タイでMotoGPが初開催! 開催への意気込みや開催地ブリーラムをPR

掲載日: 2018年08月29日(水) 更新日: 2018年08月29日(水)
カテゴリー: レポート  タグ: ,  
この記事は2018年8月29日当時の情報に基づいて制作されています。

取材・写真・文=バイクブロス・マガジンズ編集部

2018年10月5(金)から7日(日)にかけてタイのブリーラム県にあるチャーン・インターナショナル・サーキットでMotoGP15戦タイグランプリが初開催されるにあたり、現地関係者が開催への意気込みや開催地ブリーラムを紹介する『MotoGP PTT Thailand Grand Prix 2018プレスカンファレンス/ブリーラム・ナイト』が2018年8月28日(火)に都内で行われた。

現在タイ政府はスポーツ産業の推進と発展に取り組んでおり、それに伴う観光促進にも力を注いでいる。今回のMotoGPタイグランプリ開催もタイ国内で複数の省庁が協力し実現したものだ。また、開催地のブリーラム県はタイに6つあるスポーツ市に選ばれており、2014年にオープンしたチャーン・インターナショナル・サーキットの他にも、タイ国内最大のサッカースタジアムチャーン・アリーナも市内に有している。

記者会見には、タイのスポーツ省事務次官ポーンパヌ・サウェータルン氏、スポーツ庁総裁代理サンウィアン・ブーントー氏、タイで石油関連ビジネスを展開するPPTオイル&リテールビジネス社社長代行兼CEOジラポーン・カーウサワット氏、日本で4輪レースのスーパーGTをプロモートするGTアソシエイションから坂東正明代表取締役が登壇した。

以下各登壇者が発表したコメントやブリーラム・ナイトで紹介されたブリーラムの魅力をお伝えしよう。


「この機会を利用し、タイはスポーツの分野で設備が整っていることを世界各地のスポーツファンに示します。タイはこの素晴らしい世界イベントを成功に導くでしょう。MotoGP PTT Thailand Grand Prix 2018にご参加いただき、ブリーラムへいらっしゃることを願っております。タイの滞在中はタイ人の友好的な雰囲気を感じることができるでしょう。またタイの文化遺産と共に悠然と佇む美しい自然もお楽しみいただけるよう準備しております」と語ったスポーツ省事務次官ポーンパヌ・サウェータルン氏。


「MotoGP PTT Thailand Grand Prix 2018はタイの若者がモータースポーツに興味を持ち、好きになる機会にもなるでしょう。ワールドクラスの選手の競技を間近で観戦することは、若者にとって将来プロスポーツ選手を目指すための刺激になるでしょう」とスポーツ庁が若いプロ選手の育成プロジェクトに基づいて夢を後押しするプランを語った、スポーツ庁総裁代理サンウィアン・ブーントー氏。


大会の冠スポンサータイ石油公社PPTパブリック・カンパニー・リミテッドからはPPTオイル&リテールビジネス社社長代行兼CEOジラポーン・カーウサワット氏が登壇。「今回、10月にチャーン・インターナショナル・サーキットで開催されるMotoGP PTT Thailand Grand Prix 2018が、世界でもっとも素晴らしい1戦となり、皆様に感動を与え、世界各地から参戦する各チームの選手、メンバー、主催者及びファンクラブにとって印象深いものとなると信じています。この機会にブリーラム県や他のタイの観光地でゆっくり観光していただきたい」とコメントした。

「チャン・インターナショナル・サーキットは今年、2輪の最高峰レースであるMotoGPを開催するまでに至りました。同時にブリーラム県が年を追うごとに発展してきたのをこの目で見てきました。ホテルやレストラン、飛行機の本数も増えました。まだ日本の方でブリーラム県に行かれた方は少ないと思いますが、ぜひブリーラム県に行っていただき、観光を楽むと共にサーキットにもお立ち寄りください」と語るGTアソシエイション代表取締役の坂東正明氏。

 ブリーラムの魅力を伝える『ブリーラム・ナイト』では美しいタイの伝統舞踊が披露された。


伝統舞踊でも使われた「プーアッカニー布」。火山灰と樹皮で木綿糸を染めてつくられている。


『ブリーラム・ナイト』終盤にはブリーラム県にあるサッカースタジアムチャーン・アリーナをホームスタジアムとするタイのサッカーチーム、ブリーラム・ユナイテッドFC代表/ブリーラムインターナショナルサーキット代表のネーウィン・チョッチョーブ氏が登壇。スポーツ産業に力を注いだことにより豊かになったブリーラム県について語った。また、会場にはブリーラム・ユナイテッドに送られたトロフィーも展示されていた。

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

このページの一番上へ

サイトのトップページへ

このページの一番下へ