ヤマハから2010年欧州向けニューモデル 「Super Ténéré」が発表

掲載日: 2010年02月26日(金) 更新日: 2013年12月11日(水)
この記事は2010年2月26日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = ヤマハ発動機株式会社

ヤマハ発動機株式会社は、欧州市場で知名度の高い製品ブランド「Ténéré(テネレ)」の名を冠した1200ccのニューモデル、「Super Ténéré」(スーパーテネレ/XT1200Z)を欧州・豪州市場で2010年5月以降発売する。「Super Ténéré」は、“タフな国境越えを難なくこなすベストツーリングギア”をコンセプトとしたモデルで、世界で最も過酷なラリーのひとつ「ダカール」を1980~90年代牽引し欧州市場にて支持を得ている“Ténéré”スピリットを継承し、長距離ツアラー性能から未舗装路までの走行性、コーナリングでの爽快な走行性など大陸横断ツアーで要求される機能のバランスを高いレベルで実現。新開発の並列2気筒1,200ccエンジンは、車体側面にラジエターを備えることでマス集中化を図った設計としている。またMotoGPマシン開発からフィードバックしたトラクションコントロール機能を搭載、扱い易い操縦性に貢献。さらに、好みに応じて走行モードの2段階切り替えができる機能「YAMAHA D-MODE」、スムーズな制動感でライダーのブレーキ操作を支援するリニア制御ABS、前後連動ブレーキシステム「Unified Brake System」 などライダー操作を支援する様々な技術が投入されている。

2010 年欧州モデル 「Super Ténéré」 主要仕様諸元

全長× 全幅× 全高:2,250mm×980mm×1,410mm
シート高:LOW845mm/HIGH870mm
軸間距離:1,540mm
車両重量:261kg
原動機種類:水冷・4 ストローク・DOHC・4 バルブ
気筒数配列:並列2気筒
総排気量:1,199cm?
内径×行程: 98.0 ㎜×79.5 ㎜
圧縮比:11.0:1
最高出力:80.9kW(110PS)/7,250 r/min
最大トルク:114.1N・m(11.6kgf・m)/6,000r/min
始動方式:セルフ式
燃料タンク容量:23L
燃料供給:燃料噴射式
タイヤサイズ(前/後):110/80R19M/C 59V/150/70R17M/C 69V



(バイクブロス・マガジンズ編集部)

このページの一番上へ

サイトのトップページへ

このページの一番下へ