【リコール】 ヤマハ4モデル計26万台超のブレーキケーブル

掲載日: 2011年10月18日(火) 更新日: 2013年12月11日(水)
この記事は2011年10月18日当時の情報に基づいて制作されています。

情報元 = ヤマハ発動機株式会社

ヤマハは、ギア(BX50/BX50N)、ジョグ(CE50)、VOX(XF50/XF50D)、ビーノ(XC50/XC50D/XC50R/モルフェXC50H)に関するリコール情報を10月18日に発表した。

以下リリースより

ギア(BX50/BX50N)、ジョグ(CE50)、VOX(XF50/XF50D)、
ビーノ(XC50/XC50D/XC50R/モルフェXC50H)に関するリコール情報をご案内します。

この度は、弊社のリコールに関しまして、ご愛用者の皆様には多大なご心配とご迷惑をおかけ致しましたことを、深くお詫び申し上げます。現在、リコール対象車を保有されているお客様には直接ご連絡のうえ、無償修理を実施致しております。ご多忙のところ大変恐縮ではございますが、何卒ご協力賜りますようお願い申し上げます。

リコール届出番号/2837
リコール開始日/平成23年10月19日
不具合の部位(部品名)/制動装置(ブレーキケーブル)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
(1)前輪制動装置において、ブレーキケーブル周りの防水構造が不適切なため、雨天時の走行等により、当該ケーブル内部に水が浸入することがある。そのため、外気温が氷点下の環境において当該ケーブル下部のダストブーツ内に滞留した水が凍結し、最悪の場合、ブレーキ操作ができなくなるおそれがある。

(2)後輪制動装置において、ブレーキケーブル周りの防水構造が不適切なため、雨天時の走行等により、当該ケーブル内部に水が浸入することがある。そのため、外気温が氷点下の環境において当該ケーブル内部に滞留した水が凍結し、最悪の場合、ブレーキ操作ができなくなるおそれがある。

改善措置の内容
(1)全車両、前輪制動用ブレーキケーブル下部のダストブーツを対策品に交換するとともに、(1)-1前輪用ブレーキレバーにカバーレバーが装着されている機種は、カバーレバーの取付け状況を点検して外れているものは修正し、(1)-2カバーレバーが装着されていない機種はカバーレバーを追加する。

(2)全車両、後輪制動用ブレーキケーブル内をエアブローして水分を除去し、後輪用ブレーキレバーにカバーレバーを追加する。

※原文では(1)はマルイチ、(2)はマルニで表記されていますが表示ミスを防ぐためにカッコ表記しています。

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(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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