【アプリリア】アーバンアドベンチャースクーター「SR GT 200」を2/18に発売!(動画あり)

掲載日: 2022年02月17日(木) 更新日: 2022年02月17日(木)
この記事は2022年2月17日当時の情報に基づいて制作されています。

アプリリア アーバンアドベンチャースクーター SR GT 200 メイン

ピアッジオグループジャパン株式会社は、アプリリア初となるアーバンアドベンチャースクーター「SR GT 200」を全国の正規販売店で2022年2月18日(金)に発売する。出荷は2022年6月頃より順次となる。

同車両は、総排気量174cc・最高出力13kW・最大トルク16.5Nmを発揮する水冷単気筒エンジンを搭載。足回りには、フロント122mm・リア102mmのトラベル量を備えるショーワ製サスペンション、およびフロント14インチ(110/80)・リア13インチ(130/70)のタイヤが装備されており、市街地からダートまであらゆる路面で高い走破性を発揮するという。

価格はグラフィック毎に異なっており「スタンダードグラフィック(3タイプ)」が55万円。「SPORT(3タイプ)」が56万1,000円となる(価格は全て税10%込み)。

アプリリア初のアーバン アドベンチャースクーター「SR GT 200」を発売

ピアッジオグループジャパン株式会社(本社/東京都港区芝2丁目、代表取締役 ネリ・ミクラウス)は、シティーコミューターとしては勿論、エンデューロバイクの世界感を彷彿とさせ、日常における小さな冒険にも楽しめるアーバンアドベンチャースクーター「SR GT 200」を、全国のアプリリア正規販売店にて発売致します。

SR GT 200は、スポーティなデザインにトレールタイプのタイヤを装備し、ロングトラベルサスペンションを採用して最低地上高を高めたほか、カテゴリー最高レベルのパワーを誇る最新の174cc i-getエンジンを搭載して、俊敏な動きと楽しい乗り心地を実現しています。

■メーカー希望小売価格(税10%込み)・カラー
・55万円/スタンダードグラフィック
・56万1,000円/SPORTグラフィック
■カラーバリエーション
[スタンダード]
・アプリリアブラック
・ストリートグレー
・インフィニティブルー
[SPORT]
・レッドレースウェイ
・イリジウムグレー
・ストリートゴールド
■発売日/2022年2月18日(金)
■出荷開始時期/2022年6月頃より順次

スタンダード

アプリリア アーバンアドベンチャースクーター SR GT 200 記事1

SPORT

アプリリア アーバンアドベンチャースクーター SR GT 200 記事2

アプリリア SR GTは、アプリリア初の「アーバンアドベンチャー」スクーターであり、都市部での日常的なライディングはもちろん、長距離や郊外の道でもとことん走る楽しみを追求し、またエンデューロバイクの世界にインスパイアされた装備によって、あらゆる状況において理想的なパートナーとなるように設計されています。

アプリリア SR GTでは、アクティブなライディングポジションとモーターサイクルにインスパイアされたネイキッドハンドルバーが究極のコントロールを可能にし、ロングトラベルサスペンションと最低地上高を高めたことで、街中での走行中に出現する様々な障害物でも簡単に乗り越えることができます。また、ワイドな幅と「トレールタイプ」のトレッドデザインを採用したアドベンチャータイヤによって、アスファルトから石畳、ダート道など、あらゆる路面でアドベンチャーを楽しむことができます。

これらの要素にアプリリアならではのスポーツデザインを融合させ、スタート&ストップシステムを搭載した最新のi-getエンジン、フルLEDライト、液晶インストルメント、アプリリリアMIA通信システム(オプション)などの充実した装備により、クラストップレベルのパフォーマンスを実現しています。

アプリリア アーバンアドベンチャースクーター SR GT 200 記事3

スポーツラインとモーターサイクルの世界観が融合した独自のスタイル

アプリリアSR GTのスタイルと多機能性は、アプリリア・スポーツバイクのレーシング特性に加え、オフロードの世界も強く意識しています。

アプリリアSR GTのサイドビューは、コンパクトで張り出しが少なく、ダイナミックなラインがスポーティな個性を強調しています。また、フロントとリアをつなぐセンタートンネルには燃料タンクを備え、モーターサイクルのようなルックスを実現しています。さらに、ライセンスプレートをボディー側ではなく、リアホイール側に装着することでテール部をよりアグレッシブに仕上げています。また、パッセンジャーグラブハンドルやターンシグナル内蔵のフルLEDリアライトが、車体全体のデザインを強く印象付けています。

走る楽しさに重点を置いたアプリリア SR GTのライディングポジションは、従来のコンパクトGTスクーターに比べ、より「アクティブ」さが特徴です。さらに、人間工学に基づいて設計されたフットボードは、通常のフットボードポジションに加え、これよりも足を前方へ出すフォワードポジションを取ることができ、長距離走行でも疲れにくい、リラックスしたライディングスタイルを可能にしています。さらにフットボード周りの造形は、オフロードバイクのアンダーガードプレートの形状に似たデザインとなっています。

フロントマスクには、ヴェネト州ノアーレ生まれのスポーツバイクの特徴であるフルLED3連ライトユニットと、サイドカウルの両サイドに取付けられたダブルフェアリングが目を引きます。ウィンドスクリーンやネイキッドハンドルバーなど、明らかにエンデューロバイクの影響を受けており、特に市街地での低速走行時には高いコントロール感覚を得ることができます。ハンドルバーは、アプリリアのロゴが入った洗練されたアルミダイキャスト製のライザーで車体に固定されており、人間工学に基づいて設計された直感的なハンドルバー形状は、明らかにモーターサイクルから受継いでいます。

インストルメントパネルはフルデジタル化されており、大型液晶ディスプレイには全ての車両データに加え、さまざまな情報が表示され、左手のコントロールスイッチボックスにあるMODEボタンで各種設定の選択が可能です。また、アプリリアMIA通信システム(オプション設定)を搭載した場合、スマートフォンと車両をBluetooth接続すると、インストルメントパネルに電話やメッセージの着信を表示することができます。このシステムでは、右手のコントロールスイッチボックスにある通信ボタンを使って通話を管理したり、音声コマンドを使って通話したり、プレイリストを起動して音楽を再生することも可能です。(MIA通信システムのほか、ヘッドセット類が別途必要です)

アプリリア アーバンアドベンチャースクーター SR GT 200 記事4

街中を駆け抜け、冒険に備える

乗るだけで楽しくなるアプリリアSR GTは、どんな旅でもスリルを味わえるように設計されています。アプリリアのエンジニアは、フレーム分野で培ったノウハウを駆使してシャシーを開発し、正確でダイナミックな挙動を実現しています。高強度スチールパイプを使用したダブルクレードルフレームに、このモデルのために特別開発されたロングトラベルサスペンションを組み合わせています。

フロントサスペンションには33mm径のインナーチューブに122mmのトラベルを備えたショーワ製フォークを採用しています。リアサスペンションにはコイルスプリングと5段階調整可能なプリロードを備えたトラベル量102mmのダブルアクション型ショーワ製ツインショックアブソーバーを採用し、前後共に一般的なスクーターと比較しても大きなトラベル量を誇ります。このサスペンション構成と専用セッティングにより、特に不整地でのコントロール性、快適性、安全性が向上し、走る楽しみには一切影響を及ぼしていません。

洗練されたシャシー、満タン時で148kgという重量、フロント14インチ/リア13インチの軽量アルミニウム合金製ホイール、そしてワイドなタイヤ(110/80と130/70)を装着したアプリリアSR GTは、走行時に優れた俊敏性とハンドリングを発揮するだけでなく、低速走行時でも安定性を高めます。ブレーキシステムにはフロントに260mmウェーブディスクを採用しています。リアには220mmディスクを採用しており、軽くて放熱性に優れ、パフォーマンスが向上します。

アプリリア SR GTは、コンパクトGTスクーターではトップレベルの175mmという最低地上高も大きな特徴です。これにより、路面の凹凸を簡単に乗り越える高い走破性を実現しています。これらの特徴とトレールタイプのトレッドパターンを備えた アドベンチャータイヤにより、アプリリアSR GTは様々な用途にも対応可能な、極めて高い柔軟性を兼ね備えています。石畳や路面電車の線路、マンホール、路面のくぼみ、アスファルトの凹凸といった障害物が多い街中ではもちろんのこと、アスファルトを離れ、ダート路面を大胆に走るようなエキサイティングな旅にも対応しています。

また、9リットルの燃料タンクにより、長距離の移動も可能で、約25リットルのシート下収納スペースには、荷物を収納することが可能です。また、頑丈で33リットルの大容量アルミ製トップケースなどのアクセサリーを追加することで、アプリリアSR GTはいつでも旅に出ることができます。

最新世代のi-getエンジンでトップクラスのパフォーマンスを実現

アプリリア SR GTに搭載されるエンジンは、コンパクトGTスクーターのセグメントの中でも優れたエンジン出力と高効率を誇るi-getファミリーに属し、電子制御式インジェクション、4バルブ、水冷式エンジンを備えたユーロ5認証の最新ユニットは、ヨーロッパ最大手であるピアジオグループのスクーターエンジン研究開発センターのノウハウの結晶といえます。

アプリリア SR GT 200では8,500rpmで最高出力13kW、7,000rpmで最大トルク16.5Nmを発揮する新型174cc単気筒を導入しました。あらゆる状況下において粘り強く、優れたピックアップ性能、スムーズな乗り心地を実現しています。

熱力学的において、多くの構成部品に細心の注意を払って作り上げ、性能を最適化しています。特に新型200ccエンジンでは、ニカシルコーティングを施したアルミ製シリンダー(モーターサイクルに採用されるソリューション)、最新のクラウン形状を備えた新型ピストン、燃焼効率の向上に貢献する新型ヘッドなどを採用しています。

また、エンジン性能の向上に伴い熱処理の効率化を図るとともに、新たなエンジン性能曲線に合わせて、クラッチを大型化したCVTトランスミッションを採用しています。

アプリリアSR GTでは、RISS(Regulator Inverter Start & Stop System)というスタート&ストップシステムを搭載しています。このシステムは、従来のスターターを廃止し、クランクシャフトに直接取付けたブラシレスモーターを採用しています。スタート時の静粛性、軽量化と信頼性の向上、低燃費など多くのメリットがあります。スタート&ストップシステムは、スクーターが停止してから1~5秒後にエンジンを自動的に停止させます(エンジンが適正な作動温度に達しているかどうかによって異なります)。従来のスターターがないため、スロットルを軽くひねるだけで、大きな音を立てることなくエンジンが瞬時に再始動します。

アグレッシブなスポーツバージョンもシリーズにラインアップ

アプリリアSR GTでは、スタンダードバージョンに加え、より大胆でスポーティなグラフィックと仕上げを施したスポーツバージョンを取り揃えています。

アプリリアSR GTはアプリリア ブラック、ストリートグレー、インフィニティブルーの3色展開で、それぞれにシルバーグレーのフットボードパネル、サイドパネル、パッセンジャーグラブハンドルを組み合わせています。ホイールはブラック、シートにはブラックにグレーのステッチが施されています。

スポーツバージョンでは、ストリートゴールド、イリジウムグレー、レッドレースウェイのマットカラーを取り揃えており、赤いペイントが施されたホイールと赤のステッチが入ったブラック&グレーのツートンカラーのシートを組み合わせることで、アプリリア スポーツバイクの代表的なカラーリングをイメージしています。シルバーグレーのフットボードパネル側面には”aprilia”のロゴが施され、センタートンネルとサイドはマットブラック仕上げ、パッセンジャーグラブハンドルも車両に合わせてデザインされています。カウリングの両サイドにはアプリリアの大きな「a」が際立ちます。

アプリリア SR GT 200 主要諸元

・エンジン/4ストローク 水冷単気筒 SOHC 4バルブ
・総排気量/174 cc
・ボア×ストローク/61.5mm×58.7mm
・最高出力/13kW(17.4HP)/8,500rpm
・最大トルク/16.6Nm/7,000rpm
・燃料供給方式/電子制御燃料噴射システム
・潤滑方式/ウェットサンプ
・始動方式/セルフ式
・トランスミッション/オートマチック(CVT)
・クラッチ/自動遠心クラッチ
・フレーム/ダブルクレードル 高張力スチールパイプフレーム
・サスペンション(F)/Φ33mm油圧テレスコピックフォーク、ホイールトラベル120mm
・サスペンション(R)/スプリングプリロード調整式 油圧ツインショック、ホイールトラベル102mm
・ブレーキ(F)/油圧式Φ260mmウェーブディスクブレーキ、ABS
・ブレーキ(R)/油圧式Φ220mmウェーブディスクブレーキ
・タイヤ(F)/110/80-14 チューブレス
・タイヤ(R)/130/70-13 チューブレス
・全長/1,920mm
・全幅/765mm
・全高/1,295mm
・最低地上高/170mm
・シート高/799mm
・ホイールベース/1,350mm
・車両重量/148Kg
・燃料タンク容量/9 L
・生産国/ベトナム

お問い合わせ

ピアッジオグループジャパン株式会社
ピアッジオコール
TEL/03-3453-3903

リリース = ピアッジオグループジャパン株式会社(2022年2月17日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

このページの一番上へ

サイトのトップページへ

このページの一番下へ