リリース = 国土交通省
国土交通省では、ヤマハが平成29年6月6日に届け出た、XVS400ドラッグスターなど2車種 計5,291台のリコール情報(4056)を掲載している。
■リコール届出番号/4056
■リコール開始日/平成29年6月7日
■届出者の氏名又は名称/ヤマハ発動機株式会社 代表取締役社長 柳 弘之
■不具合の部位(部品名)
原動機(クランクポジションセンサー)
■基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
原動機において、クランクポジションセンサー内部のはんだ付け部を覆う、保護材の材質が不適切なため、エンジンオイルがセンサー内部へ浸入し、銅線に付着することがある。そのため、渋滞路走行等によりセンサーが高温になると、エンジンオイル成分で銅線が腐食し、最悪の場合、銅線が断線して走行中にエンストやエンジンが始動不能となるおそれがある。
■改善措置の内容
全車両、ステーターコイルアッセンブリを対策品と交換する。
■不具合件数/22件
■事故の有無/なし
■発見の動機/市場からの情報による。
■自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者:ダイレクトメールで通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・改善実施済車には、車わく(車台番号打刻位置付近)にNo.4056のステッカーを貼付する。