【ヤマハ】操舵機構を刷新し生まれ変わった「TRICITY125/155」を発表!

掲載日: 2023年02月10日(金) 更新日: 2023年02月10日(金)
この記事は2023年2月10日当時の情報に基づいて制作されています。

【ヤマハ】操舵機構を刷新し生まれ変わった「TRICITY125/155」を発表 メイン

ヤマハは「TRICITY 125/155」をモデルチェンジする。発売日は「TRICITY 125(49万5,000円)」が2023年2月28日(火)、「TRICITY 155 ABS(56万6,500円)」が2023年4月14日(金)となる。

今回のモデルではエンジンを平成32年排出ガス規制に適合させると共に、NIKEN などにも採用される操舵機構「LMW アッカーマン・ジオメトリ」を採用。フレームも強度・剛性バランスが見直された。

また「TRICITY 125」には新色として「ダークグレーイッシュブルーソリッド B」「ホワイトメタリック 6」「マットグレーメタリック 3」を設定。「TRICITY 155」には「マットイエローイッシュグレーソリッド 1」「ホワイトメタリック 6」「マットグレーメタリック 3」の3色が用意されている(価格は全て税10%込み)。

フロント2輪の「TRICITY125/155」をモデルチェンジして発売

~足回りの変更でより上質な乗り心地を実現、専用アプリで”つながる”機能搭載~

ヤマハ発動機株式会社は、フロント2輪のLMW(※1)モデル「TRICITY(トリシティ)125(※2)」および「TRICITY155 ABS」をモデルチェンジし、2月28日(TRICITY125)、4月14日(TRICITY155 ABS)にそれぞれ発売します。

【ヤマハ】操舵機構を刷新し生まれ変わった「TRICITY125/155」を発表 記事1

主な特徴は、1)平成32年排出ガス規制適合の水冷・4ストローク・SOHC・単気筒・4バルブ・124cm3/155cm3新”BLUE CORE(※3)”エンジン、2)静粛かつ振動の少ないエンジン始動をもたらす「Smart Motor Generator」、3)低燃費に貢献する「Stop & Start System」、4)同心円を描き滑らかな旋回を可能とする「LMWアッカーマン・ジオメトリ(※4)」や新フレーム、ロングホイールベース化などによる上質な乗り心地、5)スマートキーシステムの搭載や着信通知/燃費管理が可能なスマートフォン専用アプリへの対応など、利便性を高める機能の充実です。

「TRICITY125」「TRICITY155 ABS」は、LMWテクノロジー(※5)による安定感のあるコーナリングと上質なクルージング性能を兼ね備え、なかでも「TRICITY155 ABS」は、高速道路も走行可能なことから、通勤・通学だけでなく週末のツーリングまで幅広いシチュエーションで、ライディングの楽しさを味わえます。

(※1)LMW=Leaning Multi Wheel。モーターサイクルのようにリーン(傾斜)して旋回する3輪以上の車両の総称。商標登録第5646157号。
(※2)TRICITY125は本モデルよりUBS(Unified Brake System)モデルのみの設定。
(※3)BLUE CORE/ヤマハ発動機株式会社は、”走りの楽しさ”と”燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想として、2014年より”BLUE CORE(ブルーコア)” を掲げています。この思想は高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るもので、「TRICITY125」「TRICITY155 ABS」のエンジンもこの”BLUE CORE”思想に基づき開発しました。商標登録第5676267号。
(※4.)LMWアッカーマン・ジオメトリ/操舵軸(ナックルエンド)とリーン軸をずらすオフセットジョイントを装備することで、リーンし、なおかつ内外輪差が生まれるフロント2輪が、常に旋回方向を向く設計を成立させるヤマハ独自の構造のこと。
(※5)LMWテクノロジー/平行な上下2本のアームで構成するパラレログラムリンクのあるサスペンションと操舵機構で軽快感と安定感を両立する技術。

【ヤマハ】操舵機構を刷新し生まれ変わった「TRICITY125/155」を発表 記事2

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■名称・メーカー希望小売価格(税10%込み)
・TRICITY125/49万5,000円
・TRICITY155 ABS/56万6,500円
■カラー
[TRICITY125]
・ダークグレーイッシュブルーソリッド B(グレーイッシュブルー/新色)
・ホワイトメタリック 6(ホワイト/新色)
・マットグレーメタリック 3(マットグレー/新色)
[TRICITY155 ABS]
・マットイエローイッシュグレーソリッド 1(マットベージュ/新色)
・ホワイトメタリック 6(ホワイト/新色)
・マットグレーメタリック 3(マットグレー/新色)
■発売日
・TRICITY125/2023年2月28日(火)
・TRICITY155 ABS/2023年4月14日(金)
■販売計画/各1,500台(年間、国内)
※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれていません。

TRICITY125 /TRICITY155 ABS の新たな特徴

平成 32 年排出ガス規制適合の新「BLUE CORE」エンジン

高燃焼効率、ロス低減、冷却性の3点を照準に開発し、走りの楽しさと燃費・環境性能を両立させる“BLUE CORE”エンジンを平成32年排出ガス規制に適合させて搭載。新作シリンダーヘッドを採用し、コンパクトな燃焼室を形成することで、従来の10.5/1から11.6:1(TRICITY155のみ)へと圧縮比を高め、高効率燃焼を実現しています。吸気バルブは 20.5mm径へと拡大し、良好な吸気効率を確保。シリンダーヘッドは、冷却経路を最適化し信頼性の向上を図っています。

静粛かつ振動の少ないエンジン始動をもたらす「Smart Motor Generator」

エンジンには、「Smart Motor Generator」を採用しました。始動時はスターターモーターとして機能し、走行時はジェネレーターとして働きます。従来のスターターモーターと減速ギアが不要となり、軽量・コンパクト化と静かなエンジン始動を実現しています。

低燃費に貢献する「Stop & Start System」

信号待ちなどで停車すると自動的にアイドリングを停止して燃料消費を抑え、再発進時には静かな始動で発進できる「Stop & Start System」を採用しました。アイドリング停止後の再発進は、スロットルグリップを回すことで、瞬時にエンジンが掛かり滑らかに発進できます。

快適な乗り味を支えるステアリング機構「LMW アッカーマン・ジオメトリ」

大型スポーツタイプの LMW モデル「NIKEN」や「TRICITY300」で実績のある“LMW アッカーマン・ジオメトリ”を新たに専用設計し採用しました。フロントサスペンション周りとのバランスを最適化し、自然な操縦性と接地感を実現、快適で質感ある乗り心地をもたらしています。押し歩きもスムーズです。

新エンジンの性能を効率よく引き出し、快適な乗り味に磨きをかける新フレームに上質感のある乗り心地を生み出す新作リアサスペンション

強度・剛性バランスを最適化した新フレームは、縦剛性、ねじり剛性を強化しつつ、適度な“しなり”を確保。エンジン搭載位置などのバランスを整え、上質感があり自然なハンドリング、優れた直進安定性、乗り心地を支えます。また 1,350 mmから 1,410 mmへホイールベースを延長したことにあわせて、リアサスペンションは、ショックアブソーバーの全長を延長。バネレート及び減衰力を最適化することで、上質感があり落ち着いた走行性をもたらしています。

着信通知や燃費管理が可能なスマートフォン用専用アプリ対応

本モデルは、専用アプリ「YAMAHA Motorcycle Connect(略/Y-Connect)」をインストールしたスマートフォンとペアリングが可能です。ペアリングにより次のような機能が拡充します。

(1)車両メーターへのスマートフォン通知の表示
・電話やメールの着信、スマートフォンのバッテリー残量などを表示
(2)スマートフォン画面のサブメーター利用
・エンジン回転数、スロットル開度、エコ運転状況などを表示
(3)オイル・バッテリーのメンテナンス推奨時期のお知らせ
(4)燃費管理
(5)車両の最終駐車位置確認

スマートキーや新デザインメーターパネルなど便利な機能充実

キーを差し込むなどの手間もなく、ノブ操作だけでエンジン始動が可能な「スマートキー」、前述のスマホ連携機能を反映し、「着信」「SNS/メールの受信」「スマ―トフォンのバッテリー状況」などの情報を車両のメーター上で確認できる「新デザインのメーターパネル」、フットスペースの前後長を約20mm延長した「フットボードスペース」、操作しやすい「タンデムフットレスト」、照射範囲を拡大した「ヘッドランプ」など、日常使いに便利な機能を充実しています。

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お問い合わせ

ヤマハ発動機株式会社
TEL/0120-090-819

リリース = ヤマハ発動機株式会社(2023年2月10日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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