リリース = ヤマハ発動機株式会社
ヤマハ発動機は今年、ロードレース世界選手権参戦50周年を迎えており、これを記念した多彩なイベントを予定しています。その一環として「ヤマハ・ファクトリー・レーシング」では、6月25日のオランダGP(アッセン)と、7月24日のアメリカGP(ラグナセカ)で、スペシャルカラーリングを施した「YZR-M1 WGP参戦50周年記念カラー」を走らせます。
これに先立ち6月22日(水)にはアッセン・サーキット近くで特別イベントを開催、ディフェンディング・チャンピオンのJ・ロレンソと2010年ルーキー・オブ・ザ・イヤーのB・スピースがこのマシンを披露します。
赤と白を基調にした独特のカラーリングは、「ヤマハ・ファクトリー・レーシング」の伝統的なカラーリングにモダンテイストを織り込んだもので、50年に渡りヤマハのファクトリーマシンに受け継がれるDNAを表現しています。この2戦ではロレンソとスピースはもちろん、チームスタッフのウエア、ピットボックスもこのカラーで統一されます。
J・ロレンソ選手談:
「デザインはとても気に入ったよ。歴史の重みを感じるよね。リードやアゴスティーニが活躍していたときと同じようなカラーリングを今のYZR-M1に使えるなんて最高だ。今年はヤマハにとって特別の年。このカラーリングが幸運を呼び込んでくれるといいね!」
B・スピース選手談:
「このカラーリングで走るのをとても楽しみにしているよ!ヤマハにとってとても大切な年であると同時に、僕にとってはファクトリー・チームでの初シーズン。この記念すべき年に、アッセンと、僕のホームレースになるラグナセカでスペシャル・カラーのマシンを走らせることができるなんて、すごく嬉しいよ。とても綺麗に見えると思うから、早くみなさんに見てもらいたいな」
ヤマハ・モーター・レーシング 北川成人社長談:
「YZR-M1 WGP参戦50周年記念カラーをアッセンとラグナセカで走らせることができ、非常に嬉しく思います。新しくデザインしたレッド&ホワイトは、過去の輝かしい記憶を思い出させると同時に、これから新たな歴史を作っていく力を感じさせてくれます。このマシンでホルヘやベンが優勝するのを見ることができれば、世界中のレース・ファンたちにとっても素晴らしい思い出になると思います」
なお今季、WGP参戦50周年を記念した“50周年記念ロゴ”が、YZR-M1のフューエルタンク、「ヤマハ・ファクトリー・レーシング」のチームウエア、ロレンソとスピースのピット、チームトラックなどに展開されています。また参戦50周年を記念した公式サイトでは、ヤマハのレース活動の歴史、その詳細データを網羅。シーズン中の定期更新もあり、キーパーソンのメッセージやインタビューをコラムや動画で紹介しています。