年参加できなかった方は、ぜひ来年!
(バイクブロス・マガジンズ編集部)