【リコール】ヤマハ MT-09、TRACER 9 GT、ほか3車種 計1,813台

掲載日: 2022年03月02日(水) 更新日: 2022年03月02日(水)
この記事は2022年3月2日当時の情報に基づいて制作されています。

国土交通省では、ヤマハ発動機株式会社が2022年3月1日(火)に届け出た、MT-09他の合計1,813台のリコール情報(5107)を掲載している。

以下WEBサイトより

■リコール届出番号/5107
■リコール開始日/2022年3月2日(水)
■届出者の氏名又は名称
・ヤマハ発動機株式会社 代表取締役社長 日髙祥博
・問合せ先/カスタマーコミュニケーションセンター TEL/0120-090-819
■不具合の部位(部品名)/原動機(エンジンコントロールユニット)
■基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
(1)エンジンコントロールユニットのプログラムが不適切なため、減速中スロットルを閉じた状態でクラッチレバーを握る際、クラッチレバーの握り幅が小さい場合、燃焼室内に吸入される混合気が薄くなることがある。そのため、最悪の場合、エンストするおそれがある。
(2)エンジンコントロールユニットのプログラムが不適切なため、アイドリング状態からスロットルをわずかに開けると、燃焼室内に吸入される混合気が薄くなることがある。そのため、最悪の場合、エンストするおそれがある。
(3)エンジンコントロールユニットのプログラムが不適切なため、スロットルボディーの弁を回転させるモーターに流れる電流が遮断されるとともにエンジン警告灯が点灯することがある。そのため、最悪の場合、スロットルボディーの弁が操作できず、走行できなくなるおそれがある。
(4)エンジンコントロールユニットのプログラムが不適切なため、部品またはシステムが故障した場合に、エンジン警告灯が点灯しない。そのため、保安基準第31条別添115(車載式故障診断装置の技術基準)に適合しない。
■改善措置の内容
全車両、エンジンコントロールユニットのプログラムを対策プログラムに書き換える。
■不具合件数/(1)0件、(2)3件、(3)19件、(4)0件
■事故の有無/なし
■発見の動機/(1)海外市場からの情報による。(2)日本市場からの情報による。(3)海外市場からの情報による。(4)社内からの情報による。
■自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者:ダイレクトメールで通知する。
・自動車特定整備事業者等:日整連発行の機関誌に掲載する。
・弊社のインターネットホームページに掲載する。

お問い合わせ

国土交通省
自動車局審査・リコール課
リコール監理室
TEL/03-5253-8111(内線42361)

リリース = 国土交通省(2022年3月1日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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