【ヤマハ】2022年モデル「YZシリーズ」の予約をスタート! 発売日は10/28

掲載日: 2021年07月30日(金) 更新日: 2021年07月30日(金)
この記事は2021年7月30日当時の情報に基づいて制作されています。

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ヤマハは、クロスカントリー競技専用車両「YZシリーズ」の予約受付を全国のヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店で2021年7月30日(金)~12月26日(日)まで行う。発売日は2021年10月28日(木)となる。

ラインナップは「YZ450FX(112万2,000円)」「YZ250FX(97万9,000円)」「YZ250X(74万8,000円)」「YZ125X(63万8,000円)」の4機種(価格は全て税10%込み)。今回のモデルでは全車種共に新グラフィックを採用すると共に、YZ250FX についてはエアクリーナーボックスのキャップ形状や、エンジン懸架ブラケット、マフラーや ECU のマッピングなどが変更されている。

クロスカントリー競技用「YZシリーズ」2022年モデルを発売

~「YZ250FX」はエンジンと車体の進化により戦闘力向上~

ヤマハ発動機株式会社は、排気量124cm3~449cm3のクロスカントリー競技用の2022年モデル4機種を10月28日に発売します(※)。

マイナーチェンジした「YZ250FX」は、1)中高速域の出力と低中速域での扱いやすさが向上したエンジン、2)クロスカントリー向け FX 専用チューニングのフレーム、3)容量をアップし、性能とサウンドを両立させるマフラー、4)軽量で高いパフォーマンス性とコントロール性を両立したブレーキ、5)幅広いシチュエーションに対応させたパワーチューナーなどにより、いっそう戦闘力を高めました。

また、YZシリーズ共通コンセプトの新カラー&グラフィックを採用しています。

※本製品は「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」にて、2021年7月30日から12月26日までの期間限定で予約の受付を行います。
※予約が生産計画を上回る場合は、予約受付期間終了を待たずに受付を終了する場合があります。

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YZ250FX

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YZ450FX

■名称・メーカー希望小売価格(税10%込み)
・YZ450FX/112万2,000円
・YZ250FX/97万9,000円
・YZ250X/74万8,000円
・YZ125X/63万8,000円
■カラー/ディープパープリッシュブルーソリッド E(ブルー)
■発売日/2021年10月28日(木)
■販売計画/400台(シリーズ合計/国内)
※YZシリーズ各モデルは、国土交通省の認定を受けていませんので、ナンバープレートを取得できません。また道路を走行できません。道路を走行すると道路交通法及び道路運送車両法の違反となります。私道、寺社の境内、海辺、堤防上、農道、林道など道路の形態を整えていないところでも、人や車が自由に出入りできるところは道路とみなされます。※保証(クレーム)の対象外製品です。

YZ250FXの主な特長

【中高速域の出力と低中速域での扱いやすさを向上したエンジン】

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クリーナーボックスのキャップケースにダクトを設け、流入空気量をアップさせることで中高回転域でのパワーアップを図りました。

また、排気側のカムプロフィールを変更。オーバーラップを減らしてワークアングルを最適化することで、とくに低中速での扱いやすさを向上しています。このハイパワー化にあわせ、カムチェーンテンショナーは、伸・圧コイル併用の従来式を継続したうえで、伸側コイルのスプリング特性を最適化し、高回転域での滑らかな作動性を確保。

さらに、さまざまな走行環境への対応力を広げるため、新たなFIマップを織り込み、最適セッティングを施したECUを採用しました。

なお、バランサーはウエイト位置をギア4歯分位相して、発生する一次慣性力の「方向」と「大きさ」を調整、低中速回転域での体感振動を低減しています。

【クロスカントリー向けFX専用チューニングのフレーム】

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タンクレールとダウンチューブの肉厚を最適化して搭載した、2021年「YZ250F」と同一のバイラテラルビーム・フレームを採用しています。またエンジン懸架ブラケットの形状をクロスカントリー向けにチューニングし、出力向上を果たしたエンジンと最適化しました。良好な接地フィーリング、ギャップでの路面情報フィーリング、軽快なハンドリングなどを支えています。

【容量をアップし、性能とサウンドを両立させるマフラー】

2021年モデル比で容量を340ccアップし、減衰特性を最適化することで高周波音を抑え、低周波中心のトルクフルなサウンドを奏でます。とくに高回転の領域では、滑らかに吹けあがるエンジンフィーリングです。環境への配慮と不快な音を軽減し、長時間走行時のライダーの負担低減にもつながります。

【軽量で高いパフォーマンス性とコントロール性を両立したブレーキ】

フロントブレーキは、ピストンサイズを22.65mmから25.4mmに大径化。キャリパーは形状の見直しで剛性を30%アップさせました。さらに摩擦力の安定性に優れたパッド材を採用し、面積を25%拡大、270mm径のローターはステー部の形状を変更することにより重量を増やさずにパッドとの接触面積を16%拡大しています。

一方リアブレーキは、キャリパーの形状変更により軽量化。ローター形状を変更し、制動力を維持したまま軽量化し、熱容量バランスの最適設計により熱歪みを最小限に抑えています。システム全体で現行比120g軽量化しています。

【幅広いシチュエーションに対応させたパワーチューナー】

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パワーチューナーをよりわかりやすく、利用しやすくするため推奨マップのバリエーションをモディファイし、幅広いシチュエーションに対応できるようにしました。

特性が似ていた「MX Power Feeling」と「High Revving」は「MX Power Feeling」に統合。さらに「MAP1」に設定していた「Mild Power」を廃止し、これに替え「MAP2」への推奨マップとして「Hard Terrain for MAP2」を設定。これは[MAP2]よりマイルドで、よりテクニカルなコースにおいてもパワーを扱えるような特性です。また、ECU MAP は日本のシチュエーションに最適化した専用セッティングにしました。

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お問い合わせ

ヤマハ発動機株式会社
TEL/0120-090-819

リリース = ヤマハ発動機株式会社(2021年7月30日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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