リリース = 国土交通省
国土交通省では、ヤマハが2015年6月16日に届け出たマジェスティ及びWR250RとWR250X、計34,024台のリコール情報(3587)を掲載している。発電機の不具合により充電量が減少、そのまま使用を続けるとエンジンが停止して再始動ができなくなる恐れがあるとしている。
■リコール届出番号/3587
■リコール開始日/平成27年6月17日
■届出者の氏名又は名称/
ヤマハ発動機株式会社
代表取締役社長 柳 弘之
(問い合わせ先:お客様相談室 0120-090-819)
■不具合の部位(部品名)/電気装置(発電機)
■基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因/
発電機において、ステーターコイルの耐熱性が不足しているため、当該コイルが高温になると絶縁材が炭化してコイルの一部が短絡することがある。そのため、充電量が少なくなり、そのまま使用を続けると、バッテリーが放電してエンジン不調となり、最悪の場合、エンジンが停止して再始動ができなくなるおそれがある。
■改善措置の内容/全車両、ステーターコイルを対策品と交換するとともに、周辺部品(ガスケット、ワッシャ等)を新品と交換する。
■不具合件数/64件
■事故の有無/なし
■発見の動機/市場からの情報による。
■自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置/
●使用者:ダイレクトメールで通知する。
●自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
●改善実施済車には、車わく(車体番号打刻位置付近)にNo.3587のステッカーを貼付する。
[ お問い合わせ ]
国土交通省
自動車局審査・リコール課
リコール監理室
TEL/03-5253-8111(内線42354)