【ヤマハ】進化した2018年モデル「トリシティ125/ABS」を1/20に発売

掲載日: 2017年12月05日(火) 更新日: 2017年12月05日(火)
この記事は2017年12月5日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = ヤマハ発動機株式会社

トリシティ125ABS
ホワイトメタリック6(ホワイト)

ヤマハは、2018年モデルとしてフロント二輪のオートマチックコミューター「トリシティ125/ABS」に124cc“BLUE CORE”エンジンを搭載し、2018年1月20日(土)に発売する。新エンジンとのマッチングを図った新設計フレームと新サスペンションの採用に加え、足付きを考慮したシート高765mmのシート、高級感のあるLEDヘッドランプを採用している。価格は、トリシティ125 ABSが43万2000円(税8%込み)、トリシティ125が39万4200円(税8%込み)。

「TRICITY125/ABS」2018年モデルを発売
“BLUE CORE”エンジン搭載などさらに進化した
フロント二輪オートマチックコミューター

ヤマハ発動機株式会社は、フロント二輪※1のオートマチックコミューター「TRICITY(トリシティ)125」およびABS装備の「TRICITY125 ABS」について、新たに水冷4ストローク・124cm3“BLUE CORE※2”エンジンを搭載、LEDヘッドランプを採用するなど装備の充実を図った2018年モデルを2018年1月20日から発売します。

■名称/TRICITY125ABS
■カラー/ホワイトメタリック6(ホワイト)、ライトシアンメタリック4(シアン)
■メーカー希望小売価格/432,000円(税8%込み)
■発売日/2018年1月20日
■販売計画/1,500台(シリーズ合計/年間、国内)
*メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれていません。

2014年から販売を開始した「TRICITY125」および2015年から販売を開始した「TRICITY125 ABS」は、フロント二輪により、高い安定感を実現できる当社LMW※3モデル第一弾として支持されています。2018年モデルの主な特徴は、1) 高燃焼効率に貢献するVVA(可変バルブ機構)搭載の124cm3“BLUE CORE”エンジン、2) 乗り心地、足元スペースの拡大に貢献する新設計フレームと新サスペンション、3) 足付きを考慮したシート高765mmのメインシート、4) 高級感のあるLEDヘッドランプなどを採用しました。生産はタイのグループ会社TYM(Thai Yamaha Motor Co., Ltd.)で行います。

※1 車両区分は『第二種原動機付自転車(原付二種)』、運転には『小型限定普通二輪車(AT含む)免許』以上が必要です。
※2ヤマハ発動機株式会社は、“走りの楽しさ”と“燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想として、2014年より“BLUE CORE(ブルーコア)” を掲げています。この思想は高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るもので、「TRICITY125/ABS」のエンジンもこの“BLUE CORE”思想に基づき開発しました。商標登録第5676267号。
※3 LMW=Leaning Multi Wheel。モーターサイクルのようにリーン(傾斜)して旋回する3輪以上の車両の総称。商標登録第5646157号。


【主な変更点】
(1)高燃焼効率に貢献するVVA(可変バルブ機構)搭載の124cm3“BLUE CORE”エンジン
“BLUE CORE”思想に基づき、高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして開発したエンジンを搭載しました。吸気排気バルブを4バルブ化するとともに、VVA機構を織り込み優れた燃焼効率を実現しています。VVAは、吸気バルブの作動を低中速側と高速側で切り替えるもので、トルク特性と燃費に貢献し、高速域で心地よい加速感ももたらします。FIセッティングとの相乗効果で“走りの楽しさ”を支えます。

この新エンジンでは、小型ラジエターとクーリングファンをエンジン右側に、ウォーターポンプは左側に配しボディをコンパクト化、冷却性と広いフットスペースを両立させました。水温に応じた冷却水循環を行う“バイパス式サーモスタット”方式のラジエターは、暖機時間も短く燃費向上に貢献。オフセットシリンダー、ローラーロッカーアーム、小型ACMなど随所にロス低減を図り、良好な燃費の実現に貢献しています。

(2)乗り心地、足元スペースの拡大に貢献する新設計フレームと新サスペンション
新エンジンとのマッチングを図った新設計フレームを採用しました。高速域でも十分な強度と剛性のバランスを確保、足元スペースも広くなりました。リアサスペンションは、ツインチューブ式のショックアブソーバを新たに採用し良好な乗り心地をもたらします。またリアにはグリップ性に優れた130㎜幅タイヤを新たに採用しました。

(3)足付きを考慮したシート高765mmのメインシート
足付きを考慮した新シートを採用しました。滑り難い表皮と良好なホールド性をもつ形状で、ゆったりした足元スペースと相まって優れた居住感とポジションの自由度に貢献しています。(現行比で15mmダウンのシート高)

(4)高級感のあるLEDヘッドランプ
ロービーム3灯、ハイビーム2灯構成のLEDヘッドランプを採用し、現行から継続のLEDポジションランプとの相乗効果により高級感あるフロントマスクを演出します。

(5)その他の新たな特徴
フロントパネル内側には12V・DC電源ジャック付き小物入れを設け利便性を向上、シート下トランクは大容量約23.5LでLED照明も装備、見易いECOランプ装備液晶メーターの採用、ヘルメットホルダー(2個)を採用し利便性を向上、踵部分の自由度が高い広いフラットフットボード、リア周りの一体感を印象づける新デザインのグラブバー/タンデムフットレスト、ニューカラー&グラフィックの採用。

トリシティ125ABS
ホワイトメタリック6(ホワイト)

トリシティ125ABS
ライトシアンメタリック4(シアン)

【従来からの特徴】
(1)ヤマハ独自のLMW機構
旋回時にフロント二輪が車体と同調してリーンするヤマハ独自のLMW機構は、軽快でスポーティなハンドリングと安定感を備える“新しい楽しさ”を実現しています。LMW機構は「パラレログラムリンク」と「片持ちテレスコピックサスペンション」から成り、リーン機能とサスペンション機能を独立させることで、余裕のバンク角とハンドル切れ角を確保しています。

(2)フロント二輪の特徴を活かした個性的デザイン
“SMART FOR ALL”をデザインコンセプトに“エレガント”で“モダン”なスタイルを採用しています。流麗なボディライン、フロントニ輪を強調したフェンダーまわり、ライダーを包み込むようなインナーパネルなどが特徴となっています。

 

トリシティ125
ホワイトメタリック6(ホワイト)

■名称/TRICITY125
■カラー/ホワイトメタリック6(ホワイト)、マットグレーメタリック3(マットグレー)
■メーカー希望小売価格/394,000円(税8%込み)
■発売日/2018年1月20日
■販売計画/1,500台(シリーズ合計/年間、国内)
*メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれていません。

[ お問い合わせ ]
ヤマハ発動機株式会社
TEL/0120-090-819

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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