【ホンダ】オフロード競技専用車両「CRF450R」「CRF450RX」がフルモデルチェンジ! 発売日は10/23

掲載日: 2020年07月21日(火) 更新日: 2020年07月21日(火)
この記事は2020年7月21日当時の情報に基づいて制作されています。

ホンダ CRF450R CRF450RX メイン

ホンダは競技専用車両「CRF450R」および「CRF450RX」をフルモデルチェンジし、2021年モデルとして2020年10月23日(金)に発売する。受注期間は2020年7月21日(火)~12月31日(木)までとなる。

モトクロス競技専用車両となる「CRF450R(103万4,000円)」に搭載されるエンジンは、排気ポートをストレート化。高出力化を図ると共に、低回転での扱いやすさを向上した。また、新設計となるフレームは剛性の最適化と部品の見直しにより約1kgの軽量化を実現した。

CRF450R をベースとするエンデューロ競技専用車両「CRF450RX(105万6,000円)」にはナックルガードと専用設計のサイドスタンドを装備。なお、両モデル共にカラーは「エクストリームレッド」のみとなる(価格は全て税10%込み)。

モトクロス競技専用車「CRF450R」およびエンデューロ競技専用車「CRF450RX」をフルモデルチェンジし2021年モデルとして発売

Hondaは、モトクロス競技専用車「CRF450R」とエンデューロ競技専用車「CRF450RX」のエンジン細部の仕様を見直し、扱いやすさを向上させるとともに、新設計のフレームなどにより軽量化を図るなどフルモデルチェンジし、2021年モデルとして受注期間限定(※)でそれぞれ2020年10月23日(金)に発売します。

ホンダ CRF450R CRF450RX 記事1

CRF450R エクストリームレッド(写真は輸出仕様車)

CRF450R、CRF450RXともに、エンジンの排気ポートをストレート化し排気効率を上げることで、中・高回転域の出力向上を図るとともに、低回転域の扱いやすさを向上させました。クラッチシステムには、レースで培ったノウハウを投入した油圧クラッチを採用することで、クラッチの操作性を向上。

ホンダ CRF450R CRF450RX 記事2

CRF450RX エクストリームレッド(写真は輸出仕様車)

また、フレーム、スイングアームなどを新設計し、車体剛性の最適化とともに軽量化を図ることで、旋回性と安定性を高次元で両立。シングルマフラー化に伴い、サイドカバーなどの外装パーツを大幅にスリムにすることで、ライディング時のライダーの姿勢の自由度を大幅に向上させました。

CRF450RXは、CRF450Rをベースに、ライダーの手などを飛び石や枝から保護するナックルガードの標準装備をはじめ、エンデューロモデルとしての仕様を充実させました。

カラーリングは、両車種ともにHondaのモトクロスマシンのアイデンティティーを継承する力強さと情熱を表現するエクストリームレッドとしています。

(※)受注期間は2020年7月21日(火)から12月31日(木)まで

■車両名/メーカー希望小売価格(税10%込み)
・CRF450R/103万4,000円
・CRF450RX/105万6,000円
■販売計画台数(国内・年間)/シリーズ合計110台
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません。
※CRF450R、CRF450RXは公道および一般交通の用に供する場所では一切走行ができません。また、登録してナンバープレートを取得することもできません。
※走行場所には十分注意してください。私道や林道、河原、海辺などの公共の道路以外の場所でも、人や車が自由に出入りできるところは道路と見なされ、道路交通法および道路運送車両法の違反になります。

CRF450R 2021年モデルの主な特徴

■エンジン
・排気ポートをストレート化し排気効率を上げることで、エンジン中・高回転域の出力向上を図るとともに、低回転域の扱いやすさを向上。
・デコンプシステムのレイアウトを見直し、エンジン極低回転域の燃焼安定性を高めることで、ドライバビリティーとストールタフネス性を向上。
・インジェクターの搭載角度を30°から60°に変更し、吸気効率を改善するとともに、エアクリーナーボックスの形状見直し、マフラーをシングル化するなど吸排気系を見直すことで、エンジンのトルクフィールを向上。
・クラッチシステムに、レースで培ったノウハウを投入した油圧クラッチを採用することで、フリクションを低減し、クラッチの操作性を向上。
・クラッチディスクの枚数を7枚から8枚へと変更し、クラッチ容量を27%向上させるとともに、フリクションスプリングを追加することで共振を抑制し、動力伝達率、耐久性を大幅に向上。

■車体
・フレームを新設計し、剛性を最適化することで、旋回性と安定性を高次元で両立させるとともに、全ての構成部品を徹底的に最適化することで、約1kgの大幅な軽量化を実現。
・フロントサスペンションのストローク量を5mm増やし、走破性と乗り心地を向上。
・流体解析を駆使し、ラジエーターシュラウドにエアーアウトレット穴を追加するとともに、ラジエーターグリルのフィンの角度と枚数を最適化することで冷却効率を向上。
・サイドカバーなどの外装パーツの一部材質の見直しと、シングルマフラー化に伴い車体を大幅にスリムにすることで、ライダーの体重移動などの自由度を向上。

■その他
・シート取り付け構造を見直すとともに、外装パーツの取り付けボルト数を減らすことで、エアクリーナーに至るまでの工程を容易化し、メンテナンス性を向上。
・エアフィルターの脱着構造を変更し脱着性を向上させるとともに、フィルターの構造を変更し洗浄を容易にするなど、メンテナンス性を向上。

CRF450RX 2021年モデルの主な特徴

■CRF450Rをベースにエンデューロモデルとして以下の仕様を変更
・ウッドセクションやブッシュなどの多い林間コースを走行する際に、飛び石や枝などから拳やレバーを守るナックルガードを標準装備。
・スリムな車体に合わせサイドスタンドを新設計し、張り出しを抑えるとともに軽量化を実現。

ホンダ CRF450R CRF450RX 記事3

お問い合わせ

Hondaお客様相談センター
TEL/0120-086819

リリース = 本田技研工業株式会社(2020年7月21日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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