【ホンダ】新設計エンジン「eSP+」を搭載!「フォルツァ」をモデルチェンジし3/25に発売

掲載日: 2021年03月09日(火) 更新日: 2021年03月09日(火)
この記事は2021年3月9日当時の情報に基づいて制作されています。

ホンダ フォルツァ 2021年モデル メイン

ホンダは軽二輪スクーター「フォルツァ」をモデルチェンジし2021年3月25日(木)に発売する。今回のモデルでは、低フリクション化と吸排気計を刷新したエンジン「eSP+(イーエスピープラス)」を採用。これを搭載するフレームは、前後荷重バランスの見直しにより車体の安定感と快適性が向上した。

カラーバリエーションは「パールホライゾンホワイト」「インディーグレーメタリック」「マットガンパウダーブラックメタリック」の3タイプをラインナップ。価格は65万8,900円(税10%込み)となる。

軽二輪スクーター「フォルツァ」をモデルチェンジし発売

Hondaは、高い環境性能と優れた出力特性を実現した新設計エンジン「eSP+(イーエスピープラス)」(※1)を搭載し、フレームの一部を新設計するなどモデルチェンジを図った軽二輪スクーター「フォルツァ」を2021年3月25日(木)に発売します。

ホンダ フォルツァ 2021年モデル 記事1

フォルツァ(パールホライゾンホワイト)

フォルツァは、2000年に初代モデルが発売されて以来、スタイリッシュな外観に、充実した装備や優れた利便性を兼ね備えたシティーコミューターとして幅広い層のお客様に支持されているモデルです。今回、フォルツァに搭載した新設計エンジン eSP+ は、徹底したフリクション低減技術や、吸排気系を刷新するなど、より優れた出力特性と環境性能を高次元で両立させています。

また、フレームの一部を新設計しラジエーター位置を燃料タンク後方から前方へ変更することで、エンジンの冷却効果とフロントへの分担荷重を増加させ、走行中の車体の安定感と快適性をさらに進化させました。

さらに、電動式可動スクリーンの可動域の伸長(※2)による防風性能の向上や、別売りの純正アクセサリーに「トップボックス35L スマートキーシステムタイプ」(※3)を新たに設定し、本機のスマートキーと連動させ解錠するなど、快適性と利便性をより追及しました。
(※1)環境対応型スクーター用エンジン「eSP」に付加価値技術を採用することで、高い環境性能だけでなく、出力の向上と、フリクションの低減を実現し、高出力と優れた環境性能を併せ持つ新世代環境対応型スクーター用エンジンの総称です。eSP は、enhanced(強化された、価値を高める)Smart(洗練された、精密で高感度な)Power(動力、エンジン)の略です
(※2)前モデルより可動域+40mm。全可動域180mm
(※3)前モデルの Honda SMART Key スマートキーシステムには非対応

■販売計画台数(国内・年間)/2,000台
■車両名・メーカー希望小売価格
・フォルツァ/65万8,900円(税10%込み)
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません。

ホンダ フォルツァ 2021年モデル 記事2

フォルツァ(インディーグレーメタリック)

ホンダ フォルツァ 2021年モデル 記事3

フォルツァ(マットガンパウダーブラックメタリック)

新型フォルツァの主な特徴

【高い環境性能と優れた出力特性を発揮する新設計エンジン/eSP+】
エンジンは、新世代環境対応型スクーター用エンジン eSP+ の249ccエンジンを搭載しています。eSP+ は出力向上のために、4バルブ機構の採用や、ボア×ストロークの変更、クランクまわりの高剛性化、ピストンオイルジェットを採用しました。

吸気・排気ポートは完全新設計とし、吸気ポートは吸気効率の向上と燃焼効率タンブル流の強化を行い、排気ポートは湾曲した形状をより直線的な形状へ変更することで排気効率を向上させました。

また、エアクリーナーからインレットパイプまでを構成する各部品の吸気経路を拡大することで吸気効率を向上。マフラー内部の構造を3室から2室に変更することで、キャタライザーの配置やサイズを最適化し力強い走りと高い環境性能に寄与しています。

さらに、低燃費性能の進化のため、従来から採用されているフリクション低減技術に加えて、クランク室内の潤滑油などを吸引することで同室内における回転フリクションの低減に寄与するスカベンジポンプや、騒音や振動を抑制する油圧式カムチェーンテンショナーリフター、振動を低減させより快適な走行に寄与するバランサーシャフトを採用しています。

【走行中の安定感と快適性をより追求した車体・足まわり】
車体は、各速度域における安定感と快適性をさらに進化させるため、フレームの一部を新設計としました。フレームの各部を構成するパイプ径や肉厚、材質と、これらの接合位置を見直しました。ラジエーターをフューエルタンクの前に配置したことで、効率的なエンジンの冷却を可能とするとともに、フロントへの分担荷重を増加させ、より安心感のある車体挙動に寄与しています。

また、無段階で調整可能な電動式可動スクリーンの可動域を従来モデルより40mm伸長し、全可動域を180mmとすることで、防風性能をより向上させました。足回りは、優れた走破性へ寄与するアルミ製大径ホイールとブレーキング時の安心感を高める前・後輪に作用するタイプの ABS(※4)は継続採用としています。

【充実した先進装備と利便性の高い各種機能】
新たな先進装備として、ハザードランプを高速点滅させることで、急ブレーキをいち早く後続車に伝えるエマージェンシーストップシグナルや、フロント左側のインナーボックス内に、携帯端末の充電などに便利な「USBソケット」(※5)を採用。別売りの純正アクセサリーに Honda SMART Key システムと連動させることで、より便利にトップボックスの解錠を可能とした「トップボックス35Lスマートキーシステムタイプ」を新たに設定しました。また、Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC ※6)、Honda SMART Key システムは継続して標準装備としています。

【進化した走りのイメージにあわせた存在感のあるスタイリング】
スタイリングは、進化した走りのイメージにあわせて各部をデザインしました。スポーティーな形状へ一新したミラー部のウインカーや、ヘッドライト下部分に設けたスポイラー形状の造形。各所に配置されたエアインテークとエアアウトレットなどを、アグレッシブなラインのボディー面でまとめることで、力強くよりスタイリッシュなデザインとしています。

カラーリングは、スマートでモダンな雰囲気を表現したパールホライゾンホワイト、アグレッシブな印象のマットガンパウダーブラックメタリックとともに、新たに、力強さと個性を表現した「インディーグレーメタリック」を追加し、全3色の展開としています。
(※4)ABS はライダーのブレーキ操作を補助するシステムです。ABS を装備していない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、無理な運転までは対応できません。ABS 作動時は、キックバック(揺り戻し)によってシステム作動を知らせます。
(※5)裏表問わず挿入可能な TYPE-C コネクタ。
(※6)前後輪の車輪速センサーとスロットルポジションセンサーからの信号をもとに、燃料噴射量制御を行うことでエンジントルクを制御し後輪のスリップを抑制します。また、HSTC はスリップをなくすためのシステムではありません。あくまでもライダーのアクセル操作を補助するシステムです。したがって、Honda セレクタブル トルク コントロールを装備していない車両と同様に無理な運転までは対応できません。

ホンダ フォルツァ 2021年モデル 記事4

お問い合わせ

Hondaお客様相談センター
TEL/0120-086819

リリース = 本田技研工業株式会社(2021年3月9日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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